プロジェクト概要

皆さんがこれまで出会ったなかで、

心に残っている先生はどんな方でしょうか?

 

本気で叱ってくれた先生、真剣に向き合ってくれた先生、

人生を変える一言を与えてくれた先生・・・。

 

これから学校に通う未来の子どもたちにとっても、

先生との出会いはかけがえのない大切なものです。

 

しかし今日、学校の先生たちのネガティブなニュースばかり目立ち、

先生たちの仕事の魅力が、社会に伝わっていないように感じています。

 

そこで、私たち東京学芸大学は、

「教師」の魅力をもっともっと世の中に伝えていくために

教師の魅力発信プロジェクトをスタートさせます。

 

第一弾として、今回はプロによる映像制作を行うため、

制作費として100万円が必要です。

 

 

 

学校教育の活力のある新しい未来を切り拓くために。

教員の魅力発信プロジェクト、始動。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。

本プロジェクトの発起人、東京学芸大学副学長 松田恵示です。

 

大学では、教育やスポーツ、社会学を教えています。教員や教育支援職といった教育者を育てる東京学芸大学で過ごす中で、最近特に気になっているのが、「教師」という職業の魅力が、人々の心にしっかり伝わっているのだろうかという点です。

 

学校という場は、様々な「学び」や「遊び」を通じて、未来をみんなで作り上げるワクワク・ドキドキするところです。生涯を通じて、そのような場に関わり、子どもの成長を見守るとともに、自分もまた子どもたちを通じて成長していけることが「教師」という職業のもっとも土台にある魅力です。

 

志のある優れた人材が「教師」として教育現場に立つことで、豊かで深い「学び」や「遊び」に子どもたちが夢中になり、活力のある新しい未来が切り拓かれていく。そんな社会を私たち一人ひとりの力を合わせて手繰り寄せたい、と強く思っています。

 

今回はその機運を高める第一歩として、「映像」というツールを使って世の中に発信していきたいと思いました。

 

 

 

公立学校教員採用試験倍率の低下。教員はブラック?

学校の先生を志す人は減ってしまったのでしょうか?

 

教育新聞の調べによると、平成31年度(30年度実施)公立学校教員採用選考における全国69県市の平均倍率が前年度を下回りました。

 

受験者数も、前年度より1万2000人程度減少しています。受験者は平成25年度採用から比べておよそ2割減(△18%)となり、同年度以降で最も少ない人数でした。また、文部科学省が公表している公立学校教員採用試験倍率も、ピークの平成12年から平成30年にかけて、9倍以上減少しています。

 

 

そして昨今、「教員はブラック」という言葉を頻繁に見聞きするようになりました。確かに教員は多忙です。しかも、通常の授業や生徒指導の他に、授業準備、テストの採点、宿題の確認、部活動指導、保護者対応、行事の準備、会議等その業務は多岐に渡ります。

 

そのような現状の課題を解決するべく、今年1月には中央教育審議会において、学校の働き方改革についての答申が出されました。各教育委員会においても、様々な工夫や改善方策が図られつつあります。

 

今回私たちが挑戦するプロジェクトは、学校という職場環境が抱える上記の課題を直接的に解決するものではありませんが、多くの方が「教師の魅力」に気づく、もしくは再認識することで、この課題の解決に向けてポジティブな空気感を醸成し、こういった改革を後押ししていきたいと考えております。

 

 

 

プロモーション映像の制作テーマは、

「先生のおわりの授業とはじめの授業」

 

今回私たちが、皆様からいただいた寄付で制作する映像のテーマは「先生のおわりの授業とはじめの授業」です。

 

定年退職を迎える先生の最後の授業。一方、先生として教壇に立つ初めての授業。そんな貴重な瞬間を撮影することによって、「教師」という職業の現場の一片を多くの皆様と共有できる映像を制作いたします。

 

すでに映像の撮影は完了し、定年を迎える先生、新任の先生の授業の様子をカメラに収めています。ナレーションは、人気ドキュメンタリー番組などで有名な窪田等さんに依頼する予定です。

 

完成した映像は、東京学芸大学ホームページやYoutube等で広く配信予定です。

 

 

◎映像制作の中での一コマ

「教師にとって大切なことって何ですか?」

38年間の教師人生を歩んできた栗原先生に尋ねると

「生徒に嘘をつかないこと。」という答えが返ってきた。

「教師」という職業のシンプルさと、深さを感じた。

初めての授業の朝、
今井先生に「昨日は何時に寝ましたか?」と聞いたところ、

「朝の6時。」緊張で眠れなかったらしい。
 

-「これが初めての授業です。」-

自己紹介とともに授業を始めると、
生徒たちは拍手で迎えてくれた。

 

 

東京学芸大学をとりまく財政状況。

今回の取り組みの実現に、クラウドファンディングを選んだ理由。

 

国立大学予算である運営費交付金は、法人化後、毎年1%ずつ削減されています。平成29年度予算以降は一律の削減はなされなくなったものの、予算配分のバランスとして競争的資金の割合が大きくなってきております。

 

教員養成大学は、外部資金の獲得という点において、不利な面もありますが、本学においては、科学研究費の獲得や受託研究の受入において努力を重ねてまいりました。しかしなお、教員人事の凍結や研究費等の削減を強いられており、本学として本プロジェクト実施のための予算の確保に努めましたが、必要経費の300万円には届かず、クラウドファンディングで支援を募るという決断に至りました。

 

皆様には財政面での支援だけでなく、本プロジェクトの賛同者として共に協力いただければと考えております。プロの手による質の高い映像を皆様に見ていただき、「教師」という職業の魅力を改めて多くの方々に共感してもらえるよう、応援をお願いいたします。

 

■コラム:東京学芸大学のこれまでのあゆみ。

東京学芸大学は、1949年5月31日に設立され、今年でちょうど創立70周年を迎えます。おおもとは1873年(「学制」の翌年)に設けられた小学教則講習所です。日本の近代教育が始まったときから、一貫して教員の養成を担ってきました。この小学教則講習所はその後東京府師範学校→青山師範学校→東京第一師範学校と名を変え、そのレガシーは東京学芸大学に受け継がれています。ちなみに東急東横線に「学芸大学」という駅があり、現在も附属高等学校の最寄り駅となっていますが、この駅はもと「第一師範駅」でした。

 

東京学芸大学となってから、70年の年月において、約3万人の教師を全国に輩出してまいりました。もちろん、師範学校だった時代から、多くの優秀な先輩たちが、教育現場で立派な実践を行ってきました。しかしながら、旧制の師範学校は大学よりは格下の、現在の高等学校あるいは専門学校のレベルで、そこを卒業した教師たちは、どんなに優秀でも、高度な専門職とはみなされにくいものでした。

 

戦後の教育改革では、新時代の義務教育を担う教師たちを最高学府である「大学」で育てるという基本原則に沿って、東京都内の4つの師範学校が「東京学芸大学」として再出発しました。医療現場に出たい人が医学部に進み、法曹界で活躍したい人が法学部に進み、そして次なる社会の担い手を育てる実践に携わりたい人は教育学部に進む……という等価のオプションになりました。

 

70年前には、戦後改革を主導したアメリカにおいても、教師の基礎学歴は大学卒ではありませんでした。日本でこの時期から、小学校・中学校・高等学校の教師たちがみんな大学卒であったということは、教育のレベルアップに大きな貢献をしました。その後の高度成長期の日本の教育は、旧制の師範学校を出たベテラン教師たちと、新制の大学を出た中堅・若手の教師たちによって支えられました。後に「詰め込み教育」と批判されることにもなりますが、日本の子どもたちの基礎学力の高さは、こうした教師たちの熱心な実践の賜物なのです。21世紀に入り、知識基盤社会の中で、「学力」のあり方も多様化しつつあります。また情報化やグローバル化などの進展に伴い、新たな教育課題も生まれています。

 

東京学芸大学では、創立70周年を迎える2019年度から、大学院を大幅に改組し、これからの教育を担う高度専門職養成をさらに充実させています。近代の始めからずっと、日本の教育のリーダーを輩出してきた伝統は、これからも途切れません。

 

 
 

コラム寄稿:東京学芸大学 次世代教育研究センター教授 岩田康之

 

 

次世代の教育を担う人財の背中を後押ししていくために。

「教師」の魅力発信プラットフォームを構築したい。

 

これからも教員養成大学としての誇りを持ち続けるべく、「教師」という職業の本来の魅力について、社会発信をスタートしていきたいと考えています。今回の映像制作は、そうした一連の取り組みの「はじめの一歩」であり、クラウドファンディングを通じて、ご支援いただく皆様方とつながり、広げていくことを目的としております。

 

また、このプロジェクトは、我々一大学だけの取り組みとして展開するのではなく、教育に関わるあらゆる方々、教育に関心のある多くの方々とともに、進めていくものです。

 

今回のプロジェクトに支援いただくとともに、皆様のお考えや想いを結集し、「教師」の魅力、そして、未来の教育について発信し続けるプラットフォームを築いていきます。

 

※ネクストゴールで目指す「先生シンポジウム」の開催には、+30万円の目標である130万円を予定しております。(会場費等の開催費用)

 

学長からのメッセージ

ー東京学芸大学が目指すこれからのビジョン

 

大震災から8年が経過しました。復興は未だ途上にあり、日本経済も先行き不透明で貧困家庭増加、少子高齢化など日本社会は閉塞感を高めています。また、国外に目を向けますと、紛争、難民、環境問題等、喫緊の課題が山積しています。そういう時代にあって、私たちは「教育」にこそ希望を見出したいと強く考えております。

 

「教育」は、グローバル化が加速度的に進む今日においては、世界全体に何かを広げていく力をもっています。 ICTやAI等の先端科学の導入が目前に迫っている教育の世界では、シャープな感性と知性、タフな精神力をもった優秀な教師の養成はもとより、教職が魅力ある職業であることを広く発信して、次世代育成に情熱をもった教師を目指す若者を増やし、日本の教育力の底上げを図らなければなりません。

 

活力のある新しい未来を切り拓くために、本プロジェクトの趣旨をご理解いただき、皆様とともに明日の教師を育てましょう。

 

東京学芸大学長 出口 利定

 

 

 

ご支援者様の氏名をエンドロールに。

完成映像上映会にもご招待いたします。

 

今回、10,000円以上の支援者の皆様には、御礼の気持ちを込めて、映像のエンドロールにお名前を記載させていただきます。

 

さらに、ささやかではありますがパーティー形式で開催いたします完成映像上映会に無料でご招待させていただきます。「教師」の魅力を発信する輪にご参加いただき、「教師の魅力」、これからの教育について、語り合う場を提供させていただきます。

 

 

税制上の優遇措置について

 

<個人の場合> 所得税・住民税 ― 特定寄附金

 個人で2,000円以上の寄附をされた方は、本学の発行した寄附金領収書を添えて確定申告を行うことにより、以下の措置が受けられます。

 

■所得税
 下記の金額が、その年の所得税の課税所得から控除されます。
 課税所得の控除額 = 寄附金額(所得の40%を上限)−2,000円

 

■住民税
 所得税のほか、住民税が一部控除されます。
 お住まいの都道府県・市区町村が、条例で東京学芸大学を寄附金税額控除の対象として指定している場合、総所得金額等の30%を上限とする寄附金額について、下記の通り翌年の個人住民税額から控除されます。
  ・都道府県が指定した寄附金 [寄附金額 - 2,000円]×4%に相当する額
  ・市区町村が指定した寄附金 [寄附金額 - 2,000円]×6%に相当する額
 ※都道府県・市町村の双方が指定している場合は10%となります。

 ※確定申告を行わない方は、該当自治体に住民税の申告を行っていただく必要があります。

 

<法人の場合> 法人税 ― 指定寄附金

 寄附金は全額、当該決算期の損金に算入されます。

文部科学省ホームページ「寄附金関係の税制について」

 

詳細は、東京学芸大学基金ホームページを参照ください。

 

 


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