障がいの有無を越えたインクルーシブオーケストラ活動を全国展開したい

どの人も音楽の前では平等である。

そう感じさせてくれたのが、インクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」です。

私は「インクルーシブなアンサンブルの教育カリキュラムの開発」について研究をしており、「シンフォニー」の活動に注目している一人です。

「シンフォニー」は障がいの有無に関わらず、あらゆる人々を対象としたオーケストラ団体で、日本唯一の団体と言っても過言ではありません。

音楽によるアンサンブルは、その場に鳴り響く音への感覚を共有することで、他者との共感関係を築くことができます。

つまり音楽は、個人の年齢、立場、特性に関係なく、多様な人々の心をつないでくれるものなのです。

「シンフォニー」の活動は、日本が共生社会に向かうための大切な一歩だと感じています。アンサンブルは仲間がいてこそ成り立つものであり、演奏者同士、そして観客の皆さんとの共感関係を築くためには、その手段である楽器が必要です。

演奏を聴いていただく場所が必要です。ひた向きに努力する「シンフォニー」のメンバー、先生方にご支援を賜ればと存じます。

広島大学大学院人間社会科学研究科　准教授　大野内 愛

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大野内様、応援メッセージありがとうございました♪

シンフォニーメンバー全体で今後も頑張っていきます！