「ケアする演劇」を届けたい-障がい児と家族のための多感覚演劇

「ケアする演劇」を届けたい-障がい児と家族のための多感覚演劇

支援総額

762,000

目標金額 700,000円

支援者
88人
募集終了日
2024年7月13日

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2024年07月13日 14:21

例えば、音量について

神戸女学院でのレクチャーと終了後、津上智実先生や、

レクチャーの運営に携わっていた同大学院の卒業生で

様々な分野にまたがりながら、色々と活動を模索している

バイオリニストらと話しながら、おぼろげながら、

見えてきた、わかってきたことがありました。

 

一つには春に大学に入学したばかりの音楽専攻の若い学生たちを

目の前にしていて、文化政策やアートマネジメントの言葉も、

演劇の言葉も通じないという大前提のなかで、

内容をかみ砕きながら、かみしめながら、わかりやすい事例を

取り込みながら話したことで、自分のなかでの

「プロセッシング」がいつもと違うものになったからかもしれません。

 

一つ、たしかなこととして、はっきり認識できたことは、

日本の演劇公演の「音量」がきわめて大きい(大きすぎる?)と

いうことです。海外の公演に比べても大きいように感じて

きました(京劇は別ですけどね~)

アーティストの思い、熱量の反映なのですが、

これに適応できない人は、過敏な障がい者・児だけでなく、

健常の人々にもいるのではないか?

 

クラシック音楽は基本、マイクもアンプもスピーカーもなし。

生音です。

私たちのホスピタルシアタープロジェクトも、音楽的には、

クラシックを中心にすえ、マイクもアンプもスピーカーもない。

小さな空間を観客の家族と分かち合い、近い距離で、音の響きを

感じ、繊細な音の揺らぎをも体感してもらいたいと願っているからです。

 

そして、翻って思うのは、

こんなことすら(音量の問題に限っても…)、きちんと体験することも、

論じたり、検証しようともしないまま、「障がい者・児向けはこんなもん

だよね」的な乱暴な扱いや、障がいを持つ方々の鑑賞や体験の「量」の

側面ばかりが推進されているという現実です。

私にも責任の一端はあるのかもしれません。

私に与えられた時間は限られているかもしれませんが、

問いかけ、挑み続けていきたいと望んでいます。

 

中山夏織

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リターン

3,000+システム利用料


不思議がいっぱいの体験を支えて下さい。

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感謝のメールと特製缶バッジをお送りいたします。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

5,000+システム利用料


小道具に魔法の力を与えて下さい。

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感謝のメールと特製缶バッジをお送りいたします。

申込数
27
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1 ~ 1/ 12

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