【第18話 パンクラスでの戦い】

【8月に格闘技ジム作ります】

トップインストラクターを務める私のアニマルヒストリーをお話します。


プロ初勝利をして、自信をつけた私はとにかく勢いがあったと思う。どんな相手でもかかってこい！と思えるほど、前向きだった。

試合をすればプラン通りに戦うことが出来て、強くなっている実感があった。
それは常に練習がいい状態で出来ているからだったと思う。

毎日朝10時からと午後練習を週に5日びっちりやり、空いた時間にアルバイトを詰めると、他にやることも考えられないくらいに毎日が充実していた。

練習パートナーがいるということは本当にありがたいことである。
TEAM TACKLERには全力で向かっていける強い重量級の練習パートナーがいてそれが自分が強くなれた一因で間違いない。

そのおかげで試合で自分より大きな相手に向かっていくときも臆することなく戦うことが出来た。そしてパンクラスでの連勝を生んだ。

MMAを始めて3年ほど経った頃、この練習環境がなくなることになった。
他で練習するあてもない中、MMAをやっている学生時代の友人がオーストラリアにいることを思い出し、訪ねることにした。


『次回、オーストラリアの旅』


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