「３００個のランドセル」をカンボジアの子どもたちに届けたい！

こんにちは！大熊です。
スタート以降、毎日たくさんのあたたかい応援をいただいています。みなさまのご支援、ご協力に心から感謝いたします。

昨日紹介したヴェスナのお父さんは出稼ぎに行った先のタイで若くしてこの世を去りました。なぜヴェスナのお父さんは出稼ぎに行かなければならなかったのでしょうか？今日はトンレアップ村が課題に迫ります。

トンレアップ村には、現在約190世帯、800人の村人が住んでいますが、ほぼ全家庭が農家です。農業は天候に大きく左右され安定した収入が得られないため、村人の多くはタイに出稼ぎに行っています。教育を受けて語学や知識を活かした仕事に就いている人はほとんどおらず、教育の必要性を感じていない人もいます。
しかし、トンレアップ村は観光業の盛んなシェムリアップ市に位置しているため、しっかり教育を受けて知識や語学を習得すれば、安定した職に就ける道もあるのです(ヒムさんがそうだったように)。

ヴェスナのように寂しい思いをする子どもがひとりでも減るように。

教育を受けることがあたり前になるその日まで、今日もヒムさんは村人たちに教育の重要性を説き、私たちは「日本語・英語教育ボランティア」プロジェクトを実施しています。