保育園に新米をお届けしました!

みなさま

 

こんばんは!

一年越しの取組みとなる本プロジェクト、先月収穫しましたイセヒカリの新米40

kgを、11月12日、ついに保育園にお届けしてきました!

 

 

(写真 精米したイセヒカリ(7分づき))

 

(写真 お届けしたイセヒカリ新米20kg×2袋)

 

以下に、保育園にお届けした際のお手紙を紹介いたします。

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2015年11月12日

はなぞの保育園、ときがわ幼稚園のみなさま

 

2015年ときがわ産 新米のお届け

 

 日ごとに秋が深まりつつあるこの頃、いかがお過ごしでしょうか?


 10月28日に稲刈りしました西平地区のイセヒカリが、いよいよ新米をお届けできるようになりました。
 (先月納品分はときがわ町日影産コシヒカリ新米です。)


 こどもたちのためにと、多くの方たちからご協力ご支援をいただきながら、こうしてお米がお届けできるようになったこと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 栽培した場所はときがわ町西平地区にあります20年以上も休耕地のままだった35アールほどの農地です。都幾川支流、氷川の最上流域になりまして、山々から湧き出てきたばかりの大変清らかなお水で栽培できます。またイセヒカリは伊勢神宮の御神田で台風でも倒伏せず2株だけ残っていた稲を育成したという品種で、一般的にはあまり栽培されていませんが、無農薬栽培者の間で少しずつ広まっています。

 

 さて、今年は5月からの日照りで田植え期の水不足から始まり、心配の絶えないお米作りでした。ちょうど6月下旬に田植えしてから1か月間つづいた長雨・日照不足。田植えは苗床から田んぼに移植する稲にとって大手術です。手術から回復するまもなく低温にさらされた稲たちに葉いもち病が蔓延しました。


 7月下旬の梅雨明け以降は記録続きの激しい暑さとなりました。今年は土壌水分が多めだったのと、長年の休耕地のため宿根草の大型雑草が多くて草の伸びがとても早く、炎天下の中での畦草刈りに汗を流しました。


 猛暑から一転、お盆過ぎからは再びの低温・日照不足が9月半ばまで続きました。勢いを取り戻してきてたイセヒカリですが、ちょうど穂が出始め、受粉・結実の一番大事な時期に重なってしまい、心配していた穂いもち病が発生してしまいました。9月に入ると心配していたイノシシも出没し、稲を踏み荒らされたりしました。

 

 結果的には、受粉不良と病気発生で籾の充実が悪く、大幅な減収となってしまいました。一般的な慣行栽培では反収10俵(約600kg/10a)、中山間地になるこのあたりでも反収5~6俵はとれますが、西平のイセヒカリは2俵少しという結果でした。余裕を見て作付しておいたので一年間お届けする量は確保できましたが、とても悔しい思いをいたしました。それでも沢山の勉強ができましので、来年のお米作りに活かしていきたいです。


 文字通り七転八倒しながらも、なんとか稲刈りと乾燥・調整を終えることができまして、こどもたちに新米を食べていただけるようになったことを心から嬉しく思います。とれたて新米、つきたてのイセヒカリ、どうぞ味わってお召し上がりください。

 

 数々の試練にも一生懸命持ちこたえて、実りを与えてくれた稲の命に感謝しつつ。

 

里山ぐるぐるスマイル農園
中澤健一・尚美


☆こどもたちへ
みんなの保育園のある、ときがわ町の田んぼで育ったとれたてのお米です。
都幾川の山から流れてきた、とてもきれいなお水と空気、そしておひさまの光を浴びてで育ちました。
今年はお天気が悪い日が多くて、お米たちにとっては大変な一年でした。
寒くて風邪を引いたりしながらも、一生懸命に頑張ってお米を実らせてくれました。
一粒一粒にお米の命がつまっています。
よく噛みしめて食べるととってもおいしいよ。もりもりたくさん召し上がれ!
 

(お手紙引用ここまで)

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プロジェクトで開墾しました田んぼでのイセヒカリ栽培の様子を以下に写真にてご紹介します。

なお、田んぼの移り変わりや作業の様子はフェイスブックにアップしてますので、もしお時間ありましたら遡ってご覧いただければ幸いです。

>>「里山ぐるぐるスマイル農園」フェイスブックページ

 

5月11日 苗箱に種もみふり

 

6月16日 トラクター(※)で田んぼの代かき 水がたまらず苦労しました

 

6月19,20日 田植機(※)で苗を植える

 

7月1日 田植え後に補植 支援者さんたちにもお手伝いいただきました。

 

7月19日 田植え後から梅雨明けまで続いた低温日照不足

 

7月27日 写真ではわからないですが葉イモチが出てます

 

9月26日 稲穂が垂れてますが、穂イモチ病が発生

 

10月22日 稲刈り直前

 

10月28日 コンバイン(※)で稲刈り

 

刈り取り後の籾を乾燥機(※)に。40℃弱の低温でじっくりと乾かす。

 

11月12日 保育園にイセヒカリ新米を納品できました! 

 

(※印の機材は本プロジェクトでご支援いただいた資金にて導入できました)

 

 

最後になりましたが、本プロジェクトに、たくさんのご支援、ご協力をいただきましたこと心より御礼を申し上げます。

 

この一年間、とてもたくさんのことがありました。

クラウドファンディングにチャレンジし、プロジェクト成立することができたことは、私たちの人生にとって忘れがたい喜びです。

その後の支援者様へのお礼の品々の発送作業、夫婦二人で全力で頑張りました。

初冬から春にかけては妻の体調不良で、家族のありかたを深く考えされられました。

そして春から新たに始まった休耕田でのお米作り。中山間地でのお米作りの難しさをあらためて痛感させられました。休耕田が増えてしまう理由、米作りをあきらめていく人たちの気持ちもよくわかりました。不安な思いや悔しい思いもたくさんありました。この一年の経験は将来への大きな糧にしてまいりたいと思います。

 

来年からのお米作りがますます楽しみになりました。

近い将来この町のもっと多くのこどもたちに、この町で育った無農薬のお米を食べてもらえるようになれたらと思います。

この町の田んぼで、ドジョウやメダカやホタルを追いかけるこどもたちの姿が見られるようになれたらと思います。

そんな夢を持ちながら、これからもお米作りに精進していきたいと思っています。

これからも暖かく見守ってくださいますようどうぞよろしくお願い申し上げます!

 

里山ぐるぐるスマイル農園

中澤健一・尚美

 

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