障がい児と支援者を繋ぐ訪問療育マッチングサイトを制作したい
障がい児と支援者を繋ぐ訪問療育マッチングサイトを制作したい

支援総額

708,000

目標金額 500,000円

支援者
33人
募集終了日
2020年3月26日

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2020年03月06日 01:48

meete構想の経緯と私の思い

https://youtu.be/r04IQEhEV0c

 

FacebookやInstagramでフォローいただいている方には、既に公開中ですが、meeteのYouTubeチャンネルを作成しましたので、まずはクラウンドファンディング第一目標達成への感謝ムービーを掲載しておりますので、ご機会あればご覧ください。また、meeteチャンネルとして今後の活動や情報を動画配信させていただきます!チャンネル登録していただければ幸いです!

 

今回、既にクラウドファンディングへご支援いただいた方の中から、直接、「meete構想について具体的な内容を教えて欲しい」とご連絡いただきました。

 

もともと、meete構想案に至るまで、何年も前から順を追って経緯を説明させていただきたかったのですが、今回クラウドファンディングにご協力いただいたREADYFORさんの形式状、文字制限の都合などから、だいぶ省略した形で掲載されていますので、具体的な内容に疑問を持たれた方は多いかと思います。

 

本文に掲載しきれなかった、私のmeeteに懸ける思いを、今後この新着情報欄に小出しで紹介していきたいと思いますので、下手な文章で申し訳ないですが、よろしくお願い申し上げます。

 

 

もともと、本文にも書いているよう、私が放課後等デイサービス(旧児童デイサービス)を知ったきっかけは、飛び込みで入った仙台市の児童デイサービスという施設でした。

 

仙台市では、「障がい児のつどい」というシンポジウムを毎年開催し、「地域で障がい児の療育の場をつくっていこう」という取り組みが盛んでした。

 

東北大震災後だったこともあり、東北全体が地域の活性力、子どもの見守りに対して連携力がしっかりされている印象でした。私は度々、そのシンポジウムやイベントのパンフレット作成にご協力させていただきました。

 

講演会などに参加させてもらい、お話のなかで一番印象的だったのは、日頃から地域で子どもたちを見守り、どんな子がその地域で暮らしているのかなど知っていることで、震災津波など突然の災害時でも、自然と声かけや助け合いの輪が出来、救える命があるということでした。

 

主人の転勤で、再び名古屋に戻り、仙台で行っていた訪問による絵画療育を継続しようと、名古屋市の子育て支援センターへ出向き、障がい児支援を行っている施設を尋ねました。

 

仙台市では地域の助け合いや慈愛精神で作り上げたNPO法人などの非営利団体が運営しているデイサービスが殆どで、シンポジウムなどで連携している事業所だけでも20箇所以上ありました。

ところが、名古屋市は、そうした施設が当時はまだ2〜3箇所程度しか把握されていなかったのです。

 

近年、法改正が行われ、今まで国の措置で障害者施設などのサービスを受けられていたものが、本人とサービス提供事業者との「契約」を交わしてサービスを選べる体制に変化しました。それに伴い、その頃ちょうど児童福祉施設も、民間企業が参入できるようになり、その後、徐々に放課後等デイサービスを立てる民間企業が増えてきました。おそらく名古屋市もその過渡期だったため、私が尋ねたのは、ちょうどその民間企業がポツポツと立ち上がっていた時でした。

 

つまり、仙台市と名古屋市の児童デイサービスは、根っこの部分が違うのです。私は児童福祉、障がい児福祉に対する温度差地域差を感じました。

 

決して名古屋市の地域性を批判しているとかではなく、こうした地域差はおそらく全国どこでも言えることであり、特に近年、民営化されて急増している児童デイサービス改め「放課後等デイサービス」において、サービスの指針が統一されていないように思いました。

 

実際、放課後等デイサービスで支援員として働くようになり、そうした自分の中の違和感のようなものが、どんどん膨らんできました。

 

福祉施設は個人情報保護やプライバシーの観点から、外観も外から見えにくいよう作られていますが、高齢者施設や障害者施設と言った名称ではなく、「放課後等デイサービス」と名乗って、果たして一般の方がどれほどその概要を知っているでしょうか。

利用している子どもたちの保護者ですら、「デイサービスの名前が付いた送迎車で来ないで欲しい」と要望は多いです。日々、社会性を身に着けるために様々な活動を取り入れて支援する中、いざ社会に出れば「名前を隠さないといけないような施設に通っていた子」とされることへの憤りを感じました。

 

そこで、日々の支援に関わるなかで、主に絵画活動を担当していた私は、せめて、子どもたちのユニークな創作品だけでも、もっと世の中に広めてあげる手段はないか考えました。

 

画家で知られる山下清氏や現在メディアでも引っ張り凧の書道家・金澤翔子さんは、その才能を見出した周りの協力者の支援が大きいと思うのですが、こうした才能の発掘を手伝える支援がないかとはじめは考えていました。

 

自分が生み出した創作物で収入を得られるのは、一般的にも勿論容易なことではないですし、協力者がいたからと言って叶えられるものではありません。

ただ、外から見えにくい施設のなかだけで作品を見せ合うのではなく、現代の多様なネットワークツールを駆使して、広い世界に公開することを手伝うことはできます。

 

そして第一案に思いついたのは、ダウンロードサイトでした。

 

子どもたちの絵画などの作品を、ダウンロードサイトにアップし、その課金を子どもたちへ直接収入になれば、子どもたちの自信と自立に繋がるのではないかと思いました。

 

しかし、色々な法律のことを調べていくうちに、国から受給されて利用している施設内でつくった作品などを、利益目的で使うことがそもそも禁止事項にあたることがわかりました。

また、子どもたちの収入あるいは、大人になってからでも、障がい者・児の収入を得ることで、保護者家族の所得が上がり、場合によっては障害者受給などの対象から外れてしまうというのです。

自力で得た収入によって国のセーフティネットから外されてしまうことへの矛盾を感じざるを得ませんでした。

 

矛盾を抱えながらも、次に考えた打開策は、いったん「放課後等デイサービス」という枠から出して、個々でネットワーク参加を促す方法を考えました。

それが、キッズアートネットmeeteの原型です。

 

どんな子どもが登録してくれるかなどイメージしていくうちに、放課後等デイサービスなどを利用している子どもたち以外にも、サービスに繋がらなず、発達障害の疑いのあるグレーゾーンの子どもや、引きこもりなどの子どもたちにも利用してもらうことで、アウトリーチ支援にも機能するのではないかと思いました。

 

ただネットワークへの参加を促すだけでなく、更に直接的な支援を行うため、最終的に考案したのが、訪問療育マッチングサイトというわけです。

この構想に行き着くまで、様々な方に相談し、何度も練り直してきました。

 

これまで長々と綴ってきましたが、結局、私が言いたかったことは、これまでの日本が福祉事業として措置制度の時代から行ってきた、高齢者や障がい者を、単に施設という箱で囲ってしまうのではなく、一人ひとりの暮らしに寄り添い、地域で見守る支援を広げたいと思うのです。

 

思いについて書き出すと取り留めないので、今回はここまでにして、

次回は今のところ予定しているmeeteの具体的な運営方針と、現在、直面している課題について書きたいと思います。

リターン

3,000


【応援コース】感謝のメール

【応援コース】感謝のメール

《※リターンは不要の方向け》
・感謝のメール
※心を込めて書かさせていただきます。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

5,000


meetのパンフレットの送付

meetのパンフレットの送付

・meete案内パンフレット送付(2020年6月下旬順次配布)
・感謝のメール
※心を込めて書かさせていただきます。

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

3,000


【応援コース】感謝のメール

【応援コース】感謝のメール

《※リターンは不要の方向け》
・感謝のメール
※心を込めて書かさせていただきます。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

5,000


meetのパンフレットの送付

meetのパンフレットの送付

・meete案内パンフレット送付(2020年6月下旬順次配布)
・感謝のメール
※心を込めて書かさせていただきます。

申込数
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在庫数
制限なし
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2020年6月
1 ~ 1/ 9


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