こんにちは、ソノノチです!

今回は、2016年に行った舞台『2人の「つながせのひび」』についてご紹介します。絵本をオリジナルとして舞台がどういったものか、少しでも味わっていただけたらと思います!

記事の最後には、この作品をリクリエーションした今冬の公演の詳細も載せておりますので、そちらもチェックしてくださいね!

 

 

現実の世界と絵本の世界のふたつから描く舞台『2人の「つながせのひび」』

 

舞台『2人の「つながせのひび」』は、”大切な人へと受け継がれていく気持ち” ”やさしく、いとおしい日々の記憶”をテーマに、冬にぴったりの心温まる作品にしたいという想いから生まれました。

 

2016年初演時は、すれ違う若い夫婦のお話を軸に、絵本「つながせのひび」を原作とした”ひびちゃん”と”つきちゃん”の生活をやさしいまなざしで描きました。

 

ねむるひびちゃんをみつめるつきちゃん
うしろには、森岡りえ子氏の描いた絵が並んでいる

 

物語は、引っ越し前夜、夫婦のお話からはじまります。

 

 

まだ片付けなければいけない場所はのこっているのに、壁に自らが描いた絵をかけて展覧会をしている女。そのなかに1枚だけ、いつごろ、なんのために描いたのかわからない絵があります。

 

そこへ、新居から男が帰宅します。男は寒い中新居の掃除をしてきたのに、部屋は片付けが進んでいません。ちぐはぐな会話を繰り返すふたりに、日付が変わったことを告げる鳩時計の音。男はしぶしぶ片付けを始めますが、女はどうしても絵のことが気になります。

 

そんなかみあわないふたりをつなぐように、絵本「つながせのひび」は登場します。それは彼女が幼き日に、祖母からもらった大事なたからものでした。

 

女が絵本のページをめくると、舞台上に”そよかぜのふくたに”があらわれ、そこから、ひびちゃんとつきちゃんの物語がはじまります。

 

絵本の世界からあらわれるつきちゃん

 

・★・★・★・

 

なかなか会えないひびちゃんとつきちゃん。

ふたりはなかよしだったはずなのに、さいきんよく、ひとりぼっちになる夢をみるのです。

 

「わすれない」ってどういうことなのか。ふたりは、屋根のうえのくろねこがいったことを、いっしょうけんめい考えます。

 

あいてのことをかんがえること。

あいての、すきなきせつや、なにがなんでもゆずれないことや、そっとしまっているたからものなんかのこと。

 

いっしょうけんめい思い出していると、ふたりは久しぶりに、夢のひろばで再会します。

そこでふたりは、ながいじかん話し合いをしました。

 

ゆめのひろばではなしあうふたり

 

いっしょにいなくても、いつでもたがいをおもいだせるように。ふたりは、たくさんのやくそくをしました。すると、ふしぎと、もうさみしくありませんでした。

 

・★・★・★・

 

絵本を読み終えた女に、男がストールを持ってきてくれます。

絵本の思い出から、話は、いつ描いたか思い出せなかった1枚の絵へとつながります。

それは、女が大切なひとを想って描いたプレゼントなのでした。

 

無事引っ越しの片付けがおわり、ふたりはひとつのストールを分け合って、絵を見ていきます。絵をひとつひとつ愛おしむその姿は、だんたんと、展覧会をたのしむ観客のようにみえてきます。それはきっと、後に新居でひらかれるであろう、女がだれかを想って描いた絵画たちの展覧会なのでしょう。

 

 

ギャラリーで行われた小スペース演劇

 

この公演は、京都の小さなギャラリーで行われました。

各回10席限定という小スペース空間で大切に届けられた作品です。

 

ギャラリーの壁には森岡りえ子氏の絵が飾られ、公演期間中は絵の展示も同時に行っていました。その絵がそのまま舞台美術となり、なかでも舞台中央に飾られた作品は、物語のまんなかを貫く重要なアイテムとなりました。

 

 

2018年、リクリエーションされる舞台「つながせのひび」

 

そして2018年の冬、再演となる今回は、引っ越し前夜、若い夫婦という設定は引き継がれながら、絵本「つながせのひび」がうみだされるまでの物語となっています。ふたりが出会ってからいままでの10年の時を行き来して、つみかさねたひびが絵本となるまでを描きます。

 

 

ソノノチ2018「つながせのひび」チラシ

 

初めての東京・3年ぶりとなる愛知(名古屋)・そして地元京都。ソノノチ初の3都市ツアー公演。どうぞお楽しみください。

 

★公演に合わせ、稽古場公開を行っております★

ソノノチの創作風景や稽古場の空気を存分に味わっていただけると思います。見学は無料、入退場自由ですが、事前にお申し込みをお願いいたします。
詳細はこちら:http://sononochi.com/tunagasekeiko/

 

★情報は随時SNS等で発信しております、ぜひ覗いてみてください★

▼ソノノチ2018「つながせのひび」の情報はこちら 

ソノノチ2018「つながせのひび」

 

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ソノノチ2018

「つながせのひび」

 

 

原作:絵本「つながせのひび」
脚本・演出:中谷和代

 

出演:藤原美保(ソノノチ) 豊島祐貴(プロトテアトル)

 

 

 

夫婦が営む、小さな絵画教室のアトリエ。引っ越し前日のこと。
からっぽになっていく部屋と、箱に詰められた沢山のキャンバス。
寒かったことを覚えている。それから灯油ストーブのにおい。
ミルクピッチャーと干からびかけのオレンジ。
荷造りの代わりに、いつしか二人は、不思議な物語づくりの旅にでる。
子どもの頃に描いた、「つきちゃん」と「ひびちゃん」の姿をさがして。

 

 

 

 

[東京公演]
【日時】
11月30日(金) 16:00/20:00
12月1日(土)   14:00/18:00
12月2日(日)   12:00


【会場】
十色庵(東京都北区神谷2-48-16 カミヤホワイトハウス BF1)
アクセス:JR「赤羽」南改札東口より徒歩12分、東京メトロ南北線「志茂」1番出口より徒歩10分

 

・・・

 

[愛知公演]
【日時】
12月8日(土) 14:00/18:00
12月9日(日) 13:00/17:00


【会場】
大須モノコト(名古屋市中区大須2-25-4 久野ビル2F)
アクセス:地下鉄鶴舞線「大須観音」2番出口より徒歩2分

 

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[京都公演]
【日時】
12月19日(水) 19:00
12月20日(木) 15:00/19:00
12月21日(金) 15:00/19:00
12月22日(土) 15:00/19:00
12月23日(日) 13:30/17:30
12月24日(月・祝) 13:30/17:30


【会場】
Social kitchen 2F Space(京都市上京区相国寺門前町699)
アクセス:地下鉄烏丸線「鞍馬口」1番出口より徒歩5分

※受付開始は開演の20分前です。上演時間は約75分を予定しております。
※各公演終了後に物販を行います。

 

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【料金】

●当日精算 予約・当日チケット …3,000円
ペア 予約チケット …5,600円
     
●事前決済 前売チケット …2,700円
ペア 前売チケット …5,000円
絵本付きチケット …5,000円
     
●高校生以下 前売・当日 一律 …1,000円

 

※ペアは、同一回に2名でご来場の場合、利用可能です
※数量限定の原作絵本(新版)付きのチケットです

 

【お問合せ・チケット購入】
ソノノチ
電話:050-5318-7717(制作)
メール:info@sononochi.com

 

【チケット取扱】
チケット発売日:9月12日(水)
インターネット・メール・お電話・窓口販売で購入できます。

 

(1)WEBフォーム(前売・絵本付きは銀行振込。予約は当日精算)
●東京公演(11/30-12/2) ●愛知公演(12/8-9) ●京都公演(12/19-24)

 

(2)パスマーケット(事前決済。支払い方法:クレジットカード、コンビニ決済、Yahoo!ウォレット)
●東京公演(11/30-12/2) ●愛知公演(12/8-9) ●京都公演(12/19-24)
※チケット料金以外の手数料は無料です。
※チケットの発券はありません。発行されるQRコードを当日会場にてご提示ください。

 

(3)演劇パス(事前決済。支払い方法:クレジットカード)
●東京公演(11/30-12/2) ●愛知公演(12/8-9) ●京都公演(12/19-24)

 

(4)窓口販売(事前決済。支払い方法:現金)
喫茶フィガロ(京都市左京区田中上大久保町13-2 ネオコーポ洛北1階)
[10:00-18:00 月曜定休] ※9月17日,24日は月曜営業あり。9月18日(火),25日(火),26日(水)は臨時休業。

 

(5)電話・メール(前売・絵本付きは銀行振込。予約は当日精算)
下記のお問い合せ先へご連絡ください。
※銀行振込でのお支払は、ゆうちょ銀行での対応となります。
(但し、振込での前売受付は

東京:11月26日(月)

愛知:12月3日(月)

京都:12月14日(金)申込締切)
※メールの場合は 希望公演日時/お名前/券種/人数/ご連絡先 を明記の上、メールをお送りください。こちらからの返信を以ってお申込完了となります。
※お電話の場合はメモをご用意ください。
※特別な配慮が必要な方は事前にソノノチまでご連絡ください。

 

【クレジット】
演出部:外谷美沙子、木下創一朗(以上、ソノノチ)、英衿子(ハナさくラボ)
絵画制作:森岡りえ子 宣伝美術:ほっかいゆrゐこ 舞台監督・写真:脇田友
楽曲製作:いちろー(廃墟文藝部) 小道具・衣装:ひなたみかん
制作:渡邉裕史 制作補佐:田中直樹(劇団未踏座/劇団ひととせ)、吉岡ちひろ(劇団なかゆび)
制作協力:[東京公演]大森晴香(十色庵)、[愛知公演]ニシムラタツヤ(AfroWagen)
物販協力:森岡ふみ子、のちノのち

主催・企画・製作:ソノノチ
共催:NPO法人フリンジシアタープロジェクト
京都芸術センター制作支援事業
made in KAIKA