支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 41人
- 募集終了日
- 2024年8月13日
3歳の肥大型心筋症と闘病中の愛猫ぷちを助けてください。
#動物
- 現在
- 240,000円
- 支援者
- 28人
- 残り
- 2日
春岳院|天下人の右腕 豊臣秀長の菩提寺を未来へ。本堂修繕にご支援を
#地域文化
- 現在
- 7,753,000円
- 支援者
- 365人
- 残り
- 3日
第二期|鉄道発展の礎を築いた最古の電車「京都電気鉄道電車」を守る
#地域文化
- 現在
- 410,000円
- 支援者
- 28人
- 残り
- 76日
【再チャレンジ】FIP(猫伝染性腹膜炎)愛猫を助けてください
#動物
- 現在
- 707,000円
- 支援者
- 108人
- 残り
- 1日
松江城国宝指定十周年|後世に想いを伝える「節目」をみんなで祝いたい
#地域文化
- 現在
- 5,520,000円
- 支援者
- 250人
- 残り
- 17日
猫伝染性腹膜炎(FIP)治療費のご協力をお願いします
#動物
- 現在
- 73,000円
- 支援者
- 16人
- 残り
- 5日
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 40,208,000円
- 支援者
- 1,792人
- 残り
- 16日
プロジェクト本文
■ごあいさつ
私は石川県志賀町能登半島の景勝地「巌門」洞窟の近くで、隠れ家的な小さい土産店パークイン日本海を経営しております有限会社キダニの木谷機夫と申します。
巌門には観光遊覧船が就航しており、周辺には「日本最古の木造灯台」など見どころも多く、有村架純さん主演の映画「リトル・マエストラ」のロケ地としても採用された風光明媚な地域です。
■蛍舞う幻想の中で生まれた「のとほたる」
「このふるさとで地域の魅力を伝えていきたい…」創業以来、その思いをずっと胸にしながらお客様を迎えてきました。
私の実家の近くには、日本一古い木造灯台、旧福浦灯台があります。
ある夜灯台の近くを流れるせせらぎに無数の蛍が舞っていました。その光は幻想的な光景を作り出していて、私はその瞬間ひとつのアイデアが浮かび上がりました。
それは当店が取り組んでいる商品のトンボ玉と同じ光を放っていたのです。
私はこの美しい光景を人々に共有したいという強い願いにかられ、商品に「のとほたる」と命名しました。
蛍の淡い光が新たな希望の光となり、未来への物語が動き出しました。
「のとほたる」は神秘的な青色が印象的で、金沢の銀箔を使ったいわゆるガラスのトンボ玉です。蛍が飛び交う光景からインスピレーションを得て、このアクセサリーのアイデアが生まれました。能登の自然と魅力が息づき、身につける人の幸せの灯になればという願いを込めています。
しかし、令和6年1月1日、能登半島は大地震に見舞われました。
発災直後から、地域の方々は一致団結し、復興に向けて努力を続けてきましたが、地震から半年が経過した今も、まだまだその道のりは険しいものです。少しずつ復興が進んでいる反面、マスコミの方でとりあげられることが少なくなり、忘れ去られつつあるという不安も感じています。
私としても、ただ復興を待つだけではなく、むしろ、私自身が地域の復興に積極的に貢献したいと考えています。その一環として、地元志賀町で広く愛され町民に愛されるイルミネーションイベント「ときめき桜貝廊」を通じて、地域に光を灯し頑張っている能登人の存在を全国の皆様に知っていただきたいと考えています。イルミネーションによって交流人口増を実現すれば、地域に新たな活気をもたらすだけでなく、地域の経済もうるおいます。
今回のクラウドファンディングで、皆さんに能登を忘れないでいただくことで、私たちの商い、私たちの仲間にも恩恵をいただき、復興につなげていければと願っています。皆様、どうかご支援をお願いいたします。
■能登半島国定公園内で隠れ家的な土産店を営んでいます。
「このふるさとで地域の魅力を伝えていきたい…」その思いから観光土産店をはじめ、はや50年が経ちました。
当店は当地域随一の人気を誇る景勝地「巌門」のそばにある小さな土産物店で、日本海を見下ろすことができる絶好のロケーションに立地しています。「能登金剛」と称される絶景が眼前に広がり、迫力の岩壁と澄み切った海の青、そして洞穴を抜ける風の音が、心に響きます。さらに、遊覧船が就航しており、巌門の壮大な眺めを海上からお楽しみいただけます。
店内には小さな工房があり、手作りアクセサリーの制作を間近でご覧いただいたり、ワークショップで、アクセサリーの制作体験をしていただくなど、お土産とともに能登の魅力を体感していただき、持ち帰っていただいています。
■あの日、家族の団らんを打ち壊した能登半島地震
今年1月1日、私は自宅で家族団らんのひと時を過ごしていたときに、最大震度7を観測した「能登半島地震」に遭いました。これまでに経験したことのない、突き上げられるような激しい揺れ…。テーブルにしがみつき、必死に揺れが収まるのを待ち、倒れた家具や割れた食器の隙間を縫って外に逃げだしました。
翌日、私は店舗のことが気になり、早朝に店に行きましたが、周辺の道路は割れ目が入り駐車場入口の道が大きく崩れ、車で通行することはできず歩いて店まで行きました。すると、店内はぐちゃぐちゃ。陳列棚から商品は落ち、テーブルも倒れ、唖然としました。私の知っている美しい風景とは全く違う巌門の姿に愕然としました。 遊歩道は手すりが壊れ、いたるところの崖が崩落しており、大変ショックを受けました。
当店は店舗販売だけでなく、商品を能登一円の主な観光施設に卸ろさせていただいていました。輪島の道の駅千枚田、それから珠洲市の道の駅すずなり、見附茶屋、志賀町の道の駅とぎ海街道、 能登島の水族館、七尾の食祭市場、和倉温泉の加賀屋グループ。そのすべての施設が今回の地震で大きな被害を受け、いまだに営業再開もままならない状態です。
■能登には復興の兆しすらない
発災から半年近くの時が流れました。金沢までは観光客が戻ってきていますが、能登はほとんど戻ってきていません。壊れた住宅や陥没した道路など、気分が滅入ってくるような風景が至る所にあります。工事業者が不足し、誰の手も入ってない状況です。被災しても生活は続いています。能登で観光をなりわいとする私たちが生計を維持していくためには能登に来ていただくことが何より大切なのです。
観光は住民や地域へも好ましい影響を与えます。自分たちの暮らしにスポットが当たることで地域愛が生まれ、異なる文化を持つ人と触れ合うことで地元の魅力を再発見でき、また観光消費によって地域の経済へも波及するなど、その効果は図り知れません。
この地を訪れる人が増えれば増えるほど、滞在時間が延びれば延びるほど、結果として、能登の復興につながります。 当店がいち早く営業再開を果たし、地域に元気をもたらしたいと決意しました。
◼️「のとほたる」を見にきませんか?
私の原風景は蛍でした。商品が生まれるきっかけになったあの日のほたる。
この感動を皆様と分かち合いたいと閃いたのです。
私たちの住んでいる能登半島・志賀町では、毎年「ときめき桜貝廊」というイルミネーションが開催されています。
コロナの影響を受けて中止した年もありましたが、来場者は2万人を超えるイベントに成長していました。その後、コロナの影響を受けて中止した年もありましたが、コロナ禍がようやく収束したと思った矢先に今回の大地震が発生し、今年の開催は危ぶまれています。
このイベントは、志賀町観光協会はじめ、地元老人会や金融機関、商工会のみなさんなど、地域に暮らす住民が数多く運営に参加しており、オープニング当日には約1万5千個ものペットボタルを一気に設置しています。私も観光協会の一員として参加していますが、私自身も感動する素敵なイベントです。
ある一定の暗さになったら点灯し、その後4時間程度で消灯するという仕組みになっています。電動スイッチでいっぺんにパッと灯るのではなく、それぞれのライトが自分で判断して付き始めますので、時間差で灯っていきます。
その光景は蛍の光のようです。このイベントのために毎年志賀町を訪れる方もいらっしゃいます。ある方はプロポーズの場に使ったり、ここにくることで人生を前向きに考えられるようになったという人もお見えです。
光というものの力を感じる。この志賀町でしかできないとても素敵なイベントです。
■資金の使い道
今の街を復興させるためには私はこのイベントは絶対に必要だと考えています。
今回の資金は、観光協会、商工会の方々、地域の事業者の皆さまと共に、イベントを実施するための準備資金として活用します。観光への期待が高まるなかで、仲間の事業者に声をかけて、今年は難しくても来年のイベント開催に向けて、街に働きかけていきます。 ただし私たちは小さな一事業者ですので、経営を続けていくことが前提となります。
店も地震以来、3月までは断水のため休業状態でした。営業再開しましたが、売り上げはほぼゼロです。家族が生活することもままならない状況です。そのため、まずは当店の運転資金として活用させていただきます。
当地域は、お互いがお互いを顧客にし、補完しあいながら暮らしています。言ってみれば日々の暮らしがお互いの生活を支え、なりわいの糧となっているのです。私ひとりが事業を継続していくことができないのと同様に、周りの事業者にとっても私の事業継続は必要です。イベントの実現に向け、仲間とともに機運を盛り上げていく上でも、まずは当店がしっかりと経営を維持し、力を尽くすためのご支援をお願いしたいのです。
【皆様にご支援をいただきたい資金について】
能登半島地震の被災による当面の運転資金:1,000,000円
震災以降の商品キャンセルなど損害の費用は、商品だけでも100万円を超えます。皆様からのご支援金は、商品の材料費をはじめ当面の運転資金として活用させていただきます。
イベントを実施するかどうかは街の総意で決まります。どうか皆様、私たちに生まれ変わる力をください!
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本クラウドファンディングはALL-IN形式で行われます。目的金額満たない場合もクラウドファンディングは成立となり、集まった金額に応じて当初プロジェクトに沿った内容を実行いたします。
目標金額を超えて集まった場合は別途活動報告などを通じて使途のご案内をいたします。
刻々と変わる状況に鑑みて、ページ内記載のプロジェクト内容が変更、遅延する場合もございますが、支援金の返済は行われませんのでご理解のほどお願い致します。一方で、完全に中止となった場合は返金いたします。
READYFOR事務局:本プロジェクトは被災地で実施する緊急災害支援活動の関連プロジェクトです。被災地の情報に公的機関の発言、報道等もご確認ください。
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■私たちが描く未来
地震の発災から4カ月が経過しましたが、店のある巌門周辺の散策道は大きく崩れ、「能登金剛」と謳われた断崖絶壁は無残な姿を見せたままの状態。輪島の朝市は消失し、珠洲の見附島(軍艦島)は一部崩壊しました。
私が大切にしてきた「能登の風景」が傷む状況に今とても心を痛めています。それらの修復は容易なものではなく、観光客の流入が回復するのも今年は難しいと予想しています。
人の流出も深刻です。能登の6市町では発災から2カ月で1400人超が別の自治体に転出しました。私の周りでも一人暮らしのお年寄りは県外の息子さんのところに避難している方も多く、もともと高齢者が多い能登にあって、今回の地震をきっかけに人口流出に拍車がかかることが心配です。人が残らなければ復旧・復興ままなりませんし、地域に活気も戻りません。
先にご紹介した「イルミネーションときめき桜貝廊」。復興への足掛かりとして、まずはこのイベントを今年も開催が実現できるよう働きかけたいと思います。
このイルミネーションのブルーは海に差し込む月明りを、そしてピンクは波打ち際に寄せられるさくら貝をイメージし、ともに当店のオリジナル商品「のとほたる」と「さくら貝アクセサリー」を想像させる情緒的な灯りです。
この光を震災によって光を失った当地に灯し、被災した人々に笑顔の花を咲かせ、復興へ向けた明るい希望を届けたい。幸い、私には地域の中に同じ観光に携わり、地域を愛する仲間がいます。そんな仲間と連携し、協力し合えば、きっとイベントは実現できる。そう確信しています。
■最後に
地震発生以降、これまで被害の全容が明らかになるにつれ、あきらめの気持ちが湧いてくる瞬間が何度もありました。けれどもそんな私を奮い立たせてくれたのは、「共に頑張ろう」と声をかけてくれた取引先の方や、今までに当店を訪れたことのあるお客様や県外で暮らしている地元出身者などからいただく応援メッセージでした。
「和倉温泉は必ず復興しますので、それまで能登をあきらめず、共に頑張りましょう!」「昨年、帰省した際にも、楽しいお話を沢山聞かせて頂きました。今年も必ず伺いますので、それまでどうぞお元気で。」「親子で優介さんにキーホルダー作りを体験させてもらい、今もとてもいい思い出になっています。営業再開されたら、ぜひまた参加させてください。」
そうした声に背中を押され、能登の復興を目指してこのプロジェクトを立ち上げることにしました。インフラの復旧、なりわいの再建、更なる過疎化など、問題は山積し復興への道のりは険しいものですが、震災に打ちひしがれた今だからこそ、明るい未来を築くべく、夢を見なければなりません。
イルミネーション「ときめき桜貝廊」によって交流人口増を実現すれば、地域に新たな活気をもたらすだけでなく、地域の経済もうるおいます。一方で、当店も自社のオリジナル商品「のとほたる」の制作と販売に力を注ぎます。そして、やがて再開する取引先にも「蛍のように能登一円に飛んで行き、様々な場所に光を灯す」よう願いを込めて商品を届けます。
今回プロジェクトのリターン品として「のとほたる」を採用することにしました。
もちろん皆さまからいただくご支援のお礼になればという思いもありますが、私としては「のとほたる」を贈ることで、復興への強い意志を示し、皆さんと「必ず復興する」というお約束のしるしにしたいと考えています。お一人お一人のご支援が私たちの心の灯火となり、地域を超えた連帯の絆を築き上げます。蛍のように光を広げ、復興の輪を広げていきたい。そして私は能登の人々と再び創りあげていきたいのです。
※プロジェクト成立後、天災等ややむを得ない事情によりイベントが開催できなかった場合は延期となります。
※ときめき桜貝廊のイベントについての記載は、富来商工会様より許可を得て掲載しています。
※本プロジェクト内に使用される画像、動画は全て富来商工会様より掲載許可を得たものです。
- プロジェクト実行責任者:
- 木谷機夫(有限会社キダニ)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年1月1日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
能登半島地震の被災による当面の運転資金(店舗運営費、のとほたる商品の開発費)として使用させて頂きます。
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プロフィール
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リターン
5,000円+システム利用料
5千円 返礼品ご不要な方
感謝のメールをお送りします。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
5,000円+システム利用料
5千円 お礼品 のとほたるペンダント
感謝のお品として【のとほたる】ペンダントをお送りいたします。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
5,000円+システム利用料
5千円 返礼品ご不要な方
感謝のメールをお送りします。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
5,000円+システム利用料
5千円 お礼品 のとほたるペンダント
感謝のお品として【のとほたる】ペンダントをお送りいたします。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月