Travel For All. 障がい者でも気軽に参加できるツアーを作りたい

支援総額

826,000

目標金額 750,000円

支援者
98人
募集終了日
2019年5月27日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

~達成のお礼とネクストゴールについて~

 

みなさまの温かいご支援のお陰で、目標の75万円に到達することができました!本当にありがとうございます。🏝

 

プロジェクト開始当初から多くの方の支えがあり、達成することができました。 それに十分お応えできるように、しっかりとプロジェクト遂行しようと改めて身を引き締めたところです。

 

クラウドファンディングの日数がまだ若干残されていることから、次のゴールを設定させていただきたいと思います。

 

【これまでご支援いただいた75万円の使途】

当初の予定通り、サポーターにかかる費用、現地ツアー催行時安全面配慮に必要な備品調達、学習資料の制作費や現地障がい者施設訪問時のお土産などに使わさせて頂きます。

 

【次のゴール設定125万円までの資金の使途】

現行の活動を継続し、まずはより人の目に届くようなホームページ作成資金として使わせていただきたいと思います。

 

「Travel For All」というコンセプトを、見やすく、分かりやすいホームページにして、多くの方へ知っていただき、今まで機会がなかった方へその機会を提供できるようなページにしていきたいと思っています。

 

皆さまの温かい応援と励ましのお言葉を胸に、これからの活動のエネルギーとしてさらにチャレンジを続けていきたいと思いますので、より一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

Travel For Allプロジェクト代表 ごうだあきら

(2019年5月22日追記

 

 

さまざまな“障がい”を持つ全ての子どもたちへ原体験を!

 

初めまして、合田暁良(ごうだあきら)と申します。私はこれまで、JICA青年海外協力隊でラオスに算数科教諭、ケニアでNGOに従事し水・衛星・建築・教育に携わり、インドネシアでは日本人学校の教諭をしてきました。

 

帰国後は、国内の様々な特別支援学校で教諭として働き、主に知的障害児、肢体不自由児の教育に携わってきました。

 

そのときよく耳にしたのは、

 

「旅行に行きたいけれど、子どものことを考えると二の足を踏んでしまう・・」

 

というお母さんたちの言葉です。


障がい者のご家族は旅行に行きたいけれど、その機会がないということを知り、障がい者とその家族が参加できる「セブ島旅行ツアー」を企画しました。

 

これまでの私の経験を、“障がい”が理由で旅行の機会がない方々へ還元したいと思っています。


障がい者が飛行機に乗るときは、ほとんどの場合同行者が必要であるといわれます。同行者がいない場合は、トラベルサポーターを依頼し、旅行に同行してもらう場合もあります。


今回のツアーは、ご家族の負担を少しでも減らすため、参加家族1組ごとにトラベルサポーター1人をつけ、ご家族にも旅行を楽しめる機会を作りたいと思っています。

 

皆さんからご支援は、トラベルサポーターに必要な費用や、現地で使用する障がい者のための物資の購入費として、使わせていただきたいと考えています。

 

ツアーに参加されるご家族の負担を軽減するためにも、皆さま、どうかご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

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ケニア訪問時の写真です。

 

 

“障がい”というものが常に寄りっていた人生

 

今回、「セブ島旅行ツアー」を企画したのは、私自身がセブ島の在住経験があったからです。

 

私は、国内の特別支援学校で働くうちに「もっと特別支援教育の専門的な知識を得たい」と思うようになりました。

 

ヨーロッパの大学院を志ましたが当時英語力に課題があったため、フィリピンのセブ島で語学留学をすることにしました。

 

そんなフィリピン滞在中、ふとした機会で出会った日本のIT系旅行ベンチャー企業の計らいで、現地運営のマネージャーとして、一から法人化するまでを経験させていただきました。

 

セブ島のベンチャー企業で働いていた時の様子。

 

そのベンチャー企業はユニークで、参加条件などを設けず、全てのニーズにお応えすると決め、運営していました。

 

そのため、ある時聴覚障がいの方が「私たちも参加できますか?」と問い合せがあり、ツアーに参加したことがありました。

 

筆談アプリやスケッチブックなどでコミュニケーションを取り、スケジュールや注意点などをお伝えしました。実際にツアー中には、他のお客様とも筆談アプリなどでコミュニケーションが始まり、グループとしての一体感が生まれたのが今でも印象的です。

 

この時ふと、自身の背景には障がいという問題が常に寄り添い、どうにか乗り越えられないか、と課題を持っていた自分に気づきました。

 

というのも実は、私が大学卒業後すぐ、長年躁鬱病を患っていた父に続くように、母もまた統合失調症を患いました。


1年間の看病の中、障がいそのものが抱える問題とともに、家族や親族など周囲の人たちの苦労を目の当たりにしました。家族の状況が心配で、自分は外出もままならない状態が続きました。

 

病院や施設の利用をするまでの間、自分なりの余暇活動を見出しては続けていましたが、大好きだった旅行に行くことは考えることができませんでした。

 

ベトナムの孤児院に訪問時の様子です。

 

 

障がい者が旅行に気軽にいけない社会

 

障がい者やその家族が気軽に旅行に行くことは難しいことです。例えば、車イスなど身体的に1人での行動が制限される方の場合、必ず付き添いの方が一緒でなければなりません。

 

飛行機内での移動が1人でできない場合は、客室乗務員の補助が必要なため事前に申請が必須となっています。

 

知的障害や高次脳機能障害などコミュニケーションに介助が必要な場合には、トラベルヘルパーや知人が同行することが義務付けられています。そのため、2人分以上の旅費が必要最低限となります。 

  

また、HP上ではツアー参加可能と謳っていたとしても、断られるケースもあるため、経験上旅行を敬遠することが多くなってしまっています。

 

みなさんも経験はあると思いますが、家族で旅行、それも海外旅行に行くということは楽しい思い出になるはずです。障がいを理由に旅行に行けないなんて、何か間違っているように思いました。

 

今回のツアーを通じて、障がい者やその家族に、“障がい”が旅行の機会を減らしているわけではないことを知ってほしいと願っています。

 

何が課題なのかを知ることで、いろんな方に旅行をもっと身近に感じてもらえるようなツアーにしたいと考えています。

 

そして、参加してくださった方々に、セブ島の海と料理、文化体験など、最高の思い出を作っていただきたいと思っています。

 

将来的には、障がいがある方に特化した旅行プランを定期的に行い、継続して活動できればと考えています。

 

今回のツアーに参加予定の子どもたちです。

 

 

障がい者も、そのご家族も楽しめる旅行を届けたい

 

今回、私が企画するツアーは、障がい者、そのご家族のためのものです。障がい者には今まで経験するのが難しかったことを体験できる機会に、ご家族には普段行くことが難しい旅行を体験できる機会にしたいです。

 

一度、旅行体験をすることで、その後積極的に旅行に行く素地を養ってほしいと願っています。

 

そして、障がい者のコミュニティでの話題となり、他の障がい者家族が旅行に行くきっかけ作りになってほしいです。

 

ゆくゆくは障がいがあったとしても家族と気軽に旅行に行けるような社会にしていきたいと思っています。

 

インクルーシブ海外旅行ツアー」

ツアースケジュール

1日目:到着、ホテル泊

2日目:ジンベイザメとシュノーケリング

3日目:特別支援学校(施設)訪問

4日目:アイランドホッピングとシュノーケリング

5日目:帰国

 

2019年7月下旬を出発予定。

※万が一実施できない場合は返金を予定していますが、すでにチケットを購入していた場合は、一部の返金になる可能性もございます。

 

 

 

資金の使い道

 

皆さまからいただいた支援は、トラベルサポーターにかかる費用、VRやモニターなどの購入費、現地ツアー催行時に安全面配慮に必要な備品調達、学習資料の制作費に充てさせていただきます。

 

通常トラベルサポーターを要請する場合、障がいの度数によって異なりますが、海外旅行の同行となると1日宿泊込みで3.5〜4.5万円ほどかかります。今回のツアーのような日程ですと16〜20万円ほどかかった上に、航空券やホテル代、ツアー料金もかかってしまいます。

 

そこで今回はトラベルサポーターの費用を、皆さまのご支援で使わせていただきたいと考えております。

 

ツアー参加者の学生を対象にした学習資料を用意し、学びの場を創っていきます。現地の障がい者施設に訪問して、現地の方々との交流の場を作り普段体験できないことをことを提供しようと考えております。


VRやモニターは、当日やむを得ない理由で実際のアクティビティに参加できない場合に使用し、アクティビティを疑似体験できるようにします。

 

参加者の中には小学生や中学生のご家族もいるため、船の乗り降りや車の乗車時の負担軽減が可能なハシゴやクッションも購入をします。

 

今回の旅行が参加者にとって、有意義な時間になるよう環境整備をしていきたいと考えています。

 

障がいのある人にもっと旅行の機会を

 

私は、このプロジェクトを立ち上げるにあたって、多くの方へ相談しました。


「旅行に行っても他の方に迷惑がかかるから・・」

と、言って旅行を諦めている方もたくさんいましたが、多くの方は本心では「旅行をしたい」と、思っていることを知りました。


今回、タイミングや資金の問題で参加できなかった方々もいらっしゃいます。今後は、そんな方々も将来的に参加できるよう、環境整備やツアー企画をしていきたいです。


そしていずれは、セブ島に障がいに特化した旅行会社の立ち上げ、旅行を通じたインクルーシブの場を体現できればと考えています。障がいあるなし関係なく、ツアーに参加していただき、同じ体験を通して障がい者のことをもっと知ってもらいたいです。

 

今回がその第一歩となります。皆さま、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

今回ツアーに参加予定の子どもです。

 

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プロフィール

北海道生まれ。元特別支援学校教員。知的障害、肢体校勤務。JICA青年海外協力隊、ケニアNGO、インドネシア日本人学校経験有。フィリピンセブ島ではIT系旅行ベンチャー企業の法人立ち上げに従事。2019年8月よりスウェーデンの大学院(特別支援教育)進学予定。 【資格&趣味】 ーTESOL、レスキューダイバー、ER(Emergency Responder) ー英語(海外大学院合格程度)、タイ語、ラオス語、インドネシア語は日常会話であれば可。 ー読書(三島由紀夫、ジョージオーウェル)、写真、ドローン撮影、書道、大道芸(ジャグリング、けん玉、ディアボロ) ー北海道出身のため、ハンター試験も年内取得予定(猟銃、罠猟)

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リターン

10,000


《おすすめ》ツアー活動報告書お届けコース!

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■サンクスレター
参加者の写真とコメントを載せたものを郵送便にて送付させて頂きます。

■活動報告書
プロジェクトの内容をまとめたレポートをメールにて添付いたします。

■学習資料
今回のツアー参加者向けに製作した学習資料をメールにて添付いたします。
小学生、中学生が対象の内容です。

支援者
33人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

3,000


気軽に応援コース!

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■サンクスメール
参加者の写真とコメントを載せたものをメールにて添付させて頂きます。

支援者
41人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

5,000


ツアー写真お届けコース!

ツアー写真お届けコース!

■サンクスレター
参加者の写真とコメントを載せたものを郵送便にて送付させて頂きます。

支援者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

30,000


プロジェクト応援コース【3万】

プロジェクト応援コース【3万】

■サンクスレター
参加者の写真とコメントを載せたものを郵送便にて送付させて頂きます。

■活動報告書
プロジェクトの内容をまとめたレポートをメールにて添付いたします。

■学習資料
今回のツアー参加者向けに製作した学習資料をメールにて添付いたします。
小学生、中学生が対象の内容です。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

50,000


プロジェクト応援コース【5万円】

プロジェクト応援コース【5万円】

■サンクスレター
参加者の写真とコメントを載せたものを郵送便にて送付させて頂きます。

■活動報告書
プロジェクトの内容をまとめたレポートをメールにて添付いたします。

■学習資料
今回のツアー参加者向けに製作した学習資料をメールにて添付いたします。
小学生、中学生が対象の内容です。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

100,000


プロジェクト応援コース【10万円】

プロジェクト応援コース【10万円】

■サンクスレター
参加者の写真とコメントを載せたものを郵送便にて送付させて頂きます。

■活動報告書
プロジェクトの内容をまとめたレポートをメールにて添付いたします。

■学習資料
今回のツアー参加者向けに製作した学習資料をメールにて添付いたします。
小学生、中学生が対象の内容です。

■報告会開催
活動内容をまとめた報告会を行います。日時場所等はご相談させてください。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

プロフィール

北海道生まれ。元特別支援学校教員。知的障害、肢体校勤務。JICA青年海外協力隊、ケニアNGO、インドネシア日本人学校経験有。フィリピンセブ島ではIT系旅行ベンチャー企業の法人立ち上げに従事。2019年8月よりスウェーデンの大学院(特別支援教育)進学予定。 【資格&趣味】 ーTESOL、レスキューダイバー、ER(Emergency Responder) ー英語(海外大学院合格程度)、タイ語、ラオス語、インドネシア語は日常会話であれば可。 ー読書(三島由紀夫、ジョージオーウェル)、写真、ドローン撮影、書道、大道芸(ジャグリング、けん玉、ディアボロ) ー北海道出身のため、ハンター試験も年内取得予定(猟銃、罠猟)

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