「神社文化をバイリンガルで世界に発信」完了のご挨拶
●この度は「日本人の心の源流・神社文化を日本語英語のバイリンガルで世界に発信」にご賛同いただき本当にありがとうございました。
全国および海外の方からもご賛同いただき、本プロジェクトも第一次プロセスを無事に完了することができました。現在本プロジェクトに関わっているのはプロデューサー、執筆者、翻訳者、編集者などを含めなんと13人。「日本人の心の源流をバイリンガルで発信したい」という思いを、ここに参加した全員の総力でまとめあげることができました。
皆様からのご支援を心から感謝いたします。
●私たちの作業のプロセスを説明します。
まず神社用語の最重要語を抽出し、それらの日本語制作を4人の専門家が担当。その日本語の最終チェックを伊太祁曽神社奥禰宜が担当しています。それらを日本文化に長年親しんできた日本在住のアメリカ出身のベテランの翻訳者3人が英訳を担当、さらにはその一次翻訳を英語ネイティブ2人によって編集を加え、さらに神社文化に20年親しんできたネイティブ翻訳者が最終的なチェックを担当しています。
これだけの規模で神社文化のバイリンガル翻訳事業を行ったことは前例がないと思いますが、これも皆様からのご支援のおかげで、プロジェクトを実行できたことは言うまでもありません。
●日本語で神社用語を表現をするときの一番の留意点は、わかりやすく専門的な用語を説明すること。そしてそれを英語へ翻訳するときには神社文化にも接したことがない英語ネイティブにも響くような英語で表現することになります。これらには相矛盾する要素が含まれてしまいますが、それを各編集段階でどのようにまとめあげるかが一番の要諦でした。
さらにはそれぞれの説明にふさわしい図版を選定しています。この図版は日本全国の神社文化を長年に渡り撮り続けている写真家の方からの提供を受けています。著作権があるためここで公表することができませんが、図版があることで海外の方たちも含めて理解がさらに深まることと信じています。
●この資産を共有すべく、神社文化に日ごろから接し、この重要性を理解している方たちへの資産共有方法の説明をはじめています。さらにはWebをはじめとした方法で皆様にいかにこの文化資産に接していただくかを検討しています。とても大切なのはここで出来上がったのはとりもなおさず「無上の著作物」だということです。
●今回のファンディングでの収支は現在以下の通りになっています。また支払いが済んでいない部分が残っていますが、近々でそれも完了する予定です。
単価 | 項目数 | 費用 | |
原稿料 | 8000 | 50 | 400000 |
図版料 | 8000 | 50 | 400000 |
翻訳費 | 6000 | 50 | 300000 |
整理編集費(日本語英語) | 8000 | 50 | 400000 |
翻訳の品質チェック費 | 4000 | 50 | 200000 |
管理費 | 500000 | 1 | 500000 |
公式頁構築費 | 300,000 | 1 | 300000 |
合計 | 2,500,000 |
READYFOR様への手数料を引いた金額と上記金額はほぼ同額となっています。
●また皆様への返礼品である御朱印帖、文鎮、神棚、土器は基本的にすべてお届けしていますが、伊太祁曽神社に直接御朱印帖を取りに来てくださる方も何人か残っていらっしゃいます。
●今回賛同してくださった方たちには言うまでもありませんが、神社文化は日本文化の源泉を支える奥深いものなので、終わりがあるようなテーマではありません。
ここで培った日本語表現と翻訳ノウハウを、日本人と欧米人たちとのさらなる相互理解とコミュニケーションに活かすべく、様々な分野への応用を考えてます。ここに集結した人たちの知識をさらに活用することが、今回のファンディングへの恩返しになります。同時に、大きな展開可能性があることを常に実感しながら仕事を進めてきたこともお伝えしておきます。
できあがった資産をご覧いただく機会を近々で用意させていただくこと、そして次なる展開の暁には皆様に真っ先にお知らせすることを本日お約束したいと思います。