一人で悩む妊婦さんへ。健康・ストレスを管理するアプリを届ける

支援総額

1,044,000

目標金額 800,000円

支援者
55人
募集終了日
2020年6月30日

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プロジェクト本文

 

 

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>>第1目標達成のお礼とネクストゴールについて<<

 

京大発!妊婦さんの体調管理を
支えるアプリを開発したい。

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。ウクライナ出身のクレシェンコアンナと申します。京都大学の留学生として、勉強しています。

 

突然ですが、みなさんは「妊婦うつ」という言葉をご存知でしょうか?

 

うつ病と不安障害は、妊娠中に多くみられるこころの健康の問題です。100人の妊婦のうち、10~15人が患ってしまうと言われています。     

 
私の従姉妹が妊娠中にうつになり、苦しむ姿を目の当たりにし、「すべての妊婦さんが安心して出産を迎えられる社会」を目指し、昨年から妊婦さんをサポートするアプリの開発を進めています。

 

共同代表の吉川健太郎をはじめ、日本・インド・ブラジル・中国と国籍も専門も異なる多様なチームメンバーと、ご協力いただいているたくさんの助産師・栄養士さんが一丸となって、妊婦さんの安心のためにこれまで挑んでまいりました。

 

そしてこの度、京都大学病院の先生方をはじめ、多くの企業や行政機関のご支援をいただき、日本語・英語・ポルトガル語の3ヶ国語で試験版を完成させることができました。現在ブラジルでは現地の妊娠情報サービス会社と提携することが決まり、企業設立に向けて準備を進めております。

 

ただ、これまで大学のエンジニアたちの手弁当で進めてきた本プロジェクトも、より大規模な実装にむけた開発費用が不足しており、今回のクラウドファンディングでこの試作版のさらなる機能の拡充を進め、正式なリリースに向けた開発費用を集めさせていただきたいと立ち上げを決意いたしました。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

Umenoki立ち上げの
きっかけ

 

私の従姉妹がうつ病になったのは妊娠から2ヶ月がたった時でした。

 

もともと持病をかかえていた彼女はお腹の子供のために健康管理に気を使っていましたが、具体的にどう行動したらよいのか途方にくれていました。

 

ネット上にあるのは真偽の不確かな情報ばかり…。妊娠週数や体格、生活習慣によって注意すべきことが大きく変わってくるにも関わらず、正しい情報を得ることができない不安に襲われます。

 

またパートナーも仕事で忙しく、彼女がそれほどにまで追い込まれていることに気付けておらず、ますます彼女は孤独を感じ、うつ病を発症してしまいました。

 

従姉妹との1枚。

 

幸い私の従姉妹は無事に出産を迎えることができましたが、世の中には同じような理由から妊娠中にうつになる方が日本国内だけで年間10万人いると考えられています。(https://www.sankei.com/life/news/181130/lif1811300018-n1.html

 

 

「将来の子育てに自信が持てない」「待ち望んでいた赤ちゃんの世話なのに、つい面倒に思えてしまう」といった気持ち、「自分は母親失格だ」といった自分を責め睡眠も十分にとれず、食欲まで落ち、元気がなくなってしまいます。

 

人生で最も幸せな時期であるはずの妊娠が辛い経験になってしまうことをなんとしても避けたい!そんな強い思いで同じ京都大学の仲間たちと共に「Umenoki」というプロジェクトを立ち上げました。

 

開発メンバーとの会議の様子

 

 

Umenokiの機能について

 

私たちが開発するアプリはユーザーであるお母さんそれぞれの健康状態やストレスレベルを分析し、その人の状態に応じて最も適切な助言や解決策を送信することを目指しています。

 

これまでの妊娠アプリはただ妊娠に関する情報を流すだけものが多く、また健康管理アプリも妊婦さん用のものはなかったため、これらを組み合わせた妊婦さんに特化した健康管理アプリを開発しています。

 

情報が氾濫する現代社会において、必要な情報を見極めることは不可能に近く、不要な不安を引き起こしてしまいます。また出産年齢の高齢化に伴い、母体や子供へのリスクも高まっています。

多くのお母さんへのインタビューから、個人の健康情報に基づいて提供される情報やアドバイスと健康の自己管理機能によって、かなり不安が和らぐという意見を多くいただきました。

 

主な機能は以下です。

 

健康管理機能

心拍数,運動量,体重などスマートフォンで収集可能な健康情報から、お母さんの健康状態やストレスレベルを分析。週数や体格、その時の状態に合わせた最適なアドバイスを行います。(※本アプリは医療機器ではありません。安心して妊娠期を過ごすための日々の過ごし方や食事などのサポートを主な目的としており、疾患の診断は行いません。)

 

 

妊婦さん専用のレシピ検索プラットフォーム
妊婦さん専用のレシピ検索プラットフォームを採用しています。つわりやむくみ、貧血といった症状別、鉄分や葉酸など妊娠中に必要な栄養素別に料理を検索することができます。また体重やカロリー等からおすすめレシピを提案することも可能です。

 

 

パートナーへの通知

日々の健康データーから分析されたお母さんの健康やストレスの状態、赤ちゃんの現在の様子をパートナーと共有。お母さんがどのようなサポートを必要としているのか助言することで、パートナーが積極的に妊婦さんを支える環境を作り、夫婦一丸となって出産を迎えるお手伝いをします。

 

 

毎日の健康管理を楽しく!

料理の投稿や毎日の健康管理でもらえるポイント機能や、お母さんの体の変化にあわせて成長していくキャラクターなど毎日の健康管理を楽しくしてもらう仕組みもたくさん搭載!

 

 

モニタリングサポーター募集!

この試作を実際に使っていただきながら一緒にアプリをよりよいものに育てていくモニタリングサポーターも同時の募集させていただきます。

 

 

すべての妊婦さんが安心して出産を
迎えられる社会を目指して

 

いまだに世界では毎日800人以上の妊婦さんが予防可能な原因で死亡しています。(https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/maternal-mortality

 

自宅から医療機関までが遠い。

お金がない。

 

色々な困難さを抱えている彼女たちですが、彼女たちの多くがスマートフォンを自分の手元にもっています。

 

私たちは彼女たちがもつスマートフォンを使って健康状態を調べることで、お母さんの医療へのアクセスを促し、彼女たちやその子供達の健康の改善に繋げていけると考えています。

 

日本の妊産婦死亡率に大きく貢献し、現在「日本発」の試みとして多くの国で採用され始めている母子手帳などと連携させていき、将来は日本だけではなく世界中で普及させたいと思っています。

 

まだ始まったばかりの私たちの挑戦ですが、どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 


 

 

受賞歴

国際起業コンテスト3位
Japan Business Model Contestファイナリスト
Phoenixiインキュベーションプログラム選抜(第2期)

 

プロジェクトメンバー紹介

クレシェンコ  アンナ (共同代表)

 

妊娠している女性のストレスや不安はまさに私が直面した問題です。特に私の従姉妹が長く苦しんでいる姿を見ていると心が大変痛みました。多くの女性が抱えるこの問題を私たちのチームが開発するこのアプリで解決したいと思っています。

===

京都大学法学部所属
ウクライナ国立オデッサ大学卒業。2018年に来日し京都大学法学部入学。 京都大学経営管理大学院の国際起業部に所属し、アントレプレナーシップを学ぶ。Hult Prize社会的企業コンテスト入賞。国際法を専攻しており、2020年JSAP国際法模擬裁判大会日本大会優勝。

   

 

吉川 健太郎 (共同代表)

 

妊娠合併症や精神的不調で苦しむ女性は世界中にいます。検診や医療制度が整っていない低・中所得国でもスマートホンの普及率は高く、そうした地域でも本アプリを普及させることで自分の体に意識を向けてもらい、どこに住んでいても安心して産める世界にしたいと思っています。

===

京都大学医学部所属

2016年日本企業とアジアの学生を結ぶ団体AJASTを設立し、京大生チャレンジコンテストにて受賞。2018年にはスイス・ジュネーブのWHO本部インターン。帰国後G20準備会合をはじめ、数々のシンポジウムや国際会議の企画・運営に携わる。2019年グローバルリーダーシッププログラムに選抜されワシントンDC訪問。

 

ラファエル・ロドリゲス・ロシャ・デ・メロ (技術責任者)

 

日々スマートホンなどを使うことで集められる健康情報をどうお母さんのより安心・安全な出産につなげていけるか、多くの研究がなされています。私たちは最新の研究や調査をもとに最適なアルゴリズムを完成させ、世界で使うことのできる素晴らしいアプリを開発したいと思っています。
===

京都大学情報工学部所属
ブラジル数学オリンピック、情報オリンピックにて金メダルを受賞。IBM にてインターンを行い、スタートアップ企業DragApp に開発者として参加。2019年にはBoston Startup Accelerator Program選抜。

 

プラカル サクセナ (財務・マーケティング担当)

 

妊娠期の心の問題は非常に深刻な問題です。私の母国インドでもこの問題が大きく取り上げられています。このアプリを使って体の健康だけではなく、心の健康のケアも行うことで、妊娠を幸せなものにしたいと思っています。

===

京都大学工学部所属
インド出身。2016年インド科学技術省INSPIRE SCHOLARSHIP受賞。2019年より株式会社DeMia inc. 事業戦略アドバイザー就任。2020年アントレナーシッププログラムに選抜されシリコンバレーを訪問。

 

イヴァン セレズノフ (データ分析担当)

 

技術の発達は様々な問題の解決につながっていると信じています。世界中の女性が幸せな妊娠期を過ごせるように妊娠アプリ開発に取り組んでいます。

===

大阪大学大学院生物工学所属

2017年にEnvisionTechにエンジニアとして参加。その後TowerIQ Inc、CiklumのIoTエンジニアリングを担当。現在Sleep Boosterデータ分析を行なっている。

 

ご協力 (※五十音順)

江川 美保
(京都大学附属病院産科婦人科 助教)

 

京都大学附属病院 産科婦人科にてヘルスケア外来を担当。京大COIにおける
コニカミノルタBICとの産学連携にて女性向けセルフモニタリングツールMonicia開発。

 

久能 祐子
(S&R財団 理事長・京都大学総長学事補佐)

 

日米両国でバイオベンチャーを立ち上げ、2つの新薬を製品化。社会起業家としてS&R財団を設立。
2015年Forbes誌が選ぶ「アメリカで自力で成功を収めた女性50名」に日本人で唯一選ばれる。

 

中村 安秀
(国際母子手帳委員会代表・日本WHO協会理事長)

 

国際協力機構(JICA)の母子保健専門家としてインドネシアに赴任、その後も途上国の保健医療活動に取り組む。第1回母子手帳国際シンポジウムを日本で開催して以降世界各地で同会議を開催する。

 

橋寺 由紀子
(株式会社Phoenixi代表取締役)

 

株式会社アールテック・ウエノ代表取締役社長に就任し、ジャスダックへの上場を果たす。
2018 年社会起業家を支援するフェニクシーを立ち上げ、多くの起業家を支援する。

 

松田 一敬
(メロディ・インターナショナル Director)


 

Directorを務めるメロディは日本発のIoT胎児モニターを開発・販売。
最近はコロナ対策として妊婦のオンライン健診・診療に活用され注目を浴びている。

 

 

 

 

 

 

+リリースまでのスケジュール

 

下記のスケジュールで開発、リリースを予定しています。 今年の夏に試験版をリリースし、そこでいただいたフィードバックをもとに開発をすすめ、12月には正式版をリリースする予定です。
2021年の日本、ブラジルを含む世界での総ダウンロード数10万DLを目指しています。

 

 

+資金使途

UX/UI,アニメーション開発費    500,000円    

広報宣伝費    500,000円    
 

内、80万円をみなさまから募らせていただきます。 

 

 

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プロフィール

妊婦さん用アプリの開発に取り組んでいるFlora(旧Umenoki)のCEOです floramaternity.com

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リターン

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「モニター参加」コース

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●モニターユーザーになって、誰よりも早く「U+Me」をお試しいただけます!
●進歩報告とお礼のメールをお送りします!

申込数
3
在庫数
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発送完了予定月
2020年8月

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●感謝の気持ちを込めて、進捗報告メールをお送りします!(メール配信が不要な方は、事務局までお申し付けください。)

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Pledge 3000 JPY.
● You will be able to have early access to the trial version!
● You will also receive a thank you letter and our eternal gratitude. We will also send you updates about the development of the app.

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

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