猫を保護する基準

私はこれまで15匹ほどの野良猫を保護してきました。

そのうち、現在家に残っているのは、こてつを含めた4匹です。

他の子たちは様々な経緯で、新たな里親さんのところへ旅立っていきました。

 

私が保護するきっかけとして、最も多いのが子猫です。

保護してきたのは幸いにも離乳が済んでいる3～4ヵ月の子猫がほとんどでしたが、外の世界で生き抜く力は持っていない子ばかりでした。

子猫の野良生活の生存率は非常に低く、放っておけば病気や交通事故であっという間に死んでしまいます。

そのため、母猫とはぐれてしまったような子猫は、優先的に保護するようにしています。

 

次に多いのは怪我や病気の子です。

特に触れるほど懐いていない子は、外で投薬できないため家で保護して集中的に療養させる必要があります。

懐いていないので狭いケージ暮らしになってしまいますが、怪我や病気が治るまではしっかりと面倒を見ることにしています。

 

その後にリリースするか判断するのですが、治りが悪い子はそのまま家猫として迎えることになります。

こてつも含めて家にいる4匹中の3匹は、このパターンです。

 

今後は病気や怪我の子たちだけではなく、老齢の野良猫を保護したいと考えています。

看取りという点も視野に入れた保護になりますが、少しでも野良猫が安らかな最後を迎えられるよう取り組んでいきたいと思います。