支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 100人
- 募集終了日
- 2021年10月31日
繊維の生まれる場と帰って来る場を整えるプロジェクトを前に進めたい
#災害
- 現在
- 936,000円
- 支援者
- 102人
- 残り
- 26日
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
#子ども・教育
- 現在
- 13,159,000円
- 寄付者
- 677人
- 残り
- 15日
子どもたちへの読書推進サポーター~声優と一緒に取り組む活動~
#子ども・教育
- 総計
- 2人
子どもたちに森の恵みを|おもちゃ美術館”一口館長”大募集!
#地域文化
- 総計
- 15人
沖縄こどもの国|ゆんたくコミュニティでずっと応援!
#地域文化
- 総計
- 39人
日本一の酒米産地に、黄金の稲穂に囲まれた宿泊拠点をつくる!
#地域文化
- 現在
- 7,304,000円
- 支援者
- 265人
- 残り
- 5日
鳥取県米子市にある子ども食堂をいつでも行けるカフェに変身させよう!
#地域文化
- 現在
- 2,365,000円
- 支援者
- 147人
- 残り
- 32日
プロジェクト本文
終了報告を読む
今から僕らが生きていくための「想像」がこのゲームにはつまっている
初めまして。石垣島の八重山高校2年生。当銘由羅(とうめ ゆら)です。
石垣島で生まれ、石垣島で育ち、石垣島で学んできました。 そしてこの度、設立準備を進めている「ローカルSDGs推進支援財団(仮)」を初め、たくさんの方々のサポートをいただきながら、このクラウドファンディングを実施させていただくことになりました。
▼八重山諸島ならではの豊かな資源と、日本全体に影響を及ぼす危機
僕が一歩踏み出そうと思ったきっかけは、今年の春、石垣市が実施したSDGs関連の講演会に参加したことでした。
沖縄県の八重山諸島は日本の中においても特殊な地域です。豊かな海洋資源の中で、生物の多様性が現代日本の中で守り続けられています。
その象徴とも言えるのがサンゴです。石西礁湖(せきせいしょうこ)という言葉を聞いたことがありますか?これは石垣島と西表島の間に広がる日本で最大規模のサンゴ礁域です。高緯度地域にありながら、世界最大のサンゴ礁であるオーストラリアのグレートバリアリーフと肩を並べるほど多くの種類のサンゴが確認されていることから、国際的にも重要なサンゴ礁生態系なのです。
※環境省_自然再生の取り組み事例より引用(https://www.env.go.jp/nature/saisei/network/law/law1_3_1/k6_a.html)
そして、ここで生まれたサンゴの幼生等は黒潮にのって流れていくことで、八重山より高緯度の日本のサンゴ礁群の供給源になっていると考えられています。
八重山の歴史はサンゴ礁とともにあったと言っても過言ではなく、ここで育まれている生物多様性の恩恵を受けて人々は生活を営んできました。
この石西礁湖が危機を迎えています。 原因は温暖化による水温の上昇、赤土の流出。また、一部の自然保全を考えていない観光ツアーのあり方など様々です。
※撮影者より許諾を得て掲載しています。
先述したとおり、これは八重山のみならず、日本全体のサンゴ礁群にも重大な影響を及ぼす問題です。9万種を超える生き物を養っていると言われる海のゆりかご、サンゴ礁を守っていくことは、僕たち八重山で生きるものにとっての最重要課題です。
僕はこの現状に衝撃を受けたものの、「まだ高校生だから」という想いだったり、「できること」や「活動範囲」に 制限をかけている自分がいることに気づきました。しかしこれからの世界を生きる中心世代は自分たちです。できない理由を考え続けて、後から後悔する。そんな未来を生きたくはありません。
ならば、失敗してもいいから、一歩踏み出そうと思いました。
▼実際にゲームを体験してみた
そんななか、ご縁がありSDGsカードゲーム「Get the Point」の存在を知りました。 これまで全国で6,000人以上が体験し、小学生からお年寄りまで幅広い世代に評価されている人気学習ゲームとのことで、昨年石垣市で開催された「石垣SDGsシンポジウム」では、小学3年生からおばあさんまでがこのゲーム大会に参加し、年齢や立場の違いを超えて楽しくSDGsを学ぶことができたと大好評だったそうです。
※昨年のゲーム大会の様子
僕は、この話題を耳にする中で、「Get The Point 」というゲームにとても興味をもちました。 そこで何も知らない弟と一緒に、実際にこのゲーム体験会に参加してみました。 SDGsは難しいテーマなので、正直言うと「本当にゲームで理解なんてできるのか?」と疑っての参加でした。
※ゲームを体験する私と弟
将来僕たちが生きる世界の縮図がここにある!
実際に体験してみて、感じたことは、まず「面白い」。ここに驚きました。
ゲームではあるけれど「学び」が中心なのかな?と思っていたのですが、資源を使ってポイントをゲットしていくというシンプルなゲーム性が、ゲームとして純粋に楽しいものでした。
次に、「分かりやすい」。
競走型と協力型のルールで2回ゲームをする設計になっているのですが、たった一つの目標が変わるだけで、参加者のプレイの仕方がガラリと変わり、そしてゲーム上の未来のあり方も一変しました。 目標が変わることで、行動が変わる。行動が変わることで、未来が変わる。 SDGsの中心にある考え方が、ゲームをしている中で自然と気付けるようになっていました。
最後に、「考えが深まる」。
「あ、やばい、地球が滅亡しそう」とか「このままじゃ資源がもたない。どうしよう…」と、ゲームを進める中で、当事者として様々な感情がわいてきました。そして、ゲームが終わった後に、現実の社会と結びつけて、「石垣島は協力型の社会を作れているだろうか。もしできていないとしたら、どういった動きが必要なんだろうか。」と考えるきっかけが生まれました。 また、単にSDGsについて理解を深めるということに留まらず、なぜ「サスティナブル」という概念が生まれたか、なぜ今それが叫ばれているのか、ということまで、このゲームで身近に感じることができました。
何も知らないはずの弟は、楽しさと学びの両方が得られて今までにない感覚を覚えたと言っていました。確かに、座ったままで未来を覗くことができる、世界を眺めることができる、これは全く新しい感覚でした。
将来僕達が生きる世界の縮図がここにある!と思いました。
今から僕たちが手を取り合って生きていくための「想像」がこのゲームには詰まっているような気がします。 僕はこのゲームを八重山中の小中学生に遊んでもらい、一人ひとりが島を飛び出して、地球の未来を思い描いて欲しい。と思いました。そして、「このゲームに 八重山ならでは の要素を加えたい」と強く思いました。
<Get The Point のゲーム内容についてはこちらの動画をご覧ください>
▼「SDGs学習ゲームGet The Point 」開発者と連携。
八重山オリジナル版の開発へ!
こうした想いと課題意識、構想をGet The Point 開発者である、門川良平氏(すなばコーポレーション代表)に相談させていただき、話し合った結果、Get The Point を八重山ならではの要素を踏まえて大幅にカスタマイズした 八重山オリジナルSDGs学習ゲーム Get The Point八重山版 の開発を目指すことになりました。
具体的に八重山要素をどう入れ込むかについては、以下の方針で考えています。
※八重山ならではの要素が加わったカードのデザイン案
地域としての特色が明確で、また、重要課題がはっきりしている八重山だからこそ、オリジナル版を作成することで「より伝わりやすく、考えやすい」ゲームになるはずです。
▼「Get the Point八重山版」を八重山諸島の全小中学校へ贈りたい!
今回のプロジェクトで制作する八重山オリジナルSDGs学習ゲーム Get The Point八重山版のゲームセットを、八重山地域全ての小中学校へ寄贈したいと思っています。そして、地元の有志ファシリテーターによって、八重山諸島の小中学生・高校生向けの教育イベントや出張授業に活用していってもらう予定です。
八重山で育った僕たち子供世代が、たとえ将来島を離れたとしても、こういった活動を通じて、日本や世界の各地でSDGsの達成に向けて考えて行動できる同世代の仲間を増やしていきたいと思っています。
▼11月の「やいまSDGsシンポジウム」でゲーム大会開催
僕らの世代が八重山を守っていく未来を。
2021年11月20、21日。石垣島で「やいまSDGsシンポジウム“THE EARTH VOICE”」が開催されます。
島内・島外、官民のSDGsキーパーソンの方々のパネルディスカッションなどとともに、メインイベントの一つとして「Get the Point八重山版」のカードゲーム大会を行いたいと思っています。
そして僕は、このシンポジウムに実行委員長として関わらせていただくことになりました。
大人だけでなく、僕たち高校生、そして小中学生もそれぞれが主体的に関わり、SDGsを軸にワクワクする未来を語り合うシンポジウムです。
もちろん、僕ひとりでできることは限られているので、たくさんの人々の協力があっての開催となります。
僕は地元八重山の良さ、新しい眺めを仲間や後輩たちとともに見たいと思っています。
普段の暮らしや学校生活のなかではなかなかできないのですが、個人的にはこのシンポジウムを通じて、自分たちの将来や現状、変えたいこと、守りたいことを気軽に話し合える雰囲気が八重山にできればいいなと思っています。
たとえ意見が違っても、お互いがその意思や意識を共有できる島をつくるきっかけにしたい!
だからこそ、このシンポジウムと、今回のクラウドファンディングによる八重山版「Get The Point」 の制作をきっかけに、僕たち高校生年代や、さらにその次の世代が中心となって八重山の生活と自然を守っていく流れを作っていきたいと思っています。
まだまだ力の足りない部分もある僕たち世代ですが、未来に対して当事者であるという意識は誰にも負けません!
ぜひ、ご協力をおねがいいたします!
※八重山版SDGsボードゲーム「Get The Point 八重山版」プロジェクトに関するクラウドファンディングは(株)川平スタイルがサポートしています。
■資金の使い道・実施スケジュール
今回ご支援していただいた資金は以下の目的で使用させて頂きます。
①READYFOR利用手数料
②デザイン費用
③イラスト費用
④ゲーム制作費(300個)
- 石垣市・竹富町の全小学校・中学校・高校へ八重山版SDGsボードゲーム「Get The Point」を教育委員会を通して配布します。(100個)
- リターン用、及び、やいまSDGsシンポジウムで使用(200個)
*こちらの売上で、持続的に八重山地域のSDGs教育を支援していきます。活動内容は随時SNSで更新していきます!
※石垣島特産品詰め合わせのリターンを履行するためには、食品衛生責任者、営業の届出が必要となります。 現在、既に食品衛生責任者、営業の届出の手続きを進めており、本プロジェクト実施である2021年12月1日までには、食品衛生責任者、営業の届出の見込みが立っています。(2021年9月現在)
【プロジェクト終了要項】
●製作物
八重山版SDGsボードゲーム「Get The Point 八重山版」
●製作完了予定日
2021年12月20日
●製作個数
300個
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
石垣島生まれ、石垣島育ち。 八重山高校2年生。 「やいまSDGsシンポジウム“THE EARTH VOICE”」実行委員長
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
1,000円
オンライン視聴チケット(沖縄県内)
やいまSDGsシンポジウム「THE EARTH VOICE」オンライン視聴チケット
*沖縄県内に在住の方
●プロジェクト期間だけのお得な早割価格です
●オンライン配信の日時は11月21日(日)
主にパネルディスカッション・プレゼンテーションを配信します。
詳しくはイベントサイトへ(近日中公開)
●11月19日までに視聴URLをメールで送付します
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
2,000円
オンライン視聴チケット(沖縄県外)
やいまSDGsシンポジウム「THE EARTH VOICE」オンライン視聴チケット
*沖縄県外に在住の方
●プロジェクト期間だけのお得な早割価格です
●オンライン配信の日時は11月21日(日)
主にパネルディスカッション・プレゼンテーションを配信します。
詳しくはイベントサイトへ(近日中に公開)
●11月19日までに視聴URLをメールで送付します
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
1,000円
オンライン視聴チケット(沖縄県内)
やいまSDGsシンポジウム「THE EARTH VOICE」オンライン視聴チケット
*沖縄県内に在住の方
●プロジェクト期間だけのお得な早割価格です
●オンライン配信の日時は11月21日(日)
主にパネルディスカッション・プレゼンテーションを配信します。
詳しくはイベントサイトへ(近日中公開)
●11月19日までに視聴URLをメールで送付します
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
2,000円
オンライン視聴チケット(沖縄県外)
やいまSDGsシンポジウム「THE EARTH VOICE」オンライン視聴チケット
*沖縄県外に在住の方
●プロジェクト期間だけのお得な早割価格です
●オンライン配信の日時は11月21日(日)
主にパネルディスカッション・プレゼンテーションを配信します。
詳しくはイベントサイトへ(近日中に公開)
●11月19日までに視聴URLをメールで送付します
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
プロフィール
石垣島生まれ、石垣島育ち。 八重山高校2年生。 「やいまSDGsシンポジウム“THE EARTH VOICE”」実行委員長