制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 5枚目
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 2枚目
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 3枚目
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 4枚目
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 5枚目
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 2枚目
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 3枚目
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 4枚目
制度の狭間にいる引きこもりがちな人の一歩前進を応援したい。 5枚目

支援総額

777,000

目標金額 700,000円

支援者
67人
募集終了日
2023年11月10日

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プロジェクト本文

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これまでの活動

 

特定非営利活動法人あじさい園は、福岡県古賀市で精神疾患(発達障がい含む)や、引きこもりの人およびそのご家族などを支援しています。

 

私たちは2011年、精神疾患(発達障がい含む)の当事者家族の会として活動を始めました。

 

そして、特別支援学校高等部を卒業し、障害者就労継続支援(B型)事業所に通所していた息子が引きこもりになったのをきっかけに、当事者の就労の場,居場所がほしいと願い、また他にも引きこもりがちで、家族だけで悩んでいるけれども会に繋がることができずに困っている人たちがいるのではないか?との思いから、2019年8月、特定非営利活動法人あじさい園を設立しました。

 

市の施設をお借りしながら、週1回の作業(チラシ折込とポスティング)やサロン活動、相談事業などを行っていましたが、新型コロナによる活動自粛で、思うように活動できない時期もあり、昨年9月にやっと活動拠点を持つことができました。

 

毎月第3月曜日(第4月曜日の場合あり)の10~12時、古賀市福祉センター千鳥苑で無料相談会&フリースペース活動をしています。(古賀市社会福祉協議会共催)市民ボランティアさんも一緒に、卓球やオセロ、将棋、トランプ、双六・・・で交流します。

 

他、古賀市コミュニティ活動補助金で、「引きこもりの人へのアウトリーチ支援による孤立防止事業」を行っています。これはご自宅など本人が安心できるスペースに出向いて相談支援を行うもので、今年で3年目になります。古賀市内で活動中の「特定非営利活動法人子どもパートナーズHUGっこ」さんと連携して、食品の仕分け作業などのボランティア活動もしています。

 

「地域活動支援センターのびのび」

住所:福岡県古賀市天神6丁目16-13

☎ :092-982-0932

FAX:092-982-0934

 

公式ホームページ:https://www.npoajisaien.com/

活動報告ブログ:https://ameblo.jp/ajisaienfukuoka/

 

*今年8月、地域活動支援センター(Ⅱ)になりました

 

料理活動で、フルーツパフェを作りました。

 

 

現状と課題

 

今年8月、ようやく地域活動支援センターⅡ型を開設することができ、現在、福岡県古賀市と新宮町から委託を受けて事業を始めました。やっと毎日開所できる場所と人員を揃えることができました。現在5名の方が地域活動支援センターを利用されています。

 

しかし、地域活動支援センターは、障がい者の地域生活支援事業なので、障がい者手帳や自立支援医療証の保持者でないと、自治体からのサービス受給者証が出ません。そのため、同じ引きこもり状態でありながら、受診したことがない人や障がいとは言えない人たちは利用登録さえできません。

 

障がい福祉サービス事業(就労移行支援事業所,就労継続支援事業所など)で受け入れが可能な場合もありますが、引きこもりがちな人たちが、いきなり就労を目指しても難しいことも多く、更に自信を失うこともあり得ます。

 

私たちは、まず「本人の自信回復が大切」だと考えます。

 

そのためには、ご家族の理解や応援が不可欠です。無理に引き出したり就労を無理強いするのは、本人の自尊心を傷つけることもあり、逆効果です。本人の意思で動き出せるように、僅かずつでもステップアップしていけるように、ご家族の対応が何よりも大切になります。のびのびでは、ご家族(お母さん)も一緒にボランティアとして参加して、他のご家族と思いを共有することもできます。また、彼らが地域で生きていくためには地域の方のご理解も大切になります。昨年度は、市内の市民団体との交流などのイベントも行いました。

 

このような家族支援や地域交流をするために、障がい者福祉サービス事業ではなく、敢えて地域活動支援センター事業からスタートする道を選びました。しかし、それだけでは補助金収入が少なく、本当にやりたい支援ができない現状があります。

 

元々、私は一人親世帯で自身の生活も楽ではない中で、それでも「孤立している人たちの居場所を作りたい」という夢だけは捨てきれませんでした。

 

しかし、やっと拠点となる物件を借りることができたものの、特定非営利活動法人になってからも専門的な理事ではなく、家族会の延長として「家族」の立場の人たちで運営してきたこともあり、それぞれの家庭の問題を抱えながらの事業運営は並大抵のことではありませんでした。当事者会員や家族会員に「地域活動支援センター」という聞きなれない事業の説明をしても、実際にないものの理解は難しく、自分たちの居場所が脅かされることへの不安も大きかったと思います。実現できるのか不透明な状況で融資を受けることも躊躇しました。

 

これまで何とか自己資金で賄ってきて、やっと事業収入が入ってくる目途が立ちましたが、あと少し、利用者が増えて安定的な事業ができるまでの資金が足りません。「紫陽花」には「カタツムリ」が似合いますが、正にカタツムリのような歩みでした。

 

 

 

より多くの方へ支援を届けたい

 

特定非営利活動法人あじさい園の拠点「のびのび」ができて1年。作業や様々な地域交流の場として活動してきました。居場所があることで、新たな相談や利用希望者が増え、ボランティアでお手伝いしてくださる方も増えてきました。

 

やはり、居場所を必要と思っている精神疾患の方や引きこもり傾向の方やそのご家族が、まだおられることを実感し、この事業を継続することの重要性を感じています。

 

今年8月、障がい者総合支援法に基づく地域生活支援事業(地域活動支援センターⅡ型)を開設しました。

 

しかし、受診したことがない人や障がいの状態とは言えない人は、センター事業を利用できません。その方たちには1日利用料1,000円の設定をしていますが、「就労もしていない、障がい年金もない」と言われている引きこもりの人にとって利用料負担は厳しく、せっかく一歩を踏み出すチャンスがありながら、経済的理由で断念せざるを得ないのは大変残念なことです。

 

私たちは、そのような制度の狭間にいる人たちの支援がしたいと思っています。

 

今年度の「引きこもりの人へのアウトリーチ支援による孤立防止事業」では、古賀市在住の人にはなりますが、障害手帳などがない引きこもりがちな人が「のびのび」に来所しての活動(相談)も含めることにしました。すぐに来所することが難しい人もいますが、そんな場所があることは、彼らの希望や目標になっています。しかし、この補助金申請は今年度が最後になっているため、来年度以降の事業継続が不安です。

 

本来地域活動支援センター事業として利用できるならば、1日2,250円~4,880円の補助金(事業委託)収入になります。しかし同じ支援をしても、経済的に厳しい人たちに補助金額と同額を請求することは憚られます。

 

障がいのある人と同じように、引きこもり状態で困っている本人の自立やご家族の安心のために、彼らの経済的支援をお願いいたします。

 

 

 

ご支援のお願い

 

8月にやっと地域活動支援事業所(Ⅱ)になり、毎日活動ができるようになりましたが、制度の狭間にいる人(障がいの状態とは言えない人)たちの支援にも力を入れていきたいと思います。

 

今は補助金や助成金や寄付などと作業収入のみで運営しているため、利用者への工賃は若干額だし、ご家族やボランティアの助けで、何とか活動している状態です。


せっかく勇気を振り絞って初回相談ができたとしても、すぐに活動に参加できる人ばかりではありません。一歩を踏み出すのに時間がかかる人もいます。だけど、経済的理由で自立の一歩を踏み出すチャンスを逃す人がいるとしたら大変残念なことです。


彼らが安心して過ごし、ここから更に社会に巣立って行けるような居場所でありたいと願っています。

 

今回のクラウドファンディングへの挑戦・達成は、その未来に向けての大切な第一歩となります。どうか、温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

「地域活動支援センターのびのび」の近くの古賀海岸で撮った、息子とのスナップ写真です。
この日は散歩しながら海岸のゴミ拾いボランティア活動をしました。
プロジェクト実行責任者:
山下 悦子(特定非営利活動法人あじさい園)
プロジェクト実施完了日:
2024年2月29日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

地域活動支援センター事業の安定化と制度の狭間にいる人たちの支援を目指します。 いただいたご支援金は、事業継続のための家賃3か月分(21万円)と人件費3か月分(30万円)として、大切に活用させていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己資金にて補填いたします。

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プロフィール

一人息子(29歳)が知的障害を伴う自閉症スペクトラムと分かったのは小学3年生の時でした。それまで拘りの強さなど不思議には感じつつも障害とは考えてもいませんでした。障がいではないことを証明するために始めた勉強は、まぎれもなく自閉症だと確信せざるを得ない結果ばかりでした。当時私は一人親として子育てをしながら、精神科病院で勤務していました。今よりもっと社会復帰が難しかった患者さんたちの様子に最初は息子の将来を悲観もしましたが、彼らの穏やかで温かい人柄は、私に勇気と希望を与えてくれました。 その後私は、将来息子が一人ぼっちになった時に安心できる社会になるために、微々たる働きをしたいと思うようになりました。働きながら社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得し、障がい者やホームレスの人の自立支援、生活困窮者や引きこもりの人の支援などをしました。現在はフリーの成年後見人を受任しています。

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リターン

3,000+システム利用料


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お気持ちコース

・心を込めた感謝のメールをお送りします。

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

10,000+システム利用料


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応援コース

・心を込めた感謝のメールをお送りします。
・公式ホームページにお名前を掲載させていただきます。(サイズ小)

支援者
44人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

30,000+システム利用料


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【30,000円】全力応援コース

・心を込めた感謝のメールとお手紙をお送りします。
・公式ホームページにお名前と肩書きを掲載させていただきます。(サイズ中)

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

50,000+システム利用料


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【50,000円】全力応援コース

・心を込めた感謝のメールとお手紙をお送りします。
・ホームページにお名前,肩書きとご希望の画像を掲載させていただきます。(サイズ大)

*画像掲載をご希望の方に関しては、終了後メールにてお送りいただく形となります。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

40,000+システム利用料


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【40,000円】引きこもりの人のためのスポンサー支援

・心を込めた感謝のメールをお送りします。
・地域活動支援センター事業が使えない引きこもりの人の利用料(4千円)10回分になります。支援していただいた利用者さんから直接お礼状を書かせていただきます。
・ホームページ及び活動報告ブログにて、支援者様としてお名前をご紹介させていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

80,000+システム利用料


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【80,000円】引きこもりの人のためのスポンサー支援

・心を込めた感謝のメールをお送りします。
・地域活動支援センター事業が使えない引きこもりの人の利用料(4千円)20回分になります。支援していただいた利用者さんから直接お礼状を書かせていただきます。
・ホームページ及び活動報告ブログにて、支援者様としてお名前をご紹介させていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

プロフィール

一人息子(29歳)が知的障害を伴う自閉症スペクトラムと分かったのは小学3年生の時でした。それまで拘りの強さなど不思議には感じつつも障害とは考えてもいませんでした。障がいではないことを証明するために始めた勉強は、まぎれもなく自閉症だと確信せざるを得ない結果ばかりでした。当時私は一人親として子育てをしながら、精神科病院で勤務していました。今よりもっと社会復帰が難しかった患者さんたちの様子に最初は息子の将来を悲観もしましたが、彼らの穏やかで温かい人柄は、私に勇気と希望を与えてくれました。 その後私は、将来息子が一人ぼっちになった時に安心できる社会になるために、微々たる働きをしたいと思うようになりました。働きながら社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得し、障がい者やホームレスの人の自立支援、生活困窮者や引きこもりの人の支援などをしました。現在はフリーの成年後見人を受任しています。

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