READYFOR
クラウドファンディングとははじめるさがす
購入型
成立

"投資家"と"社会起業家"の新しい関係性を産む財団をつくる。

加藤轍生

加藤轍生

"投資家"と"社会起業家"の新しい関係性を産む財団をつくる。
支援総額
3,521,000

目標 3,000,000円

支援者
93人
残り
終了しました
プロジェクトは成立しました!
21お気に入り登録21人がお気に入りしています

21お気に入り登録21人がお気に入りしています
2015年03月08日 13:46

WIAという名前について

闇鍋のような場から生まれる蠢き

 

昨日は少し、開いた場を設けさせて頂きました。現代アートから、ビジネス、心理、新興国/途上国展開まで異分野の先駆者として、活躍している方々と出会い、そこから考えるというデザインを試みました。

 

ゲストにお願いする方には、半分ホスト側のような感覚でお願いしていますとお伝えしつつ逆に言われたのは、「闇鍋」のような何かを企んでいるのですね、と。

 

 

 

適正な多様性。もしくは、多様性そのもの価値を信じること

 

ところで話が飛ぶのですが、全員が手話を使えるという場所がかつてあったそうです。そこでは、聴覚障害が遺伝的に多発してしまい、二十五人に一人が耳が聞こえないという背景があったと。

 

この事例を紹介する書き手はこのように続けます。「おそらく、自分と暮らしを一にする家族にろう者がいれば、必要にせまられて手話を解するようになるであろう。それを前提とすると、二五人に一人の割合でろう者がいれば、手話言語の使用者はそれよりはるかに多い割合となる。そして、一度健聴者の多くが手話言語を解するようになると、手話を解さないことは大きなハンディキャップとなる。人々が集まって、手話言語を用いて会話しているときなど、話の輪に入れなくなってしまうからである。」

 

そして、著者は次のように締めくくります。「二五人に一人というと、クラスに二人である。音声言語と手話言語の同時通訳をつけた授業があってもいい。『みんなが手話で話す学校』は決して夢物語ではない。想像力と胆力があれば、実現可能ではないだろうか。」(松井彰彦、川島聡、長瀬修編著 2011 p21)

 

何が言いたいかというと、適正な多様性の水準、もしくは、マイノリティ、マジョリティの均衡というのはあるのではないか?とこの小さな事例から考えさせられたのでした。

 

そんなことを考えながら、昨日の場のデザインを考えていたのですが、とある参加者の方から、「多様性そのものが目的ですよ」と。なんか、そういう言葉が漏れるような場であったり、もしくは、マジョリティの無意識的な引力を崩す何かというのを埋め込めば、もっと変えられるものがあるかもしれないなと、大阪でホームレス支援を行う川口加奈ちゃんの活動を聞きつつ、思っていたのでした。

 

マザー・テレサは「愛の反対は無関心だ」と話しましたが、出会ったことのない誰か、もしくは、怖くて話かけることも、話しかけたもわからない「他者」や「異人」に対して、いきなり愛を向けるのは難しくても、彼らも同じ人間だよね、ということへ、関心を向けていくことはできるのかもしれません。(僕はホームレスの問題は、ホームレスの問題ではなく、中産階級や富裕層が排除してきた問題の集積として理解した方がいいと思っています)

 

川口加奈ちゃんのアドバイスによると、ホームレスのおっちゃんを見たら、ミカンとカイロを!って話していたので、一人なるほど!と思ってしまい、今度やってみようかなと思います。寒い冬にはカイロがあるといいですよね。

 

World in Asiaという名前について

 

さて、本題に戻ると。World in Asiaという名前を使い始めた契機について少しご説明をしておきたいなと思っています。

 

日本人、もしくは、アジアの多くの国々の中でも、「世界」を自分や国々の外側に求める傾向は強かったように思います。そう、World in Asiaという名称にこめられた提案は、自らの世界にまず目を向けてみようよという一点です。

 

これは、日本にいち早く「社会起業家」という精神を持ち込んだいのさん(井上英之、慶應義塾大学 特別招聘准教授)に付けて頂いた名前でもあります。(ちなみに、アジア諸国の中でも、日本の動きや社会起業家をめぐるシステムの動きは、ずっと早く、しなやかなものとして動いているというのが個人的な実感です)

 

2011年の3月11日に震災が起こり、何かができないかと話を重ね、現地に赴く中で、国境を越えて支援を募り、現地の社会起業家たちの活動を支えるということを決め、World in Asiaという社団法人を2011年9月11日に設立し、活動を始めました。

 

いのさんはかつて、こんなふうに問いかけています。

 

当然のことだが、世界とは「外国」のことではない。それは、外に何かを求めるのではなく、等身大の自分に、素直に問い、動き出していく。その延長にある、今の世界は当然のごとく、日本だけでは成り立っていない。今、この日本に立っている自分が、出会ってしまった関心をなんとかしたい。その自然な連続として、世界とのつながりがある。展開がある。若き社会起業家たちの姿を見ていると、そういう時代に来ているのだと感じる。

 

自分が出会った関心の先に、世界とのつながりがある をちこち 32号より抜粋

http://www.wochikochi.jp/pdf/2009/12/wk32-22-25maskLight.php

(元の文章もこの一節を切り取りたくないくらい素晴らしくて。是非一読を!)

 

辺境と中心の相互学習、辺境と辺境をつなぐこと

 

さて、今回の話は脈絡がないようで、多様性という視座の上では、貫徹している題材でもあります。いのさんが話すように、多様性を認めることは、内側にある可能性を認めることでしかない、という感覚は「辺境から世界を変える」と題した、著書を書き上げる際に確認したことでもありました。

 

2011年の僕はこんなことを記しています。

 

「太陽光発電のランプがあれば、汚い空気を吸わずに済む。市場にアクセスできれば、必要な薬品を手に入れることができる。何も変えないほどに貧しくとも寄付で救われるかもしれない。安全な水があれば症状を悪化させなくても済む。伝統医療は喘息を治すことができたかもしれない。遠隔教育が普及していれば、病気で身動きできなくても素晴らしい教育を受けることができる。マイクロファイナンスで所得を向上させることができれば、選択肢は大きく広がる」 (「

辺境から世界を変える」あとがきより抜粋)

 

この一節は、公害病患者としてのアイデンティティを受け入れる過程で描き上げた一節です。公害のような広域的で複雑な因果関係を持つ社会問題を、個人が本当に変えられるのだろうか。そんな疑問を持ち続けていた僕に対して、出会ったアントレプレナーたちは、まずは変えてみることから初めてみたらどうか?と提案をします。そして、彼らは、たとえ、小さな一個人であれど、貫徹する意志を持ち続け、10年をかければ、社会という複雑な実態は少なからず動くのだという共通する現実を僕に突きつけます。

 

そういえば、この連載の始めの方で、僕はこんなことを書いていました。

 

「彼/彼女が明るかったんですよね。病気のために親元を離れて寮で暮らす誰よりも。そこで、僕は思い始めるんですよね。「ポジティブかどうかってのは、病気と関係ないんやね。」って。そういう感覚が自分のものになるには、すごく時間がかかったんですが、でも、やっぱり、関係ないんですよ。一番、病気が重い子らが一番明るいんやから。そうすると、自分はなんで、クヨクヨしてるんかな、なんて思い始めるわけです。」

 

実は、僕自身も小さな個人が大きな社会を変えられるという可能性を100%信じることはずっとできなかった。でも、それを信じられないということは、社会そのものが社会を変えられる力がないのだ、という卑下した感覚と近しい感覚でもあって。果たして、希望を信じることができないものが、個人の人生や社会の変化を信じることができるのだろうか、と。

 

じゃあ、どうすればいいのか、というと、これも、昨日出会ったとある参加者の言葉なのですが、多様性の話をしていた時に、「辺境」と「中心」が共に学ぶことができれば、辺境と辺境をつなぐことができれば、何か変わるかもしれない、と。

 

「辺境」とは、追いやられた何かでもあり、「中心」とはあたりまえになった、もしくは、なりすぎた感覚でもあります。僕は彼の言葉をこんなふうに理解をしています。外側の多様性に向き合うということは、それを受け入れきれなかった自分と向き合うことでもあり、内側の多様性に向き合うことで、外側にある多様な何かとの出会いを手に入れることができる、と。

 

World in Asiaはそんなことを考えつつ、社会起業家と共にわたわたしています。

 

現在、55名の方々に計2,301,000円をご支援頂きました。
あと3日で約70万。一昨年の心臓手術の前に世界から頂いた、祈りを受けている時の時間を思い出します。

一覧に戻る

リターン

3,000

財団設立時への参画の御礼として、
・フォトレター(財団設立時のみ発送)
・活動報告のメールマガジン(月刊)を送らせて頂きます。

支援者
27人
在庫数
73

10,000

・フォトレター(ハガキサイズ・月次で郵送)
・賛助会員向けのジャーナル(デジタル)を送らせて頂きます。
・招待制の総会にご招待致します。(賛助会員の資格は年度更新とさせて頂きます。)

支援者
23人
在庫数
77

30,000

・フォトレター
・ジャーナル
・総会への招待
・代表・加藤(過去に25社の非営利組織、ベンチャー企業の事業開発を支援の過去の経営支援の経験から得られたエッセンスを取りまとめ)、ブックレットにした「非営利組織の経営のノウハウ、キープロセス」(印刷物のみ。20-30頁を予定)をご提供します。(2015年8月末までに発送)

支援者
18人
在庫数
32

50,000

・フォトレター(郵送),賛助会員向けのジャーナル(デジタル)を3年間送らせて頂きます。
・財団の設立者として記名させていただきます。
(ウェブサイト上にご芳名を記名。記載は希望者のみ。ニックネーム可。)

※ 財団の「設立者」は財団法上、株主のような意思決定権限を持ちませんが、設立者としての声や意志、時代性は財団経営に反映させて頂きます。

支援者
18人
在庫数
42

60,000

・フォトレター
・ジャーナル総会への招待
・ブックレット
・「財団/ベンチャー/フィランソロピー/インパクト・インベストメント・ファンドの立ち上げ方~WIAのケーススタディ~」(印刷物のみ。各20-30頁を予定)をブックレットでご提供します。
(2015年8月末までに発送)

支援者
2人
在庫数
48

100,000

・フォトレター
・ジャーナル、
・総会への招待
・設立者への記名
・日本国内で支援する社会起業家たちのプロジェクトを訪れ対話するためのツアーにご参加頂けます。
(東京もしくは大阪で開催予定。年1~2回程度を予定。交通費はご負担をお願いいたします。宿泊無しのプログラムを予定)

支援者
4人
在庫数
26

100,000

・フォトレター
・ジャーナル
・総会への招待
・設立者への記名以外のリターンはありませんが、投じた金額のすべてが社会起業家/社会的企業の革新のために使われます。

支援者
0人
在庫数
制限なし

250,000

・フォトレター
・ジャーナル
・総会への招待
・設立者への記名
・アジアで支援する社会起業家たちのプロジェクトを訪れ対話するための場にご参画頂けます。
(年1~2回程度の開催。タイミングが合わなかった場合は翌回にご参加いただけます。現地の宿泊代・食事代を含みますが、航空券のご負担をお願いいたします。二泊三日もしくは三泊四日程度を想定)

支援者
1人
在庫数
29

400,000

・フォトレター
・ジャーナル
・総会への招待
・設立者への記名に加え、 
・アジアで支援する社会起業家たちのプロジェクトを訪れ対話するための場にご参画頂けます。
  ツアーの開催日程を予め指定することができます。

支援者
0人
在庫数
2

600,000

・フォトレターの送付
・ジャーナル
・総会への招待
・設立者への記名
・アジアで支援する社会起業家たちのプロジェクトを訪れ対話するための場にご参画頂けます。
ツアーへのご参加の際にご要望を組み込んだオプショナルツアーを組み込むことができます。
(現地の宿泊代・食事代を含みますが、航空券のご負担をお願いいたします)

支援者
0人
在庫数
5

1,000,000

・フォトレター
・ジャーナル
・総会への招待
・設立者への記名以外のリターンはありませんが,投じた金額を活用し、社会起業家/社会的企業一社の革新を形にすることができます。

(2013年-2014年の投資先の社会的企業の社会的成果=受益者数の伸び率は平均で年間61%を達成しました。金額の概算は東北での実績から算出したもので、支援の条件によって異なります。)

※ 詳細は別途お問い合わせください。

支援者
1人
在庫数
9

30,000,000

・特定の分野の社会起業1社もしくは、1テーマの社会起業に対して、永続的な資金供給と経営支援が可能になります。
(社会的に責任ある形で資金を運用し、その運用益を助成と経営支援に活用します。年間4%の利率で運用できた場合、年間120万円を継続的に社会的企業のために活用することができます。)

※ 金額は、特定目的のプログラムを永続させるための目安となる金額を記載しています。詳細は別途お問い合わせください。

支援者
0人
在庫数
2

プロジェクトの相談をする