たくさんのご支援に感謝・感激です!
第13回CSRS-APは盛会のもと無事に終了致しました。VISA発給遅延のため多くの方が渡航できなかったことは残念でしたが、急遽設定したビデオでの発表とオンラインでの質疑応答システムにより殆どの演題について学術的に討議することができました。皆様の高い学識と臨機応変なご対応のお陰と感謝しております。
本学会では第3回の開催からアジア太平洋地域の発展途上国の方をお招きしてアジアンシンポジウムを開催してきました。今回は初めての試みとして、参加者の渡航費・滞在費をクラウドファンディングにより援助しようとこのプロジェクトを立ち上げました。そして、バングラデシュ、パキスタン、マレーシア、ネパール、ベトナム、カンボジアから6名のシンポジストに自国の医療状況や研究成果を発表してもらいました。パキスタンのドクターは渡航困難でビデオ発表となりましたが、他の5名は現地にて生の声で非常に内容のあるご発表を頂きました。また、座長の鷲見先生が第8回の当学会でお招きしたミャンマーのMyo先生の近況報告など、とても心に刺さるプレゼンテーションが沢山ありました。本学会は頚椎医療に携わる医療者の知識と技術の向上を目指して開催しておりますが、同時にアジア太平洋地域の発展途上国に対する医療支援も重要な役割であることを再認識致しました。また、各国のリーダーが私たちに求めるものは、お金による支援よりもFellowship等による人的交流であることを聞かされたことは、とても印象的でした。シンポジストの方々にはPresidential VIP Dinnerにご参加頂き、おいしい和食と高層ビルからの横浜の夜景を楽しんで頂きました。これも一重に皆様からの温かいご支援の賜物と感謝しております。尚、バングラデシュからご参加頂いたドクターは翌日の飛行機に乗り遅れたため、横浜でもう一泊してから無事に帰国されました。このようなハプニングも含めて、とても心に残るシンポジウムでした。
皆様、多くのご支援を本当にありがとうございました!