プロジェクト概要

たったお一人でお社を制作して下った宮大工さんへの支援を!

 

こんにちは。私は今回のプロジェクト実行者で、閖上湊神社の氏子総代長の伊東 明です。このREADYFOR?のプロジェクト提案は今回が2回目となります。
前回は東日本大震災で被災した名取市閖上(ゆりあげ)にある日和山の参道に手すりを付ける「被災地閖上の日和山を訪れる人の安全のため階段に手すりを!」プロジェクトを提案し、皆様から多大なご支援をいただき、無事手すりの設置をすることができました。

 

そんな中、この日和山へのお社制作を名乗り出てくれた大工さんがいます。一般的に800万円から1000万円もの費用がかかるところを、この大工さんは金銭面の勘定を抜きにして制作に着手したのです。聞けば作業場にあった材料や道具は津波で流されてしまったそうで、それを、がれきの中から探し出して来たとのことでした。

 

そこで私たちは、お社制作費用を集めるために動き出しました。今回は、たったお一人の力でお社を創ってくださった宮大工さんへの支援をお願いしたいと思っています!

 

(ご支援をいただき設置した手摺。訪れた方の安全を守っています)

 

前回のプロジェクトの中でも、お社建立についてほんの少しお伝えしましたが、新たなお社を、という声は以前からありました。ですが、閖上の町と住民のみなさんの復興もままならない状態では、なかなか踏み出せる状況ではありませんでした。
それを見ていた閖上の宮大工さんが、お社制作に取り組んでくださいました。

 

お社制作は、ひとりの大工さんの善意で始まったとはいえ、制作の過程を考えると本当にこれを大工さんひとりに負わせて良いのかと思うようになりました。
そこで私たちはこのお社の制作にかかる費用の一部を支援しようということになり動き出しました。

 

◆お社の制作過程

 

大工さんは日和山のすぐ近くに住んでいてご自身も被災しました。震災後は被災建物の修繕の仕事が殺到し身動きが取れないような状態でしたが、犠牲者への鎮魂の念を抱き、なにより閖上の日和山にお社を鎮座させ復興を後押しすることになればと、昨年夏ごろから休日など空いた時間を利用して準備を進めてきていたそうです。そして震災から2周年を目前にした1月初頭から、他の仕事を中断してまで制作に専念し完成させたものです。

 

大工さんは「材料はもとから自分の物だし、作るのは自分ひとりだから払う手間賃も考えていない」と、金銭面の勘定を抜きにして制作に着手したそうです。

本来であれば、このページでこの大工さんのご紹介をさせていただきたいところですが、

残念ながらご本人からお断りのお返事がきておりますので、「湊神社の総代の1人で、閖上4丁目に住んでいた宮大工」とだけお伝えさせて頂きます。

 

(お社制作の途中)

 

◆資金集め

 

金額は200万円。その資金集めをはじめました。

震災後から、各所に分散して暮らしている閖上の住民の皆さんへの情報誌として無料配布されている「閖上復興だより」というミニコミ誌を発行しているところから寄附を募る情報を掲載しようというお話があり、今年1月から掲載しています。

 

  (閖上復興だより)

 

4月9日の時点で65万4,716円になりましたが、この閖上復興だよりという媒体は主に閖上住民のために閖上に関する情報を提供する情報誌なので配布場所や発行部数も限られており、情報伝達力には限界があります。

我々としては目標50万円を、より多くの皆さんのご支援をお願いしたいと思いプロジェクトを提案することにしました。

 

◆湊神社のこと

 

すでに「手すり」プロジェクトでも紹介しましたが、簡単におさらいしますと閖上には町の中心部に湊神社が、海岸に近い日和山に富主姫(とみぬしひめ)神社という神社がありました。湊神社と富主姫神社の関係ですが、富主姫神社は湊神社の末社にあたりまして、富主姫神社の運営は湊神社が行っています。
2つの神社は震災の津波で流失しましたが、日和山に震災から3ヵ月経った同年6月9日、津波の流木を使って作った松の木の鳥居と神籬(ひもろぎ)が建立されました。

 

今年の3月11日といういのは、私たちにとっても特別な日でした。あの震災から2年の節目を迎える日だからです。1年前には神社の再興にとりかかる余裕などないままに過ぎて行ったと記憶しています。
 

お社は当初、その3月11日までに日和山に鎮座する予定で制作されていて、大工さんは寝る間も惜しんで完成させましたが、天候などの事情により実際にすべての作業が完了したのは3月17日になりました。当日は天候もよく作業は無事終わりました。
正式なお披露目とご神入れは5月5日の富主姫神社の例祭で執り行われることになっています。

 

              (今はお披露目の日を待つばかり)

 

このプロジェクトは、資金のめどが立ってから動き出すというものとは逆の関係になっていますが「震災に対するみんなの気持ちをひとつにして、ここに残したい」という想いから立ち上がったプロジェクトです。


閖上の町そのものは、これから復興に向かって進み始めようとしていますが、地域住民のよりどころでもあった日和山と富主姫神社のお社は復興が芽吹くさきがけとなるでしょう。

皆さんの、被災地への想いと復興への願いをひとつにしてみませんか。

 

(完成したばかりのお社を囲んで)

 

◆引換券について

 

■感謝の意を表しタオルハンカチ

 ※前回の手すりPJにご支援いただいた方は別デザインを指定していただけます。


■地酒「閖-Yuri-」
→地酒「閖」は、被災した閖上にある酒造店が、仮設工場で初めて作ったお酒です。
共に復興へ進んでいる仲間であり、「復興の一歩と閖上ならでは」を感じていただければと思っております。※お酒ですので未成年者へはお送り出来ません。ご了承ください。

 


地酒「閖」


■お社付近に、支援者様のお名前の入ったプレートを設置

 ※前回PJは下記のように設置しました。


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