
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 243人
- 募集終了日
- 2020年7月31日

高校卒業後の社会的孤立を防ぐ | 18歳の未来をみんなで支えたい!

#子ども・教育
- 現在
- 1,840,000円
- 支援者
- 119人
- 残り
- 40日

闇バイトから狙われる前に、困窮する若者に支援を|D×P寄付募集・春

#子ども・教育
- 現在
- 2,409,000円
- 寄付者
- 89人
- 残り
- 42日

緊急支援|岩手県大船渡 山火事被害へのご支援を

#災害
- 現在
- 7,580,000円
- 寄付者
- 800人
- 残り
- 12日

「人生は、選べる」を共に届けていく、サポートメンバー募集!

#子ども・教育
- 総計
- 13人

飼い主のいない犬と猫へ医療費を届ける|ハナプロサポーター

#動物
- 総計
- 722人

ワンラブ助っ人募集中!|ルワンダでずっと義足を作り続けるために!

#国際協力
- 総計
- 88人

LYSTAっ子サポーター募集中 殺処分ゼロのスタートラインへ!
#災害
- 総計
- 27人
プロジェクト本文
こんにちは!佐藤飛鳥(さとうあすか)と申します!私は2017年に「ゴロクヤ市場(いちば)」を立ち上げ、秋田県産のお野菜専門の卸を行っています。
普段仕事で高齢の農家さんとやりとりする中で感じた課題を解消するため、現在「おじいちゃんおばあちゃんの農家でも使える受発注システム」の開発を進めています。今までは難しかった、農家さんと卸先となる飲食店さんとの受発注をより簡単にすることで、廃棄するはずではなかった野菜を適正に流通させることができます。
現在コロナウイルスの影響により、農家さんだけでなく、食に関わるたくさんの人々が苦しい状況の中にいると思います。このシステムでの発注先となる飲食店の方々も例外ではありません。
そんな中で私にできることとして考えたのが、システムの実証実験の間、農家さんと飲食店の方々が開発するシステムの利用料を無料に使えるようにすることでした。
そのためにはシステム開発の資金がもう少し必要となります。活動を前に進め、農家さんと飲食店の方々や食に関わる方々を支えていくためにも、今回のクラウドファンディングを通して皆さまからのご支援をいただければ嬉しいです!
まずは、私が今の仕事を始めるまでの話をさせてください。
私は秋田県由利本荘(ゆりほんじょう)市で生まれ、18歳までを秋田で過ごし、大学進学とともに上京しました。
第二新卒として入社した食品の専門商社では、主に業務用の高級食材とブッフェ用のケーキをホテルや量販店に営業する毎日。
ケーキ工場やキャビアの加工工場、そんな工場の人たちが持つ技術や、露出できずに眠っている商品の価値を私たち卸がシェフに伝える。
そして今度はシェフが、丹精込めて作られた食材を誰よりもきれいに飾り、お客さまに提供する。食をめぐる過程の真ん中にいる卸という仕事の大切さ。私はこの仕事が本当に大好きでした。
駆けずり回るように日々を過ごしていたそんな20過ぎのころ、秋田に帰省した際に、ふと知人の農家さんから「お野菜が余っている」と聞いたのです。
そのときは正直驚きました。秋田の食材の素晴らしさは18年間ずっと地元で育ってきて十分わかっている。
秋田は、その特有の地形のおかげで汚染された空気が入ってきにくく、伏流水(ふくりゅうすい)によりお野菜がみずみずしく育ちます。
さらに冬になると雪がたくさん降り、その雪の下で育った野菜はとても甘くなるのです。
そして、ずっと秋田に根付いてきた、おじいちゃんおばあちゃん農家さんの知識や技術、溢れる愛が込められて、秋田の食材は特別なものになります。
そんな良い食材がなぜ余ってしまっているのか。
私はその事実を受け入れることができませんでした。
美味しいはずのお野菜が余ってしまっている理由。それは、作付け面積が問題でした。
話を聞いた農家さん曰く、前年に大量の注文が入り、より生産できるよう作付け面積を増やしたものの、今年はそれほど注文が入らず、収穫量が出荷量を上回り、お野菜が余ってしまったとのこと。
このように、不安定な需要と供給のバランスの中で、たとえどれだけ美味しくても、どうしてもつくりすぎてしまう野菜があるという事実を、私はこのとき初めて知りました。
これはとても歯がゆかったです。
なぜなら普段、私が東京に住んでいて、スーパーで山菜を見かけることはあまりなく、欲しいと思っても買えないのが現実でした。
なのに一方で生産者さんの中にはつくりすぎで困っている人が居るなんて、、、。
良いものを余すことなく、みんなに届けたい!
そのとき、強く思いました。私がこれまでやってきた仕事を活かして何かできないかと。
そう思い、2017年、お野菜ともに生産者さんの気持ちも卸す、秋田県産のお野菜専門の卸「ゴロクヤ市場(いちば)」を立ち上げました。
ご縁で繋がった農家さんと連携し、お野菜を取り扱ってくれる量販店やホテル、飲食店への営業活動や、マルシェへの出店をはじめました。
最初は不定期の行き来でしたが、活動が本格化するにつれ秋田に居る時間も増えて、1年経ったころからは東京と秋田の2拠点生活になりました。
毎月だいたい2週間ずつ東京と秋田を行き来し、東京にいるときは営業活動やイベント、秋田にいるときは農家さんに会いに行き、新しく決まった納品先の話や最近の畑の状況、腰を痛めてしまった農家さんの畑や梱包、出荷の手伝いをしています。

有難いことに、たくさんのご縁と周り方々に支えられ、2017年からの3年間で多くの方に秋田のお野菜をおいしいと言っていただき、少しずつではありますが取り扱ってくださる飲食店や量販店、お客さまが着々と増えてきました。
農家さんとのつながりも増えました。「これが毎年余るんだよね」「東京に出したいのだけど、どうしたらいいかわからない」こんな風に相談をいただき、今では30軒ほどの農家さんと二人三脚しています。
しかし今、農家さんが作ったお野菜を販売していく上で2つの課題に直面しています。
1つは流通の課題。
現在、多くの農家さんにとって一般的な出荷先である「市場(しじょう)」出荷の場合、農家さんが作った作物は、お店に並ぶまでに一箇所でまとめられ、農家さんの目に見えないところで金額が決められる仕組みになっています。
また、大まかな生産量ごとに買取金額も平均化されるので、例えば100本のネギをつくった農家さんと110本のネギを作った農家さんへの買取金額が同額になったり、こだわって育てたとしても金額に反映させることは難しいのです。
こういったことから、既存の市場出荷に頼らず、自分なりに販売ルートを探す農家さんもたくさんいらっしゃいますが、野菜を育てながら慣れないルートを開拓するのはとても大変で、とくにこれまでのやり方に慣れ親しんだ農家さんはなかなか変化できないのが現状です。
もう1つはコミュニケーションの課題。
いま、農業の生産者として現役で働いているのは主に高齢者の方々です。
私は普段、彼らとのやりとりを電話かFAXで行いますが、早朝から仕事をし、夜早くには寝る高齢の農家さんのライフスタイルでは、1日のうちに連絡を取れるのは2時間ほど。
そうなると、せっかく発注の連絡をしたくてもタイミングが合わず連絡が取れなかったり、取れたとしてもコミュニケーションにかかるコストが負担となって取引まで至らないケースがたくさんあります。
私の卸という仕事は、生産者と小売店舗、双方のプロとしての最大限の力を発揮してもらうために存在すると思っています。
だとすれば、生産者と作り手や店舗の間でお野菜の良さを伝えて卸すというだけではなく、この課題を解決することも私の仕事なのではないかと考えました。
そこで、上にあげた流通とコミュニケーションの課題について、農家さん、作り手や店舗の方々にヒアリングをおこないました。
その結果、高齢農家さんと発注側で円滑なやり取りをするためには、高齢生産者さんのシステム利用は必要不可欠であり、かつもっとシンプルで使いやすい受発注のシステムが必要だと確信したのです。
私はこれから、おじいちゃんおばあちゃんでも使える受発注システム『イージー』の開発を本格化します。まずは2020年12月の実証実験リリースに向けて準備を進めていきます。
システム名は簡単に、シンプルに使えるということが自ずと連想され、かつどの地方の農家さんがなまっていても言葉が変わらないようにこの名前をつけました。
イージーの特徴は主に2つ。
課題を踏まえ、
1)高齢の農家さんでもシンプルに使えるということ
2)農家さん自身が自分で値付けできるということ
です。
今既存のシステムで農家さんからお野菜を直送できるサービスが増えていますが、今回私たちが開発しているシステムは、あくまでtoBのビジネス形態で、目が見えづらい、耳が聞こえづらいなど身体的な老化を感じる高齢の農家さんでも使いやすい受発注システムです。
このシステムを普及させることで、農家さんが自ら売上の見込みを立てやすくなり、需要に沿った作付面積にできるため、”安い大量生産”を防ぐことができます。
また、受発注のためのコミュニケーションに対するストレスが減ることで受発注が効率化し、結果的に取引量が増えると考えています。
2020年12月にサービス公開、翌2021年に実証実験を始めていきます。
‖スケジュール
2020年3-11月:システム開発
2020年12月 :実証実験リリース
2020年1-9月 :実証実験
2021年10月 :公式リリース
その後、農家さん向けに全国各地でデモ会を開催する予定です。
今回クラウドファンディングをするのは、実証実験中の農家さんおよび飲食店の方々のシステム利用料を無料にするためです。
コロナウイルスの影響を受けて、農家さんも飲食店も大きな打撃を受けています。そんな中できるだけたくさんの農家さん、飲食店の方々にお使いいただき、外食業界がいち早く活気を取り戻せるよう、『イージー』の開発は今やらなければいけないことだと考えています。

ゴロクヤ市場として今年の9月で4期目を迎えます。
今までは秋田県に限り活動を進めてきましたが、初めて全国の食に携わるみなさんと一緒に使うことができるシステムを作ります。
これは今まで秋田県の農家さんと二人三脚で活動をしてきた自分だからこそできることだと思いますし、これからもっと秋田県の農家さんと一緒に強い思いで活動していくために絶対に必要なサービスだと思い、今このシステムの開発を進めています。
私が秋田のお野菜に感じること、秋田の農家さんへ想うこと、それは日本全国どこでも隔たりなくすべて尊いと思っています。
そんな日本の食がもっと盛り上がること、そして私は私で秋田のお野菜はやっぱりよかった!そんなお野菜を作っている農家さんは本当にすてきなんだ!と伝え続けられることが私の幸せです。
‖リターン早見表
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プロフィール
1994年秋田県由利本荘市生まれ。 青山学院女子短期大学卒業後、健康食品メーカーに入社。2016年に退職し、食品専門商社へ入社。営業として主に業務用の高級食材やベーカリー商品の流通とプロモーションに従事。翌年2017年9月にAIfrece composition株式会社を設立し、秋田県産専門の農作物の卸売をスタート。同年11月にアメリカ・ニューヨークへ留学。帰国後、自社事業の傍、デザイン会社に入社し飲食店の立ち上げやマネジメント、メニュー開発に従事。現在、“お野菜にのせて農家さんの想いをおろす“ことをコンセプトにゴロクヤ市場 として秋田県産の農産物の卸売を軸に、農業の流通改善に取り組んでいる。 農業/卸売/秋田/トレーサビリティ/菜園活用/生鮮食品販売プロデュース/生鮮加工品デザイン/飲食店立ち上げ/メニュー開発 など
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リターン
11,000円

定期便申し込み (2wayboxでの配達・イベント参加券付)
ゴロクヤ市場オリジナル2way boxで配達する定期便をお申し込みいただけます!
また、8月2日(日)16:00-17:00に開催する定期便でお送りしたお野菜の生産者さんと秋田の畑からつなぐオンラインイベントにご招待します。
※2wayboxでの配達は現在秋田県内、東京都内とのみとなっております。
上記の地域外でも定期便+2wayboxをご希望の方はこちらのリターンをご購入ください
解約による2waybox返還の際にデポジット分の2,000円を返却いたします。
2way boxとは...玄関にゴロクヤ市場からお野菜が届く日にゴロクヤ市場オリジナルの2wayboxを置いていただき、そこにお野菜を配達いたします。
配送代(送料・ダンボール)が通常の定期便より半額のため、通常の定期便よりも500円分程度お野菜が多いです。
たまごセット・・・4ヶ月分無料
ひよこセット・・・3ヶ月分無料
にわとりセット・・・2ヶ月分無料
※定期便は8月からのスタートです。
定期便とイベントのご案内メールはプロジェクトの達成が確定した際にお送りいたします。
※詳細は新着情報よりご確認いただけます。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 97
- 発送完了予定月
- 2020年8月
3,000円

お礼のおてがみと568marketショップステッカー
応援いただきましたお礼のおてがみとゴロクヤ市場のオリジナルステッカーをお送りいたします!
※詳細は新着情報よりご確認いただけます。
- 申込数
- 44
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
11,000円

定期便申し込み (2wayboxでの配達・イベント参加券付)
ゴロクヤ市場オリジナル2way boxで配達する定期便をお申し込みいただけます!
また、8月2日(日)16:00-17:00に開催する定期便でお送りしたお野菜の生産者さんと秋田の畑からつなぐオンラインイベントにご招待します。
※2wayboxでの配達は現在秋田県内、東京都内とのみとなっております。
上記の地域外でも定期便+2wayboxをご希望の方はこちらのリターンをご購入ください
解約による2waybox返還の際にデポジット分の2,000円を返却いたします。
2way boxとは...玄関にゴロクヤ市場からお野菜が届く日にゴロクヤ市場オリジナルの2wayboxを置いていただき、そこにお野菜を配達いたします。
配送代(送料・ダンボール)が通常の定期便より半額のため、通常の定期便よりも500円分程度お野菜が多いです。
たまごセット・・・4ヶ月分無料
ひよこセット・・・3ヶ月分無料
にわとりセット・・・2ヶ月分無料
※定期便は8月からのスタートです。
定期便とイベントのご案内メールはプロジェクトの達成が確定した際にお送りいたします。
※詳細は新着情報よりご確認いただけます。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 97
- 発送完了予定月
- 2020年8月
3,000円

お礼のおてがみと568marketショップステッカー
応援いただきましたお礼のおてがみとゴロクヤ市場のオリジナルステッカーをお送りいたします!
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- 申込数
- 44
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
プロフィール
1994年秋田県由利本荘市生まれ。 青山学院女子短期大学卒業後、健康食品メーカーに入社。2016年に退職し、食品専門商社へ入社。営業として主に業務用の高級食材やベーカリー商品の流通とプロモーションに従事。翌年2017年9月にAIfrece composition株式会社を設立し、秋田県産専門の農作物の卸売をスタート。同年11月にアメリカ・ニューヨークへ留学。帰国後、自社事業の傍、デザイン会社に入社し飲食店の立ち上げやマネジメント、メニュー開発に従事。現在、“お野菜にのせて農家さんの想いをおろす“ことをコンセプトにゴロクヤ市場 として秋田県産の農産物の卸売を軸に、農業の流通改善に取り組んでいる。 農業/卸売/秋田/トレーサビリティ/菜園活用/生鮮食品販売プロデュース/生鮮加工品デザイン/飲食店立ち上げ/メニュー開発 など