看護師だったからわかる現場の悩み。よりよい看護現場のために！

皆様からのたくさんのご支援をいただき成立したこのプロジェクトも、着々と進んでいます。

現在は第2号試作品が完成し、機能性の評価と使用感の評価を行っている段階です。

機能性の評価として、照度や演色性、見え方の評価を行っています。

太陽光、室内の蛍光灯下、白熱電球式懐中電灯、LED電球式懐中電灯、そして第2号試作ライトの5種類で、どのような特徴や違いがあるかについて確認しました。

写真は実験風景のごく一部ですが、新生児のモデル人形の腕の部分を観察する場面を想定して、

室内の蛍光灯の場合と、試作ライトの場合の皮膚の見え方について確認しているところです。

また、主観的な見た目だけではなく、測定機器を使用して、客観的なデータも確認したりしています。

この第2号試作ライトには、明るさを調整できる、照らす角度の調整ができる、照射の範囲を変えられる、立てて置くこともできる、マグネットで固定できる、ポケット等に装着できる…など、便利な機能が備えられています。

例えば、周りに磁石が着くものがあればライトを固定できるので、両手がフリーになって、夜間の観察や処置がしやすいのではないかと思います。

この後は、病院で夜間巡視の際に、看護師の方々に実際にライトを使用していただき、普段使用しているライトと第2号試作ライトを比較した使用感の評価を行うところです。

どのような結果になるか楽しみです。結果は追ってご紹介できればと思っております。

お読みいただき、ありがとうございました。