【犬とのライフスタイルデザイン？？】

年末年始にNoahへご相談の多かった
外飼いの犬に対してのケア方法

 

真冬は気温が氷点下まで下がってしまう宮城で
本来であれば屋内などで外気を避けられる環境に

避難させてあげることが望ましいですが
それが難しいという飼い主さんも…

 

そこで調べてみました
『日本国内の飼育実態』

 

 

年々減ってはいますが、約８％の犬が外飼いです。

動物愛護法では明確に禁止させているわけではないですが
犬種や年齢によっては危険な場合もあるので、特に真冬の夜間は、どの犬種であっても玄関などの外気が遮断できる屋内へ入れてあげることをNoahでは推奨しています。
 

ヨーロッパやアメリカの州によっては、外飼いや係留（つなぎっぱなし）が禁止されている国もあります。

外飼いが禁止ではない国でも、犬小屋やフェンスなどの規格の制限が明確に示されている国もあり、特に寒さが厳しい地域では、犬小屋の大きさに加え、断熱材などの防寒対策が義務づけられている場合が多いのですが、日本はそれがありません。

日本では、寒さに弱い犬種でさえ外飼いの家庭も見かけられます。

寒さだけでなく、暑さに対しても日よけや、清潔な水や食べ物を与えることも明記されている国もありますが、日本ではそれすら周知されていないのが現状です。

日本の夏冬の暑さ、寒さの両面で犬に対してケアしてあげる必要があるのですが、多くの場合がペットショップで購入するため、犬を迎えた後に正しい知識を学んでいるという人はあまり多くありません。
そのため、”犬との暮らし方”（マネージメント）に国によってだけでなく、日本国内でも各家庭によっても大きな違いが生まれているのではないでしょうか。

 

また海外では、ペットショップではなく保護施設やシェルターからの譲渡が多い為、飼い主側が保護施設などで行われる犬の飼育に関しての知識を学べる機会が多いという違いもあります。

 

 

居住環境や家族構成、犬の体質や個体特性、地域の気候差など各状況はそれぞれ異なるもの。
そして、外でしか飼えないという方の理由もそれぞれです。

まずは
・自分の飼っている犬についてよく理解すること
・環境改善がどうすれば可能なのか
・各リスクについて
カウンセリングではこれらを飼い主の方へお話しすることに多くの時間を使わせていただきます。

改善策の多くが、一番接する時間の多い家族の方のケアに尽きるためです。


「うちの犬にいいもの＝他の人の犬にいいもの」とは限らない。

だからこそ個別に考えていくことが、よりよい犬のための環境づくりに必要なことです。
犬１匹１匹が、なにに対して心地よいと感じるか、不快や不安を感じるのか。
Noahでは衣食住に関してのトータルケアを目的としたカウンセリングとアドバイスを行っています。

（Noahでは国内や海外のプロドッグトレーナーなどのセミナー等に参加し
倫理的な犬のマネージメント方法をアップデートしています）
 

 

犬専門木工房Woodwork Studio Noahは
・犬のためのモノづくり
だけでなく
・犬のための環境づくり
・犬のためのコミュニティづくり
・犬のためのマネージメント
を行っています



『犬との幸せな暮らし方』を見つめ直す時間
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