風太郎 目の異常、食欲不振、嘔吐で受診

 

ご報告おそくなってしまいましたが、

１月７日、風太郎 目の異常、食欲不振、嘔吐で病院に行きました。
 

このときはまだ元気はあったのですが、左目の瞬幕だけが眼球を半分近く覆うように出てきていました。

瞳の大きさも左右で違っていました。普段からあまり調子の良くない猫だったので、血液検査とウイルス検査もしてもらいました。ただ、こういう神経症状については、検査をしてもわかることが少ないのだそうです。

幸いエイズと白血病はありませんでしたが、黄疸も出ていました。

腎臓もよくないようでした。

抗生剤と抗炎症剤、吐き気止めと胃腸のお薬をもらいました。

翌日、風太郎の瞳が左右に細かく揺れ動く、眼振という状態になり、平衡感覚が失われたようで、まっすぐ歩くことができなくなりました。

 

眼振の状態を見たのはこれが２度目でした。
第１回目の新着情報の中でご紹介した、リオンも交通事故のあと、眼振が起こって平衡感覚を失っていました。

リオンのこと

 

また、以前私もメニエール病になったことを思い出しました。天井がぐるぐる回るようで立てない状態、そんな感じなのでしょう。船酔いのように気持ちが悪いのも想像がつきました。

風太郎は、３日ほどこの状態で何も食べることなく、昏々と眠り続け、もう助からないのかも・・・と感じました。薬は何とか口に押し込み、リンゲル補液もつづけました。

その後眼振はおさまり、吐くことも少なくなり、少しずつ食欲も出てきました。ビタミン剤の代わりに、目玉焼きの黄身の部分を少し与えました。

平衡感覚は少しましになったようで、斜めになって時々倒れる状態ですが、それでも部屋の中を歩き回るようになりました。

 

１月１２日　風太郎 内服薬追加してもらいました。

最初、粉薬をシロップに溶かして飲ませる薬でしたが、とても嫌がって吐き出してしまい、飲ませるのが難しかったので、粒のまま出してもらって、市販のカプセルに入れて、飲ませるようにしました。カプセルに詰めるのが大変でしたが、飲ませやすくなりました。

不思議なことに、風太郎はなつかない猫だったのに、回復するに連れ、とてもスリスリ甘えん坊猫になりました。
そういえば、リオンもさわられるのを極端に嫌う猫だったのに、自分からひざの上にのってくるほどなつこい猫に変わったのが、とても不思議でした。

 

昨日の風太郎です。

平衡感覚はまだ完全には戻りませんが、瞬幕も見えなくなり、調子がよさそうです。