プロジェクト概要

 

教室の数が足りず十分な授業が受けられない子どもたち、老朽化や自然災害により教室を失った子どもたちに小さくとも新しい教室と学ぶ楽しさを送りたい!

 

みなさま初めまして、北海道YMCAの佐藤雅一と申します。北海道YMCAは22年前からベトナムYMCAと協働して、ベトナムの農村に子ども達が安心して学べる教室を届けております。

 

ベトナムの都市部は、最近、めざましい発展を続けているのですが、農村部の多くは発展から取り残されています。北海道YMCAでは農村部に暮らす子ども達の教育環境を少しでもよくしていきたいと願い、毎年1棟ずつ教室建設を続けてきております。

 

今年も、ベトナムYMCAと協働し、ベトナムの農村部(ベンチェ省)に子ども達が安心して学べる教室を1棟建設を予定しているのですが、建設にかかる費用の一部が不足しております。みなさま、どうかご支援お願いできないでしょうか?

 

2016年8月、水害により流され教室の跡地に新しい教室をを建設しました(左後方の黄色い教室)

 

子ども達が安心して学べる教室、それが一番必要です。

 

ベトナム戦争終結後、ベトナムYMCAは一度解散。1990年代に入りベトナムYMCA復興の運動が起こり、1996年に北海道YMCAはベトナムYMCA支援の一環としてベトナム農村部でのワークキャンプを開始しました。その時に私たちが目にしたのが竹とバナナの葉で出来た質素な教室でした。

 

ベトナムYMCAと今後の活動について話す中で、一番必要とされている物は「子ども達が安心して学べる教室」であることを知り、それ以後ベトナムYMCAと協働して教室建設を続けています。

 

都市部の発展の陰で、農村部ではまだまだ教室が不足しており、1つの教室を午前と午後に別々の学年が使う2部制で授業を行っている地域がたくさんあります。

 

授業時間が充分確保できないため教育内容が不十分になることで、都市部の子ども達との間に新たな学力格差が生じてきています。子ども達の未来をつくっていくためにも、教室の建設が、今もまだ必要とされています。

 

2016年度のワーク地の水害により崩壊した教室跡。
2つの教室が崩壊、壁の一部だけが残っていました。
左の黄色い建物が新しく建てた教室。でも、まだ1教室不足のままです。

 

農村部では教室が不足しています。すでに都市部の子ども達との間に学力格差が生じてきています。

 

<なぜ、教室が不足しているのか>

それは、
①政府の予算が少なく、農村での学校整備が遅れています。人口の増加により子ども達が増えている のに対し、学校建設がおいついていません。また、人々が暮らす地域が広がっていることも原因 の1つです。


②過去に建設された教室は、作りが良くないため既に使えなくなっていたり、低学年が使うには危険な状態にある教室が増えています。


③水害により流されてたり、崩壊して使えなくなる場合もあります。

 

普段子ども達が使っている教室の内部

 

<計画の中心に地元の人々がいます>

 

どこに教室を作るかを決めるのは、ベトナムYMCAと地域の教育委員会が話し合って決めています。地域の事情をよく知っている教育委員会と教室建設の必要性・緊急性を判断し建てた後のフォーローを行ってくれるベトナムYMCAにより、本当に必要な地域に教室を建設することが出来ています。

 

ベトナムYMCAは教育委員会との協働により毎年10棟ほどの教室を建設しており、そのうちの1棟を北海道YMCAが担当しています。

 

毎年訪問する地域の教育委員会。今年もお会いできましたねと、うれしい挨拶を交わす時間です。

 

<遠く離れたお友達のために>

教室1棟の建設費は8,000 US$です。約半分の40万円をReadyforを通じて集め、残りの費用は北海道YMCA国際協力募金でまかないます。国際協力募金は、YMCA会員からの寄附の他、バザーや街頭募金によって集められる物で、YMCAに通う子ども達が大きな役割を果たしてくれています。

 

街頭募金でがんばる子ども達

 

<ワークを通じて子ども達への思いを形にしていきます>

 

「子ども達に安心して学べる教室を作ってあげたい。教育を通じて子ども達の希望を育み、未来を創っていきたい。」と願う地域の人々と同じ思いを持つ北海道のボランティアが1週間協働してワークを行い教室を完成させていきます。

 

窓枠や格子に着いた汚れを取る作業(左:ボランティア 中央:ベトナムYMCAスタッフ)
 
外壁のペンキ塗り
 
完成間近の教室内 タイルの目地埋め、清掃作業

 

教室を作るだけなら資金を送れば建てることが出来ますが、ベトナムの子ども達の力になりたいとボランティアでワークに参加する人々の働きがこの活動を「支援する側される側」の関係ではなく、「共に生きる社会」を作る活動としてくれています。

 

地域に入り込んで活動するには、地域の人々から信頼されることがとても重要です。ボランティアの働きが地域の人々や子ども達との友情と信頼を生み出し、その積み重ねがあってこその活動が継続できています。

 

地元の大工さんとボランティア
 
アオザイを着た先生とボランティア(紫のTシャツ)

 

ホームビジットをさせてもらった家族(地元の農家)

 

子ども達は、学びを通じて希望を育み、自分の未来をつくっていきます。
地域は、教育の重要性を認識し、地域で子どもを育てる環境を整えていけます。

 

 

子ども達にとって

・安心して学べる教室が出来ます。

・2部制が解消され必要な学習時間が確保できます。

・都市部の子ども達との教育格差が解消され、進学・就職の可能性が広がります。

・学ぶことで将来に対する希望を育んでいくことが出来ます。
 

地域にとって

・子ども達を安心して学校に通わせる事が出来ます。

・地域の教育環境が整って行くことで、教育の重要性が地域に浸透していきます。

・教育の重要性が地域に浸透していくことで、学校に通わせてもらえない子どもが

 減っていきます。

・教育を受けた子ども達が、地域の経済活動や地域社会の担い手になっていきます。

 

今回のプロジェクトを成功させることで、子ども達にも、地域にもより良い環境が生まれます。ぜひ成功させたいです。みなさま、ご支援ご協力宜しくお願い致します!

 

文房具のプレゼントをもらう子ども達。

 

贈呈式終了後、感謝を伝えに来た子ども。