プロジェクト終了しました!
自由な学びの選択を応援してくださったみなさまへ、
ご無沙汰しています。
すっかり秋の気配ですが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私たちは無事沖縄での”みちくさ牧場短期留学”を終え、
昨日の夜明け前フェリーで屋久島に帰ってきました。
戻ってくると、
沖縄での日々が夢だったのではないかとも感じられますが、
長女にも私にも今回の体験は深く心と体に刻まれました。
みなさんおひとりお一人の大切な時間(お金)に応援の気持ちを乗せて下さったエネルギーが、2つとない体験として変容しました。
2度と戻らない10歳という年の節目に、このような貴重な体験ができたこと、感謝しかありません。
本当に本当にありがとうございました!
みちくさ牧場短期留学で、
長女はほぼ1日を牧場で過ごし、そのうち週4回はフリースクールがありました。
フリースクールでは朝馬の仕事を子供達も各自担当し、
((大きな子はその月の担当馬がいてその馬のお世話や乗馬をする。)
(小さな子はボロ(馬糞)取りや水あげなど)
((担当馬厩舎の掃除)
(蹄の手入れ)
午後は自由時間、
おしゃべりをしたり、本を読んだり、ハンモックに揺られたり、弓矢を作ったり、バレーボールしたり、土壁作りをしたり、火を起こしたりetc..
思い思いに過ごしていました。
(普通なら危ないからと止めれてしまいそうな遊びもどんどん思いついてやっている)
(土に釘を打ち付けて何やら作っている、終わったあと、「できたー!大変だったー!」と満足げな顔)
(ハンモックに乗って昼寝したりおしゃべりしたり)
(保護者のパン屋さんからもらったパン、焼いて食べてね、と言われたら薪で火をつけ始めた幼児の男の子たち)
(いつでも人気のトランポリン)
午前中の乗馬では、見学に行くごと(私は週に1回フリースクール見学に行っていました。)上達が見られ、長女念願のひとり乗馬で駆け足もできるようになってました。
フリースクールがお休みの日も、
牧場暮らしの子は毎日朝6時に起きて馬の朝ごはんをあげることから1日が始まり、
馬の夜ごはんをあげることで1日の牧場での仕事が終わります。
この1ヶ月、彼女は何を感じ、体験し、学んだのか、私には計り知りません。
一度こんな質問をしたことがありました。
「やってみたら馬のお世話大変で、もう馬飼いたくないとかなった?」
と。
何事もやってみなければわからないので、私はその答えがYESでもいいと思っていましたが、彼女からの答えは、
「それはない。」
でした。
そして数日後、こんなことを伝えてくれました。
「ママ、こないだ大変だから馬飼いたくなくなった?って聞いてきたでしょ、それでね、湧き上がった気持ちがあったんだ。」
「なに?」
「そんなことじゃ命を預かれない。」
馬との暮らしの中で”命”のリアリティを彼女なりに感じていたようです。
初めて親元を離れての1ヶ月共同生活や牧場での暮らし、
楽しいことだけじゃなかったとも思いますが、
それを全てひっくるめて楽しい体験をさせてもらいました。
そして、私の視点での短期留学。
親として、こんなに安心、信頼して誰かに娘を預けられることが心から喜びでした。
また、ここにいる子供も大人も自分で選択してここにいること、
そこには自由とありのままの空気が充満していました。
このような場所で、体感としてそれを感じられたことを心から嬉しく思います。
以下収支報告です。
みなさまから頂いた資金は、以下のように使用させて頂きました。
ご支援総額 674,000円
システム利用料 88,968円
リターン品 45,830円
みちくさ牧場留学費 132,000円
沖縄までの送迎費 53,620円
合計 320,418円
残り353,582円に関しましては、今後の子供たちの自由な学びと喜びに循環させて頂きます。
具体的に決まりましたらこちらでもご報告させて頂きます。
リターンにつきましては、
これからお届けするものを順次準備させて頂きます。
よろしくお願いします。
何かご不明な点などありましたらご連絡ください。
この度は、クラウドファウンディング、
”小学生でも自由な学び選択、馬と牧場暮らしフリースクール体験がしたい”
をご支援頂き本当にありがとうございました!
この体験を通し、たくさんの人に自由な学びの選択ができること心から願い、
私(母オオヌキ瑠美子)も屋久島の地で、ますます子供も大人もありのあままでいられる場所づくりを続けて行きたいと気持ちを新たにしました。
長女にもこれからも臆することなく、ありのままの彼女で自分の人生を切り開いて行って欲しいと思います。
子育ては社会でするもの、私も我が子だけでなく、地域の子供、地球の子供たちのサポートをしていきます。
でも私一人ではなにもできません。
たくさんの方の力も必要です。
より心地よい地球での暮らしの共創を、みなさんとできたらとても嬉しく思います。
今後ともよろしくお願い致します。
オオヌキソフィアうい
オオヌキ瑠美子