障害のあるなしに関わらず、共に学び合えるキャンパスへ。

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寄付総額

1,381,000

目標金額 1,200,000円

寄付者
120人
募集終了日
2018年10月31日

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2018年10月28日 22:43

【残り3日!海外の障害学生支援から見る日本の未来】

障害学生支援クラウドファンディング、あと3日です!

引き続きのご支援をいただき、感無量です。。。

 

現在、達成率105%です。110%までいけるといいなと思います

 

さて、今回は日本ではなく海外の障害学生支援について紹介します

アメリカやイギリスでは、日本よりもずっと早くから障害者差別解消法が施行されています

そんな海外の動向を簡単に見ながら、今後の日本の障害学生支援がどんな未来に行き着くのかを考えられればと思います

 

<障害者差別の解消に関する法律>

アメリカでは日本の障害者差別解消法に相当する「障害のあるアメリカ人法(Americans with Disabilities Act:ADA法)が1990年に制定され、2008年に改正されています

イギリスでも同様に、1995年に「障害者差別禁止法(Disability Discrimination Act:DDA)が制定されています

 

日本の障害者差別解消法が2016年4月より施行されたことを考えると、およそ20〜25年ほど前から海外の大学では障害者差別の禁止と合理的配慮の提供が進められていたということです

 

<障害のある学生の割合>

アメリカの障害のある学生の割合は、2011-2012年の時点で全学生の約11%

https://nces.ed.gov/fastfacts/display.asp?id=60

※National Center for Education Statistics (NCES)より

イギリスで障害のある学生の割合は、2016-2017年の時点で全学生の約12%

https://www.hesa.ac.uk/data-and-analysis/students/whos-in-he

※Higher Education Statistics Agency (HESA)より

 

また、イギリスでは障害のある学生に対する経済支援(Disabled Students' Allowances:DSA)があり、約6%近い学生が学習活動上のヘルパーの費用や支援機器の購入費、交通費等の経済的支援を受けることができているようです

 

日本の大学の障害学生の割合は、2017年度の時点で全学生の約0.98%と、海外の状況から10倍以上の開きがあります。。。

https://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/chosa_kenkyu/chosa/index.html

決して多いほうが良い、というわけではないのですが、おそらく日本では障害のある方が大学に進学する割合がこれまでは少なかったと考えられます

日本でもようやく障害者差別解消法が施行され、その割合が増えてきている現状です

 

<障害のある学生の内訳>

じゃあ、なぜそんなに海外の大学では障害のある学生が多いのか?

その理由は「見えない」障害のある学生が顕在化してきたことが背景にあると言われています

 

DACセンターのスタッフが、イギリスのケンブリッジ大学に視察に行った際には「LDやADHDの学生が最も多い」ことが分かりました

LDやADHDのある学生は障害学生の中の約41%

ついで精神疾患のある学生が約22%、慢性疾患のある学生が約18%、ASDのある学生が約7%ということでした

日本でいう発達障害の3つの類型(ASD、ADHD、SLD)でまとめると、全障害学生の約48%にもなり、全学生で見ても約5%の割合となります

 

このように、海外の大学で障害のある学生の割合が高い理由は、発達障害・精神障害・慢性疾患など「見えない」障害のある学生への支援を拡充してきたことが背景にあると言われています

 

<これからの日本の大学での障害学生支援について>

現在、日本でも海外の大学と同様に「見えない」障害のある学生の割合が増えてきています

ただ、日本で大きく異なるのは、LDやADHDの学生よりもASDのある学生の方が圧倒的に割合として多いことが挙げられます

色々な理由が考えられますが、LDやADHDのある学生に対してのアセスメントや支援技術の提供が海外では進んでいることも影響していると感じています

逆に言えば、日本の大学は海外に比べてもASDのある学生への支援に力が入れられており、それは日本の大学の強みになると感じています

 

今後の日本の大学でも、発達障害のある学生へのアセスメントと支援が課題になると考えています

そのためには支援技術など学生が自身の特性をテクノロジーやツールにより補うことができるような環境整備が海外の大学のように求められてくると思います

 

イギリスの大学では録音機能付きのデジタルペン(scribe)を、国の経済的支援によりLDやADHDのある学生が使用できるような制度が整っているようです

 

 

今回のクラウドファンディングを通じて、支援技術を学生が利用しやすい環境を作れればと思います

最後まで、ご支援・ご助力のほど、どうぞよろしくお願い致します!!

ギフト

3,000


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【感謝の気持ちを込めて】スタッフからのサンクスメール

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・スタッフからの感謝の気持ちを込めたサンクスメール

寄付者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年11月

5,000


【感謝の気持ちを込めて】活動報告書を送付

【感謝の気持ちを込めて】活動報告書を送付

・寄附金受領証明書
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寄付者
32人
在庫数
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発送完了予定月
2019年4月

10,000


【感謝の気持ちを込めて】サイトにお名前・発達障害の支援情報サービス閲覧アカウント1名分

【感謝の気持ちを込めて】サイトにお名前・発達障害の支援情報サービス閲覧アカウント1名分

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・スタッフからの感謝の気持ちを込めたサンクスメール
・DACセンターの障害学生支援に関する活動報告書をPDFで送付
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寄付者
40人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年4月

30,000


【感謝の気持ちを込めて】DACセンターの障害学生支援に関する見学ツアーへご招待

【感謝の気持ちを込めて】DACセンターの障害学生支援に関する見学ツアーへご招待

・DACセンターの障害学生支援に関する見学ツアーへご招待
※筑波大学内の障害学生支援に関する施設・設備等をDACセンター教職員がご案内いたします。日程については別途調整いたします。

・寄附金受領証明書
・スタッフからの感謝の気持ちを込めたサンクスメール
・DACセンターの障害学生支援に関する活動報告書をPDFで送付
・WEBサイトにお名前掲載
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寄付者
11人
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2019年4月

50,000


【感謝の気持ちを込めて】障害学生支援に関する出張講演会・研修会の開催

【感謝の気持ちを込めて】障害学生支援に関する出張講演会・研修会の開催

・障害学生支援に関する出張講演会・研修会の開催
※DACセンターのスタッフが身体障害・発達障害等の障害学生支援に関する出張講演会・研修会を行います。旅費等は別途ご用意ください。

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100,000


【感謝の気持ちを込めて】交流会ご招待・出張講演会・見学ツアーご招待・閲覧アカウント10名分

【感謝の気持ちを込めて】交流会ご招待・出張講演会・見学ツアーご招待・閲覧アカウント10名分

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寄付者
2人
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【感謝の気持ちを込めて】交流会ご招待・出張講演会・見学ツアーご招待・閲覧アカウント30名分

【感謝の気持ちを込めて】交流会ご招待・出張講演会・見学ツアーご招待・閲覧アカウント30名分

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※DACセンターのスタッフが身体障害・発達障害等の障害学生支援に関する出張講演会・研修会を行います。旅費等は別途ご用意ください。
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寄付者
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2019年4月

500,000


【感謝の気持ちを込めて】サイトにお名前とメッセージ・交流会にご招待・閲覧アカウント50名分

【感謝の気持ちを込めて】サイトにお名前とメッセージ・交流会にご招待・閲覧アカウント50名分

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・DACセンターの障害学生支援に関する活動報告書をPDFで送付
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・障害学生支援に関する交流会にご招待
※障害学生支援に関心のある方と大学とのネットワーク構築を目的に、DACセンタースタッフが障害学生支援に関する交流会を主催いたします。
・障害学生支援に関する出張講演会・研修会の開催
※DACセンターのスタッフが身体障害・発達障害等の障害学生支援に関する出張講演会・研修会を行います。旅費等は別途ご用意ください。
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※筑波大学内の障害学生支援に関する施設・設備等をDACセンター教職員がご案内いたします。日程については別途調整いたします。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年4月

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