こんにちは。カタリバ広報担当の本村です。


先週末の日曜日、12月3日にましき夢創塾を運営する、NPOカタリバの事業報告会がありました。ご支援者の皆様をお招きして、全国のカタリバスタッフが集まり、活動報告をお伝えする、年に一度の報告会です。

 

その場に熊本からも、昨年のましき夢創塾の高校生を二人、招待しました。

夢創塾での学習会で数学の成績を大きく伸ばし、第一志望の高校に合格したこと。そして東北など県外の高校生との交流で、色々なチャレンジを始めたことを話してくれました。「夢創塾はとにかく居心地の良い場所だった」と語っていました。

 

 

また他にも、震災で家が全壊した2人のサポーターも参加してくれました。

写真中央の男性は、大学1年生です。

彼は受験生になった途端に自宅が全壊しました。

避難所で勉強を重ねながら、なんとか大学受験を乗り越え、

国立大学に合格したエピソードに、参加者は真剣に聴き入りました。

 

そして写真左、和服姿の方は永田さんです。

現在も仮設団地に住みながら、ましき夢創塾のサポートをしてくださっている想いを語っていただきました。


永田さんは会の最後にもこんな話をしてくださりました。

「私自身も仮設住宅に住んでいます。もともと本を読むことが好きだったのですが、仮設住宅に住んでからは、狭い家で家族の物音や、薄い壁のため隣近所の音が気になり、震災前よりは本と接する時間が減ってしまいました。

 

大人の私でもストレスを感じてしまう環境の中、子どもたちの受験は待ってくれない。彼らは勉強をしなければならない。それを思うと、落ち着いて勉強することのできる夢創塾は、子どもたちにとって本当に必要な場所です。

 

苦手だった数学を克服したのも、様々なチャレンジの場に飛び込んだのも、

すべて子どもたち自身が元々持っていた力があってこそです。


カタリバのできることは、そんな子どもたち自身が持っている力を、

最大限発揮できるような環境を創ること、出会いの機会を創ることです。

 

震災があったから夢を諦めた」そんなことがないように、

引き続き応援のほど宜しくお願い致します。

 

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