神子元島にカンムリウミスズメの人工巣を設置しました！

カンムリウミスズメが北の海から繁殖のために戻ってくる前に人工巣を設置するため、12月12日に神子元島に行ってきました。

強風が吹きつける中、6名で協力して作業を進め、全部で25個の人工巣を島内の2か所に分けて設置しました。

カンムリウミスズメには巣箱を選ぶポイントがいくつかあるようで、これまでのデータを基に、カンムリウミスズメの好みを分析して設置を行っています。

夏から冬にかけて北海道などで過ごしていたカンムリウミスズメは、1～2月にかけて繁殖地の周辺に戻ってきて、3月が近づくと本格的に巣を決めて子育てをはじめます。
次の繁殖シーズンもうまく人工巣が利用されることを願いながら、みんなで島を後にしました。
結果がわかりましたら、またご報告させていただきます。

（手嶋洋子／自然保護室室長代理兼プロジェクト推進グループチーフ）