プロジェクト概要

危機に瀕した里山を再生し、暮らしを豊かにする竹パウダーの自家用の製造機械を開発しその制作方法を公開します!

 

はじめまして!NPO法人トージバ・バンブーファクトリーPJの青木秀幸と申します。私が暮らす千葉県神崎町では、年々狭まる里山で拡がり続ける荒廃した竹林が、農業に悪影響を与えたり、生物多様性を低下させ土砂崩れを招いたりして里山環境を悪化させています。この状況を食い止めるには竹を間伐し日常的に使っていくことが何より求められます。そのような中で私たちは土壌中の微生物を活性化し、美味しいお米づくりや野菜づくり、生ゴミ分解等に優れた効果を発揮する「竹パウダー」を作っていこうと考えました。しかし残念ながらその製造機械は高価で町内になく気軽に使えない現状にあります。

 

そこで竹パウダーを身近なモノとし暮らしに活かしていけるように、ローコストの自家用「竹パウダー製造機」を開発し、制作方法を公開して竹パウダーの作り手を増やしていきたいと思います。それによって手に入れやすくなる竹パウダーを我々以外の多くの人たちにも暮らしの中で日常的に使ってもらい里山貢献にもお手伝い頂けたらと考えています。 しかしながら竹パウダー製造機の制作にかかる材料費や工作費、作り手使い手育成のワークショップ開催にむけた教材作成費等が不足している状況です。

  

本チャレンジを進めていくためにも、どうか皆様のご支援をいただけないでしょうか!
 

(千葉県の小さな町から里山再生の新たなチャレンジがはじまります!)

 

 

 

価値が見失われ消えてゆく里山と荒れた竹林、そして不法投棄される家庭ゴミ。神崎町では未来にむけて、こども達に残せる里山がなくなってきています。その状況をなんとか好転させたいのです!


千葉県神崎町は、県の北東部に位置し、約20k㎡の町域に豊かな水源のもと水田を中心とした里地里山が拡がるのどかな農村地域です。しかしその里山が危機に瀕しています。里山を構成する丘陵や谷津は面積が40年間で激減する一方で、町内にある63ケ所の竹林の9割近くが管理の行き届いていない状況です。つまり、狭まる里山の中で荒廃した竹林が拡大している瀕死の状態と言えます。

 

(左は1975年、右は2010年の地形の様子。いたるところで丘陵が消失。)

( 土取された後の痛々しい風景 )

 
荒廃し拡大する竹林は、生物多様性の低下や土砂崩壊防止機能、農地の生産力、樹林地の二酸化炭素吸収機能を低下させるなど里山環境を悪化させます。さらにそこには家庭からのゴミが不法投棄されるといった悪循環を招きます。
 
竹林が荒廃する要因については、従来暮らしの中で消費されてきた竹材やタケノコが、プラスティックや、輸入産のタケノコに変わって使われなくなるといったライフスタイルの変化による要因、また地域内では地主の高齢化、無名化といった管理者側の要因があるようです。里山再生にはこのように遠ざかってしまった竹林とヒトとの関係の再生が必要不可欠と言えます。そのためにも竹林の竹を日常的に使っていく新たな使用用途が何より求められます。

 

(広葉樹林地を犯す竹、荒廃した竹林、家庭ゴミの 不法投棄の現場)

 

 

 

荒れた竹林を宝に変える竹パウダーとその発酵作用を暮らしの中で活かせる作り手・使い手を、製造機械の開発(道具づくり)やワークショップ(ヒト育て)を通じて増やすことから始めます!

 

未来にむけて子供たちに残せる里山がなくなってきている地域の現状を少しでも好転させていきたい、そのような思いを胸に第一歩を踏み出します。

 

    (  未来にむけて、こども達に何を残してあげられるのか... )

 

注目したのは竹パウダーの持つ発酵力。使って感じる竹パウダーの可能性

 

竹パウダーの活用法はとても多様です。 農業利用は一般的で、竹パウダーは土壌のミミズや微生物の発生を促し、野菜の“美味しさ”や“収穫量”をアップする効果も多数報告されています。また家庭の生ごみコンポストの資材としても分解効果や消臭効果を発揮し“家庭ゴミの削減と里山保全に貢献する”ものとして、福岡の主婦グループや一部の行政機関によってその利用が推奨されています。しかしこれらの竹パウダーの効!果について広く世の中で知られているとは言い難いのが現状です。

 

そういった中でNPO法人トージバでは、竹林整備の傍ら間伐材でもっと竹パウダーを作っていこう、みんなでもっと使っていこうと考えました。既存の竹パウダー製造機をレンタルして竹パウダーを作り、その発酵作用も含めて新たな使い方や愉しみ方、例えば発酵熱を体を温め免疫力を高める自家用発酵風呂で利用したり、熱変換して台所用の温水にして取り出そうと試みたりして、その可能性を探ってきました。

 

(ウリ畑と竹パウダー、コンポストトイレ、発酵熱を愉しむ発酵風呂)

 

 

身近な素材「竹」から作れる竹パウダーが気軽につかえない!?

 

しかし竹パウダーは、竹といった原料の身近さとは裏腹に、日常的に作って使っていこうとすると、市販の製造機は高価(100万円~)で所有するのが難しく、パウダーを買おうとしても販売価格が高く入手先も限られるために、現状では気軽に使えるものでないことが解りました。

草の根的に竹林を整備し、竹パウダーを暮らしの中で活かしていこうとするNPO、地主、農家そして生活者にとって身近な資材となりきれない理由はそこにあるのではないか私たちは考えました。

 

 

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ローコストで標準化され、家庭からの廃油で動かす「竹パウダー製造機」を開発します!

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そこで私たちが目指した「竹パウダー製造機」は、あくまでも自家用レベルとして、機能を限定したローコストな機械です。使用する材量は、NPOの視点からも、開発後の普及を考えているので、なるべく誰でも手に入る市販のモノを使って、そのプロセスも第3者が制作マニュアルをもとに独自に作っていけるように標準化したものにします。

またこの製造機を動かす燃料は,家庭から廃棄される天ぷら油等を精製した「BDF」(バイオディーゼルフューエルの略。軽油代替燃料)を使用できるような仕様を検討しています。これによって「家庭から出る廃棄物を燃料にして竹林を整備できる」ようになり、家庭ゴミの排出量削減や未利用資源の有効活用にも貢献できるようにします。

 

(隣町の農家さんが鉄工所に作ってもらった竹パウダー製造機と

「トージバ版」の製造機づくりにむけたポイント)

 

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[竹パウダーを作れて・使えて・愉しめるようになるワークショップ]も開催!

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多くのひと達に竹パウダーを暮らしの中で活かしてもらうべく、竹パウダーを作れて、使えて、愉しんでいける「術」を学ぶワークショップも開催します。

 

■開催日時

2015年2~3月(1日コース) 計2回 実施予定

 

場所
NPO法人トージバ千葉事務所『発酵古民家と~じ舎』(千葉県神崎町)

 

プログラムの内容
▼「竹パウダー製造機」解体ショー&身の回りの道具を使った竹パウダー造り体験【作る術】

完成している竹パウダー製造機の構造を理解するために、パーツをそれぞれ外して行き、その構造と役割を学びます。同時に開発秘話を紹介し、さらなる機能向上にむけた参加者間の意見交換の場を設けます。

 

▼杉や竹の間伐材、廃材を使った「生ごみコンポスト」づくり【使う術】

ゴミの最終処分場をもたない神崎町では各家庭からのゴミの排出量削減に必死で取り組んでいる最中で、各家庭での生ごみコンポストの使用も推奨しています。それを踏まえて竹パウダーを家庭で使用していく道具として間伐材を使った「生ごみコンポスト」を自作する内容を盛り込みます。

 

▼発酵古民家「と~じ舎」の竹パウダーを使った自家用発酵風呂、コンポストトイレなどを体験「と~じ舎発酵エネツアー」【愉しむ術】

NPO法人トージバの活動拠点となる古民家で、竹パウダーなどの発酵作用を利用したコンポストトイレや自家用発酵風呂を体験しそのエネルギーの発現原理と活用術を学びます。

 

  (WSイメージ:参加者は対話を通じて想像力がかりたてられます)

 

 

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今回いただいた皆様からのご支援は

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 ① 自家用竹パウダー製造機の制作にかかる材料費・工作費 
 ② ワークショップの運営費
 ③ 各種教材作成費(3種類)
 ④ 生ごみコンポスト等の試作材料代など、

 の一部として大切に使わせて頂く予定です。

里山や竹林とヒトとの新たな関係づくりの第一歩をスタートするためにどうぞご支援をお願いします!

 

 

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■ 引換券について ■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ご支援いただいた皆様には下記の引換券をお送りします。

 

A)竹紙のサンクスレター

 

Bお試し発酵竹パウダー(1kg)

 ※入浴剤として愉しめる「ティーパック」付き。
 ※使用解説書『竹パウダー暮らしに活かす術』(生ゴミコンポスト、ぬ

  か漬け床など)

 

 

 

C)旬のとれたて有機野菜セット[おまかせセット]&[おまかせミニセット]

おまかせセット(3~4人分)

根菜(500g位)葉物類(300g位)の野菜を8種類位詰め合わせてお届けします。(内容例.里芋・大蔵大根・人参・ターツァイ・ねぎ・ヤーコン・ほうれん草・小松菜・大かぶ・生落花生 H25.2月)

おまかせミニセット(1~2人分)

おまかセットの約半分の量です(下記イメージ写真参照)。

 

(竹パウダーを使って育てた野菜も入れさせて頂きますのでぜひお楽しみください)

      *「南実の音農園」&「三里塚ワンパック野菜」(配送窓口)
          HP  http://www11.ocn.ne.jp/~onepack/onepack.html
              Facebook https://www.facebook.com/onepackyasai

 

 

D)「竹パウダーを作れて・使えて・愉しめるようになるワークショップ」への招待券

※教材『自家用竹パウダー製造機 製作奮闘記 』(図面付き)

※トージバ主催の各種ワークショップへの振り替え可(1日券として、平成27年度有効)

 

 

 

E築170年の発酵古民家「と~じ舎」 宿泊券(1泊2食付き)

※竹パウダーの発酵熱を利用した自家用発酵風呂で温活を。
※食事は「南実の音農園」の野菜を中心とした玄米菜食中心の食事をご用意致します。

 

 

 

F自家用「竹パウダー製造機」の1日レンタル券

※1日200kg程度以上のパウダー制作能力を想定。
※運搬費、燃料費は各自でご負担頂きます。

 

 

 

おわりに....

 

私は日本の里山と竹林の再生には、(実際のところ経済的なインセンティブも重要かもしれませんが)個人や家庭と里山が暮らしの中でつながる関係づくりこそ大切だと考え、それができてこそ真の再生につながっていくものと考えています。

それにむけて、神崎では、本プロジェクトを契機にこれまでの荒廃した竹林に家庭ごみ等が不法投棄されてしまっていた「負の連鎖」を、家庭から出る廃棄物で竹林を整備し竹パウダーと廃油の有効活用で家庭ごみの排出量を低減していく「正の連鎖」へ好転できていくといいな、と思っています。

 

 

(竹パウダーの暮らし活用による里山とヒトとの新たな関係性のイメージ)

 


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