プロジェクト終了報告
【ありがとうございました】
ご無沙汰しております。パレスチナ・アマルの北村です。
このプロジェクトをサポートして下さいまして、ありがとうございました。
遅くなりましたが、ご報告させて頂きます。
【結果報告ー失敗と成功ー】
*パレスチナ刺繍服
今回のプロジェクトで、パレスチナ刺繍服を作ることを企画しました。
京都のデザイナーHALLELUJAHの河崎さんに依頼して、服のサンプルを作成し、お披露目を行い、ご予約を承り始めたのが昨年2020年2月のことです。
しかしコロナ感染拡大のため、日本の布をガザに送ることが難しく、中断。コロナが収まってから展開できないものか考えておりましたが、やはりこの企画を断念することにいたしました。
ワンピース3型、ブラウス2型を作成して展開する予定でした。本当に素敵な服が完成したのに残念です。
*パレスチナ刺繍スカート
しかしながら、UNRWA・Sulafaの布を用いて、彼女たちが縫製まで行うスカートのシリーズを完成させることができました。利点としては、彼女たちが刺繍から縫製まですべての工程を行うことで、売上の多くを彼女たちに還元できるということです。
この点、上記のパレスチナ刺繍服は日本で仕立てるために、日本のデザイナーや工房に占める割合が多く、そのバランスの悪さを悩ましく思う面も……。
彼女たちのパレスチナ刺繍をメインにお楽しみ頂けるパレスチナ刺繍スカート。今後も展開する予定ですが、まずは以下の3シリーズをお届けいたします!
今後は、こちらのスカートを展開する予定です。パレスチナ・アマルのオンラインストアに掲載いたしました(2021.2.26)。受注生産も行う予定ですので、サポーター様は10%オフ券を用いてご注文下さい。オンラインストアにて注文の際、備考欄にその旨記載頂けましたら、価格を再設定してご案内させて頂きます。
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、下記のように使用させて頂きました。
現地渡航費30万円
商品開発費60万円
交通費10万円
広報費28万円
通信費3万円
リターン送付費32万
READYFOR手数料31万円
人件費15万9000円
【今後について】
コロナ禍において、Sulafaには一件も注文がなかったそうです。
ガザの難民女性300人は仕事がない間も、家になるハギレに刺繍をすることもあったそう。刺繍作りを行えるか、存続の危機的状況にあったのですが、2021年春号の「通販生活」にUNRWA・Sulafaの刺繍ストールを掲載頂きました。
パレスチナ・アマルは今後もガザ難民女性の刺繍製品の販売を通して、彼女たちの尊厳を守れるよう尽力いたします。今後とも、応援よろしくお願いいたします。