岡山発信!NZと日本の伝統文化交流を一般参加者に共有したい!

岡山発信!NZと日本の伝統文化交流を一般参加者に共有したい!

支援総額

305,000

目標金額 300,000円

支援者
36人
募集終了日
2024年11月20日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 皆様、温かいご支援ありがとうございました。おかげさまでなんとか目標金額に達することができました。

 

残り数日ですが、400000円のネクストゴールに挑戦させていただきます。

ネクストゴールで集まった金額で会場備品代をまかないたいと思います。

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

EITAKO 挨拶

 

 

 

 NPO法人EITAKO(エイタコ)代表理事の酒井浩恵と申します。日頃は地域の皆様方をはじめ、多くの皆様にお世話になっております。この度は私たちの『岡山発信!NZ(ニュージーランド)と日本の伝統文化交流を一般参加者に共有したい!』に、ご興味を持っていただきありがとうございます。

 

    

 

 

 EITAKOは「教育の観点から国際交流の機会を提供し、日本とニュージーランドの縁を結ぶ」「教育と文化の交流が地域社会と絡み合うことで、その地域社会全体も大きく発展していける」という理念の下、岡山県総社市で活動する任意団体・英PLAY代表の酒井とニュージーランドで活動するチャリタブルトラスト・Te Ara Koioraの藤川により、2020年に総社市の小学校とニュージーランドの学校との学校交流の場を提供することから始まりました。

 

 

酒井浩恵 EITAKO代表理事プロフィール:総社市社会福祉協議会登録の任意団体「英PLAY」の代表。総社市の小学校英語指導員。塾講師。吉備路ボランティアガイド。岡山県立大学の地域創生論の実習として大学生を受け入れ、子どもたちとのイベントを協働している。     

 

 

 

EITAKO国際教育交流プログラムきっかけ

 

 

 

当時は、ちょうどコロナ禍で世界がパンデミックに陥り、海外との行き来が遮断されるという問題に直面しました。異文化への教育が困難となる中、オンライン交流として学校の授業に取り入れてもらう事ができました。

 

 

<EITAKO学校交流の様子>

 

 

 これが、EITAKO学校交流の誕生でした。クラス内での交流を継続的に実施することで、多くの児童・生徒や教員が、日本とニュージーランド先住民・マーオリの互いの文化や言葉の類似点に気がつき、異文化理解への意識が高まりました。つまり、文化の類似点にフォーカスすることを軸に交流を深めると、さらに人々のモチベーションが上がることが分かりました。

 

 

コロナ渦から一転、プラスを生み出す国際教育文化交流へと!

 

 

 文化の類似点を感じるシンプルな方法として、伝統文化交流があります。私たちの活動では2022年にオンライン備中神楽交流、2023年に備中神楽団体がニュージーランドのカンタベリー地方訪問を果たし、素晴らしい交流を実現させることができました。2023年の現地での交流は、約200名の現地市民と交流させることができました。

 

 そして、EITAKOがNPO法人となった今年は、ニュージーランドからマーオリの伝統文化継承者が来日し、岡山市で備中神楽・邦楽合奏など日本の伝統文化継承者との文化交流をする運びとなりました。

 

 

 

EITAKO自国の文化を他人事ではなく

 

 

 

「文化」=「日々の生活」「その土地の風習」とすると、誰もが自国の文化を繋いでいく当事者です。「なぜ、文化を継承することが大事なのか」、その重要性を、今回のイベントで、マーオリの伝統文化継承者や日本の伝統文化継承者とともに、一般参加者の方々を交えてみんなで考えていきたいと思いました。

 

そこで、今年のイベント名を『岡山発信!日本とNZの伝統文化継承について、一緒に考えよう!2024』とし、実施することが決定しました!

 

 

 

EITAKO備中神楽

 

 

 

                   備中神楽 猿田彦の舞

 

<備中神楽・猿田彦の舞>

 

 神楽とは

 

  日本を代表する神事芸能で、神々の来臨(らいりん:来てくれること)や神託(しんたく:神のお告げ。託宣)を願って、歌や舞をともなった儀式を行います。日本神話の『古事記(こじき)』や『日本書紀(にほんしょき)』に書かれた、天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸に隠れてしまった話で、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が天照大神を誘い出すための舞が、神楽のはじまりとされています。【引用元:独立行政法人日本芸術文化振興会 文化デジタルライブラリー 日本の民俗芸能・神楽

 

 備中神楽とは

 

 備中神楽は備中地方に伝わる神楽です。荒神様を招き、その前で演ずることから、荒神神楽とも呼ばれていました。荒神様は、民俗信仰の神様で、恐ろしい神ではありますが、家や部落、農工などに使用する牛馬の守り神として祭られてきました。荒神様の魂を安らげ、五穀豊穣と、家内安全を祈るために行われたものですが、江戸時代末期になって、国学者の西林国橋が、『日本書紀』や『古事記』の神話をもとに、「大国主命の国譲り」など芸能的要素の強い神代神楽をつくり、これが人々の人気を呼んだことから、備中神楽の中心的な舞となりました。

 

 備中地域では昭和40年代まで、毎年秋祭りなどに神社や祭りの当番となった家で一晩中神楽が催され、地域に深く根ざしたものでした。今では町おこしやお祭りのイベントなどでも見られます。

 

 また、昭和54年(1979年)に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。備中神楽には、猿田彦の命の舞・両神の舞・事代主の命の舞・櫛稲田姫の舞・須佐之男命の舞・松尾明神の舞・大蛇退治などがあります。【解説引用:総社市公式観光Webサイト 備中神楽

                                    

 

 

<備中神楽・大国主命の舞>

 

 

 

 

EITAKO邦楽

 

 

<岡山邦楽合奏団>

 

日本の伝統音楽

 

琴の歴史

 雅楽の演奏に使われていた箏(こと)が民間にも広く広まったのは室町時代末期のこと。九州を中心に筑紫箏(つくしごと)が興りました。江戸時代の初め、三味線の名手・八橋検校(やつはしけんぎょう)は筑紫箏を学び、人々に親しみやすい箏の調弦方を工夫し、箏曲の基礎を築きました。【引用元:独立行政法人日本芸術文化振興会 文化デジタルライブラリー 日本の伝統音楽 箏

 

<中世神話上における起源>

 伊勢神道の書物『後鎮座本紀』には、「アメノウズメが天香具弓(あまのかぐゆみ)をならべてたたいたのが琴の始まり」と記述されています。

 

17弦琴

 箏曲演奏家・作曲家の宮城道雄が大正時代に考案した低音用の箏です。現代邦楽などでは伴奏楽器としてのほか、主奏楽器、独奏楽器としても広く用いられています。

 

三味線の歴史

 三味線は、琉球(沖縄)から伝えられた三線(さんしん)を日本風に改良してできた楽器です(三線は中国から伝えられたサンシェン(三弦)が起源と言われています)。16世紀頃、琉球から伝えられた三線を最初に演奏したのは琵琶法師(びわほうし)でした。

  【引用元:独立行政法人日本芸術文化振興会 文化デジタルライブラリー 日本の伝統音楽 三味線

 

尺八

 奈良時代に雅楽の楽器の一つとして唐から伝わりました。当時は指孔(ゆびあな)が6つで、竹製のほか、石や動物の牙で作られたものもあり、正倉院などに現存しています。尺八は『源氏物語』にも「さくはちのふえ」として登場し、貴族に愛好されていた様子がうかがえますが、12世紀には雅楽の演奏から姿を消してしまいました。

  【引用元:独立行政法人日本芸術文化振興会 文化デジタルライブラリー 日本の伝統音楽 尺八

 

 

岡山邦楽合奏団1

 

<子どもお琴教室での指導の様子>

 

 

 

EITAKOマーオリ武道

 

 

 マーオリの武道、「マウ・ラーカウ」は、ニュージーランドにイギリス人が入植した1800年代以降その活動が激減しました。マーオリの伝統の武器、「タイアハ」は、マスケット銃に代わり「パラ・ファカワイ」という武術訓練学校は消滅しました。1980年以降、マーオリの文化復興ルネッサンスの一つとして、伝統的な武器としてその考え方が生まれかわりました。そして現在、かつての目的とは違い、制限された範囲でその使用が重んじられています。

 

 


 

 

「マウ・ラーカウ」という言葉は、「マウ」が掴む又は握る、「ラーカウ」が木という意味で、つまり、マウ・ラーカウは「木を掴め!」という戦闘する号令として考えると、日本武道の「かまえ!」と似ています。「マウ・ラーカウ」の訓練は、主に、タイアハという木製の槍で行います。

 

 現在、全国的に展開している流派は、北島のナチ・カフングヌという部族が運営しているタイアハ団体、テ・ファレ・トゥー・タウアで、老若男女問わず、昇段審査制度もあり多くのマーオリ人が訓練を継続しています。

 

 

 

EITAKOマーオリハカ

 

 

 

<今年8月にハミルトンで行われたマーオリキングの祝賀会で地域のハカグループがキングと民衆に向け披露したハカ>

 

 

 カパハカは、マーオリのグループで行う伝統舞踊のことで、「カパ」は「グループ」という意味、「ハカ」は元来War Danceと呼ばれ、戦いの際の威嚇の表現の一つでしたが、現代では「マーオリの魂の表現」というイメージで捉えると理解しやすいと思います。「ハカ」は、ラグビーの試合前にニュージーランドのナショナルチーム・オールブラックが行うことで有名で、世界的に人気があります。

 

 神楽とカパハカは、個々の演舞の形式は違いますが、それぞれの神話から成り立っているところや、近代社会において祭りごとやお祝い、儀式の場で舞うというところが似ています。

 

 ニュージーランドでは、学校でもカパハカが教えられ、学校同士が競うカパハカ大会も毎年開催されます。また、テ・マタティニという大人のマーオリのカパハカ全国大会も3年に一度開催されます。

  

 

 

EITAKOプロジェクト内容

 

EITAKO国際教育交流イベント

 

EITAKOの主旨である国際教育交流イベントを、ニュージーランドの伝統文化継承者をゲストに迎え、一般公開講座や演舞鑑賞をできるだけ多くの一般参加者に共有したい!というプロジェクトです。

 

イベント名:『岡山発信!日本とニュージーランドの伝統文化継承を一緒に考えよう!2024』

 

日           時:11月30日(土)12:00会場 13:00開演 16:30終了予定

 

場           所:岡山市コンベンションセンター(JR岡山駅西口すぐ)

 

入    場   料:1名につき3000円

 

11月30日のイベントスケジュール

 

     第1部 一般公開講座 13.00~

 

ニュージーランド学識者、マーオリ伝統芸能継承者、備中神楽継承者、邦楽継承者によるディスカッション型の一般公開講座を開催します。こちらには会場内の一般参加者も質問等でディスカッションに参加できるようにします。

 

     第2部 伝統文化継承者演舞 

 

邦楽合奏団演奏、備中神楽演舞、マーオリ武道、ハカ演舞、それぞれの伝統芸能を鑑賞し、また、体験していただきます。

 

     第3部 日本とニュージーランドの足さばきと、気合の体験。マーオリの歌合唱

 

日本とニュージーランドの伝統的な足裁きや呼吸法を参加者全員で体験します。最後に会場内全員でマーオリの歌を歌って一体感を味わっていただき、交流を体全体で実感していただきます。

 

 また、第1部と第2部の間に少し長めの休憩時間をとり、物産展の店舗の紹介とともに参加者の皆様にご自由に物産展をお楽しみいただきます。

 

 

 *プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合、会場キャンセル料金支払いや代替の使途に使用いたします。

 

 

EITAKO一般公開講座登壇者

 

 

藤川佳美 NZマーオリ学研究生 ファシリテーター

 

ファシリテーター  藤川佳美

 

EITAKO NZ代表理事

カンタベリー大学マーオリ先住民学研究生 

岡山県立大学客員准教授

 

 

邦楽合奏団 内藤先生

 

和楽器奏者   内藤育子

 

 

 

 

備中神楽神楽師 鳥越孝太郎

 

備中神楽・神楽師   鳥越孝太郎

 

 

 

Matiu Tame マーオリ武道家

 

マーオリ武道家   Matiu Tame

 

マーオリ学校教員

 

 

Garrick Cooper マーオリ哲学者

 

マーオリ哲学者  Garrick Cooper

 

カンタベリー大学准教授

 

 

 

EITAKOプロジェクト展望ビジョン

 

 

 伝統文化は、次世代に継承していくべき世界共通の財産です。本プロジェクトでは、伝統文化継承に関する一般公開講座と伝統芸能の演舞・演奏により、伝統文化継承の重要性について参加者全員で考える機会を提供します。我が国の伝統文化のみならず、ニュージーランド・マーオリの演者をゲストとして招待することで国際教育・文化交流を実現させるとともに、伝統文化の重要性について未来を担う若者や子どもたちに理解してもらうきっかけとなることも期待しています。さらに、地域の物産展やEITAKOのサポーターの皆様の出展コーナーも会場内に設置し、岡山県内外の皆様に地場産業を紹介することで、地域発信型のプロジェクトとして成功させる展望をいだいています。

 

 

岡山県立大学 末岡浩治教授

 

実行委員長  末岡浩治

 

 

末岡浩治 EITAKO副理事プロフィール:

岡山県立大学共通教育部長、情報工学部教授、吉備の杜推進室長。

副専攻「吉備の杜」における岡山県立大学の地域連携事業の責任者として、

地域の人材育成に長年携わった経験を有する。

 

 

 

 

EITAKOこれだけは調達したい

 

 11月30日(土)の岡山コンベンションセンターの会場費、約300,000円を調達したいです。このプロジェクトをできるだけ多くの方々と共有するために、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

プロジェクト実行責任者:
酒井浩恵 藤川佳美(特定非営利活動法人EITAKO)
プロジェクト実施完了日:
2024年11月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

EITAKO主催『岡山発信!NZと日本の伝統文化交流を一般参加者に共有したい!』のイベントを11月30日に岡山市で実施する。 支援金30万円を会場使用料・備品使用料に利用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。不可避の理由によりイベント開催がキャンセルになった場合は、会場のキャンセル料に使用いたします。また、残りの金額は、同類の目的の次期開催イベントに使用いたします。

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プロフィール

NPO法人EITAKOは、岡山県の住民や対象になる住民に対して、国際教育交流に関する事業を行い、日本文化のみならず異文化への尊敬、尊重の意識を強め、双方の人権や社会規範、倫理についての相互理解を促進させます。また、参加者に文化継承の重要さと必要性を再認識してもらうことによって、地域住民が主体となって継続的に文化継承活動を行い、地域文化の繁栄に寄与することを目的とします。

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リターン

2,000+システム利用料


alt

オンライン視聴券、御礼のメール(視聴リンク付き)

●感謝のメールを送ります。
●オンライン視聴用のリンクを送ります。
・一般公開講座・伝統文化演舞鑑賞
開催場所:岡山コンベンションセンター
開催日時:11月30日(土)
1支援につき1人まで参加可能です。
●事業終了後、御礼と報告のメールを送ります。

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

3,000+システム利用料


alt

11/30入場券または入場QRコード1枚、御礼のメール

●感謝のメールを送ります。
●郵送またはEメールで入場券もしくは入場QRコードを送ります。
・一般公開講座・伝統文化演舞鑑賞
開催場所:岡山コンベンションセンター
開催日時:11月30日(土)
1支援につき1人まで参加可能です。
●事業終了後、御礼と報告のメールを送ります。

申込数
6
在庫数
24
発送完了予定月
2024年11月

2,000+システム利用料


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オンライン視聴券、御礼のメール(視聴リンク付き)

●感謝のメールを送ります。
●オンライン視聴用のリンクを送ります。
・一般公開講座・伝統文化演舞鑑賞
開催場所:岡山コンベンションセンター
開催日時:11月30日(土)
1支援につき1人まで参加可能です。
●事業終了後、御礼と報告のメールを送ります。

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

3,000+システム利用料


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11/30入場券または入場QRコード1枚、御礼のメール

●感謝のメールを送ります。
●郵送またはEメールで入場券もしくは入場QRコードを送ります。
・一般公開講座・伝統文化演舞鑑賞
開催場所:岡山コンベンションセンター
開催日時:11月30日(土)
1支援につき1人まで参加可能です。
●事業終了後、御礼と報告のメールを送ります。

申込数
6
在庫数
24
発送完了予定月
2024年11月
1 ~ 1/ 10

プロフィール

NPO法人EITAKOは、岡山県の住民や対象になる住民に対して、国際教育交流に関する事業を行い、日本文化のみならず異文化への尊敬、尊重の意識を強め、双方の人権や社会規範、倫理についての相互理解を促進させます。また、参加者に文化継承の重要さと必要性を再認識してもらうことによって、地域住民が主体となって継続的に文化継承活動を行い、地域文化の繁栄に寄与することを目的とします。

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