プロジェクト概要

フォトジャーナリスト安田菜津紀さんと看護師兼フォトグラファー石塚奈津による「在宅医療 × 写真展」を今年12月、東京にて開催します!

 

はじめまして。ケアプロ株式会社・在宅医療事業部の石塚奈津と申します。医療施設ではなく、家族がいる家で過ごしたい患者さんを、家でサポートする「訪問看護」の現場では、たびたび、心動かされる場面に出会います。

治療の場である病院から、住み慣れた自分らしくいられる「家」へ。家だからこそ、病院では決して見ることができない、本当に良い笑顔、明るい笑い声に出会うことがあります。いつ、どこで病気になるかわからない今、「現場でしか知り得ない」笑顔、感動を、看護師兼フォトグラファー石塚奈津と、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんにも協力していただき、誰にでも伝わりやすい「写真」と言う形でお伝えしたいと考えています。

 

辛い病床にも笑顔と感動があること、いざその時が来たらそのお手伝いをするナースたちがいることを、写真展を通じて伝えるお手伝いをいただけないでしょうか?

 

 (心やすらぐ時間を支えるためのサービスが訪問看護です。)

 

 

医師とナースがご自宅へ。病院と同じ医療が受けられる「訪問看護」とは?

 

ある朝急に、医師から電話がありました。

 

「3日前に一時外泊したターミナルの方がいる。外泊後、家にいたいと希望され、本日そのまま病院へ戻らずに退院となった。家に戻って以降、ほとんど飲み食いもできていない状況で、家族がつきっきりで対応されている。訪問看護を導入してほしい」との依頼でした。すぐに受け入れをしました。

 

ご自宅に到着すると、ベッドの上で下顎呼吸をしている利用者様を、奥様、娘さん、孫たちが心配そうな強張った表情で見つめていました。

 

慣れないオムツ交換、食事介助、病気の影響からか訳の分からない言葉を発しているご主人。頑張ってはみたものの、着替え一つも思うようにできなかったのでしょう。ズボンのみ交換されている衣服を見て、ご家族は本当に不安の中、ただ必死に介護されていたんだろうなとの印象を受けました。

 

 

ご家族は、ご本人の下顎呼吸を見て、苦しんでいるようでかわいそう、心配、不安などと思われているようでした。私たちはプロとして、ご主人は痛みを訴えるような表情もしておらず、呼吸の状態は自然な経過の流れであり、苦しんでいるわけではないことなどを伝えしました。

 

本人が苦しんでいないと分かったこと、医療者が介入したことなどがご家族の最大の安心につながったようで、私たちと話している中で、娘さんは安心して涙されていました。

 

何かあればすぐに緊急対応することを説明して、ご自宅を後にしました。ところがその30分後、夜間待機電話が鳴りました。

 

 

 「父の息が止まっているみたいです」


娘さんからの電話を受けてすぐに、緊急訪問しました。呼吸の止まった利用者さんと、そのそばでご家族が涙を流しながら寄り添っていました。ご家族より話を聞きつつお体の様子を見ると心肺停止状態。駆け付けてくれた医師により、死亡診断がおりました。

 

「親戚など呼ばれたい方に電話をしてください」とご家族に伝えると、たまたま今日は3姉妹の娘さんとそのご主人、お孫さん全員が夕方に会いに来ており、まだ近くにいるということで、30分もしないうちに皆さん戻って来られました。

 

(最後の"エンゼルケア"での一枚)

 

 

ご家族全員がそろったところで、一緒にエンゼルケアを始めました。「エンゼルケア」とは、看護師が利用者さん、もしくは患者さんに行う最後の看護ケアです。順番に案内をしながら一緒にお体を清拭していくと、初めは恐る恐る体に触れていたご家族も、「ここはまだ温かいわ」「人ってこんなに冷たいのね」「私にも触らせて」などと体の変化を肌身で感じつつ、少しずつですが死を受け入れられていることが伝わってきました。

 

こういった時に遠慮がちなのは男性陣です。ベッドから少し離れたところで遠慮がちに立っていらしたので、お呼びして背中を拭いて頂きました。拭き始めると、「お世話になりました」と言って涙を流し始め、お節介ながらも清拭をお願いして正解だったと感じました。

 

一番上の娘さんがこうつぶやきました。「人ってこうやって死んでいくのね。こんな風にみんなに看取られていくなら、死ぬことって怖いことじゃない気がしてきた」つい数時間前まで、おびえるように不安がっていたご家族とは思えないような発言に驚かされました。

 

たった4時間だけのお付き合いでしたが、ご家族が揃って、沢山の思い出話をしながらお見送りをしたことは、かけがえのない時間であったと思います。

 

(がん末期の利用者さんだって、大切な時間を

少しでも穏やかに過ごしてもらいたい。)

 

 

国民の68%が最期は自宅で迎えたいと思っています。しかし、現状80%以上の方が病院で亡くなっています。

 

今の日本では、病院で亡くなることが当たり前であり、「家で暮らす」をサポートする受け皿が整備されていないのが現状です。

 

このエピソードのように、ご家族やご本人は本当に困りきってしまい、心も体もくたくたに疲れきってしまいます。間一髪で、訪問看護が入りましたが、もしかしたらご家族にとっても悲しくて、辛い最期の時だったと思ってしまったかもしれません。

 

(仲良しの奥様と好きな時間に会話ができるのは「家」だからこそ。)

 

日本ではまだ8割近くの方がご自宅ではなく、病院で亡くなっていますが、現状では、「看取り難民30万人」を救うことは出来ません。

 

でも、沢山の方が「家で暮らす」ことに目が向いたら。絶対に「うちで暮らす」をかなえられるようになるはずです。もっと、生きたいように生きられるよう、光があたるように。

 

(現場だからこそ感じる想いを「写真」を通じてお届けします)

 

(若手看護師が多く現場にいることで、今まで難しかった24時間・365日支え続けることが安心につながります)

 


家だからこそ、見ることのできる笑顔を知ってもらいたい。今年12月、東京で病気や障害と一緒にお家で暮らす人々の写真展を開催します。

 

壮絶な瞬間はありつつも、家だからこそ、病院では見られないような本当に良い笑顔をする。遠くない未来に、あるいは今選択を迫られているみなさんに、「家で生きる」ことで見ることができる、「現場でしか知り得ない」笑顔、感動を知ってほしい。その想いから今回、誰にでも伝わりやすい「写真」と言う形でお伝えしたいと考えています。

 

東京の四谷三丁目ランプ坂ギャラリーの会場を貸し切り、今年の12月12日から約1週間、スタディオアフタモード所属のフォトジャーナリスト安田菜津紀さんと、看護師兼フォトグラファー石塚奈津が一緒に、現場に取材撮影した写真展を開催します。

 

(フットワークの軽い若手看護師が増えることで、より沢山の利用者さんの支えになると思います。)

 

 

皆さまからいただいたご支援は、都内ギャラリーを貸し切りにするため会場代20万円、プリント&パネル制作代として50万円、ゲスト出演費など30万円、その他写真展開催に必要な20万円として使用させていただきたい。どうかご支援をお願いできればと思います。

 

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【写真展 詳細】
▶ 開催日時:2015年12月12〜21日
※写真展の会場時間が日によって違います。
・初日 12/12         13:00〜18:00
・その他        10:00〜18:00
・12/13、20のみ   10:00〜20:00
・最終日 12/21   10:00〜15:00

▶ 場所 四谷三丁目ランプ坂ギャラリー(おもちゃ博物館併設の、元幼稚園&小学校のリノベ施設です)
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 (プロジェクト実現のために、皆さまの応援をよろしくお願いします。)

 

 

訪問看護を、写真展で伝えたい理由

 

以前、私がイベントでフォトジャーナリストの安田さんと出会い、今後「高齢者社会問題、医療問題」を今後取材していきたい、そんな話をしたことがきっかけで、本当に実現させようと今回の写真展プロジェクトが立ち上がりました。

かねてから私達も訪問看護の現場の利用者さん、家族の良い笑顔を残したいと思っていました。現場の看護師の想いや、利用者さんに、あたたかく関わってくれ、「うちで暮らす、生きる」ことの本質を一緒に見つめなおしたいと思っています。下記、安田さんのコメントです。

 

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▶安田菜津紀より

 

ケアプロの看護ステーションに出会い、現場で奮闘する看護師さんたちと一緒にご家庭にお邪魔するまでは、病気や障害があっても、住み慣れた場所で過ごしたい、という願いを支える仕組みがあることを殆ど知りませんでした。そして医療の現場での認知度もまだ、高いとはいえないことも。

 

心休まる場所はそれぞれ違うでしょう。大切なのは目の前に「選択肢」があり、どうすればより穏やかな時を築いていけるのか、共に考える誰かが傍にいることなのだと感じます。そんなそれぞれの「居場所」から発せられる声を、写真に込めてお届けしたいと思います。

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(もし家族が病気になったら。その時のことを、写真展をキッカケに

一度考えてみていただきたいと思っています。)

 

 

いざ、その時が来たら、力になれる私たちがいることを知ってほしいと思っています。


家族の形、働き方などの時代の変化はあります。しかし、やはり一番落ち着く場所は「家」であり、「その人らしく」生きる場所であると思います。

いざその時がきたら、必ず私たちは力になれます。力になれるのに、知ってもらっていないと相談すらしてもらえない。だからこそ訪問看護があることを、もっと知ってもらいたいと思っています。その一歩となるべく今回のプロジェクトを成功させたいと思っています。どうか皆さまの応援、よろしくお願いいたします。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 引換券について ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ご支援いただいた皆さまには下記の引換券をお送りします。

 

・お礼メール

 

 

・招待状兼ポストカード

訪問看護の現場を集めたお写真を入れたポストカードを、ご自宅にお送りします。

 

 

・レセプションパーティー招待券

2015年12月12日にオープニングレセプションパーティーを行います。約90分程度を予定しております。弊社代表、川添高志はじめ、石塚奈津、安田菜津紀も参加いたします。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 

☆通常料金500円←ケアプロはワンコイン健康チェックも行っております!今回は、ご支援いただきました方にはリターンにチケット代が含まれています。

 

 

・ギャラリートークセッション入場券

弊社の利用者さんと弊社、岩本大希、安田菜津紀、石塚奈津、及びご利用者様、弊社看護師、その他ゲストとで、トークセッションを開催する予定です。12月19日、20日に、各1時間程度開催予定です。

(状況により、変更になる場合があります。)

 

 

・「家で暮らすがわかる」記念フォトブック

今回の写真展での写真を集めた、訪問看護の仕組みや内容などをまとめたbookを制作し、お届けします。


現場看護師や、利用者さんのコメントはもちろん、海外の在宅医療などもまとめた、盛り沢山な充実した内容のbookです。(現在作成中)

 

 

・現場が見れる!訪問看護体験

実際に、弊社(ケアプロ訪問看護ステーション東京中野本店、もしくは足立サテライト)にて、看護師はもちろん、一般のかたも見学できる機会を作りました。利用者さんのお宅に、看護師と同行します。

 

看護ケアや、どのように利用者さんが暮らしているのかなど、普段なかなか体験できない見学ができます。日時などは直接担当者とご相談になります。
※基本的には30〜60分程度の訪問を1件、電動自転車で行います。

 

 

・ケアプロ訪問看護ステーション東京の看護師とキャリア相談ランチ

※こちらの権利については、訪問看護に興味のある、看護学生、もしくは看護師限定とさせていただければと思います。もし興味がありそうな方が身近にいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。


キャリアや、看護についてご相談や、看護について語り合う時間など、ランチしながら話す機会を設けます。弊社は、平均年齢28歳と若手看護師が多く、男性看護師も多く、バックグラウンドも様々です。

 

 

・ケアプロ株式会社スタッフによる出張講演

訪問看護の現場や、在宅医療に関してご希望の場所まで、直接講演を致します。別途会場費・交通費などはご負担いただきます。日程などは直接担当者とご相談になります。勧誘などはご遠慮ください。

 

 

・ご希望の方にスペシャルサンクスとして、キャプションにお名前記載

 

 

・移動写真展をご希望の場所で開催

今回の写真展をご希望の場所で、開催できます。開催期間は3~7日間。
※交通費、設営費、会場費は別途ご負担いただきます。日程などは直接担当者とご相談になります。

どうか、このプロジェクトに多くの方が参加され、「みんなでつくる写真展」になりますよう、ご支援よろしくお願いいたします!!

 


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