
プロジェクト本文
第一目標として設定した70万円を募集期限の一週間前の昨日達成することができました。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
今回クラウドファンディングを実施するのが初めてで手探りの状態だったので、まずはホッとしたという気持ちでいっぱいです。
ですが、色々なことを実現させようとするには70万円は決して十分な金額ではありません。まだ募集期限(6月2日)まで一週間近くあることから、第二目標(ネクストゴール)を設定させていただくこととしました。 第二目標(ネクストゴール)を95万円とさせていただきたいと思います。
その使途は、第一目標に引き続き、車両(車)の購入費、不動産の取得のための費用の一部、団体の運営費や保護に必要なワクチン費用・血液検査費用・糞便検査費用、寄生虫駆除費用・避妊去勢手術等の費用等です。
仮に第二目標(ネクストゴール)を達成できなくても、自己資金投入によって当初の予定は実施する予定でおります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
▼自己紹介
茨ニャンの会は、2010年より活動を開始し、10年以上にわたり茨城県の主につくば市を中心とする地域で飼い主不詳の犬・猫の存在や殺処分を減らすことを目指す活動を行ってきました。
具体的には、飼い主不詳の猫を捕獲し避妊・去勢を実施する、あるいは飼育放棄された犬・猫の保護や里親探し、その他行政への働きかけなどを行ってきました。
犬や猫を放し飼いしたり、避妊・去勢手術を受けさせないまま飼っているような方への説得などもずいぶん行ってきました。
10年以上前は、茨城の中でも突出して都市化が進んでいる地域と言えるつくば市の中心地においてさえも、少し歩いただけであちこちで野良猫を見かけるような状態でした。そこら中で子猫が生まれている状態でした。 このため、とにかく野良猫、飼い主不詳の猫を捕獲して避妊・去勢手術を受けさせ、人と生活できそうな犬・猫は里親探しをし、「飼い主不詳の犬猫」を「飼い犬」「飼い猫」へと変える活動を行ってきました。茨城県動物指導センターに収容された殺処分予定の犬・猫の引き出しを行っていた時期もあります。
きちんと数える暇もなく今まできましたが、一番多いときは年に300頭程の犬・猫の里親探しをしてきたと思います。 大変でしたが、時代が一巡したこともあり、最近では飼い主不詳の猫(野良猫)を見かけることもかなり少なくなり、活動の成果を感じています。
毎年、ほとんど毎週末に譲渡会(里親会)を開催し、多いときは年間300頭の犬・猫に新たな飼い主さん(里親さん)を探してきました。
活動はほとんど個々のメンバーによる持ち出しの状態で、これまでに会のメンバーや会のメンバーをサポートして下さっている方々で恐らく2000万円ほどの金額を負担してきたと思います。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
2021年12月24日に、2020年度の犬・猫の全国における殺処分数が発表になりました。これによると、2020年度、日本全体で、犬の実質の殺処分数は3400頭ほど、猫については15000頭ほどとなっており、活動を開始した10数年前の10分の1以下の数字となっております。
環境省公表の犬・猫に関する殺処分資料もご参照下さい:
環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理] (env.go.jp)
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
また、茨城県における殺処分も相当減り、茨城においては譲渡の対象とならない犬・猫(野犬等で人に飼われる程度にまでなつく見込みのない犬や、発見時にすでに重体だった等(車に撥ねられており安楽死させざるを得なかった等))を除く殺処分数はゼロを達成しております。 また、やむなく殺処分とする場合も、かつてのようなガスを使用した窒息死ではなく、薬を使った安楽死が5年ほど前から実現しております。
薬を使った安楽死が実現したのは、世間一般からの殺処分への批判を受けてということも勿論あるとは思いますが、殺処分せざるを得ない数が相当に減ったことも大きな理由と思います。 密閉空間に犬や猫を閉じ込めて二酸化炭素を注入する方法で窒息死させる殺処分は短時間で大量の殺処分を可能とするため、大量の犬や猫を処分しなければならない場合は、効率の面から考えた場合、この方法が有効だからです。
ですが、殺処分せざるを得ない犬や猫が相当減ったこともあり、茨城では現在はガスによる殺処分は行われなくなりました。 こうしたことも、活動の大きな成果と考えております。
この10数年の活動はとても大変でした。 寄付などはあまり集まらないため、持ち出しが本当に多い活動です。 会のメンバー全員が仕事を持ち、勤務先からもらう給料をつぎ込んでの活動を続けてきました。
犬や猫の引き取り依頼や相談も多く、仕事をしながら、相談を受ければあちこち走り回って、毎日が本当にいっぱいいっぱいでした。 活動を始めて最初の5年くらいの記憶はほとんど無いほどです。
▼プロジェクトの内容
今回、クラウドファンディングで資金を集めようと思ったのは、活動を広げていくために、車(中古)や不動産の取得の購入などのためにお金が必要だからです。 保護した犬や猫の医療費なども大変な金額です。
これまでは個人の持ち出しでまかなってきました。 これまでに恐らく数名で2000万かそれ以上の金額を負担してきましたが、このやり方を今後も続けるのは難しいと感じています。 また、個人の家に多くの保護犬や保護猫を置くやり方は、それぞれのメンバー等の家庭の事情もあり(家族が反対、家族にアレルギーがある等)、また、一か所に沢山の犬や猫を置くやり方は感染症や病気の蔓延等にもつながり兼ねないため、個人の家とは別に、施設もどうしても必要な状況です。
活動を開始した頃はクラウドファンディングなどというものはありませんでした。 当時はスマホもありませんでしたし、一般の方の中には普段生活の中でインターネットをほとんど使っていない方も沢山いたのです。 ですが、今は誰しもスマホを持ち、里親探しなどもインターネット上で行えるようになりました。
今後、個人の家に保護犬や保護猫を置くのをやめる訳ではありません。 ですが、個人の家が多頭状態になるのは避けなければならないですし、プライバシーの問題からも保護犬や保護猫の置き場をむやみに知らせる訳にもいかないという問題もあります。
また、物資のご寄付のお申し出を頂く際に、遠方の方から「送ります」と言われることも多いのですが、宛先にできる住所が現在は無く、これも個人情報の問題からメンバー個人の住所をむやみに知らない人に教える訳にもいかないという問題があります。
ご寄付で頂く物資の置き場に困るという問題もあります。
さらに、活動には車が必須ですが、しょっちゅう犬や猫を載せる上にあまりにも車を酷使するため、一般の方が生活で使う場合と異なり、車がすぐ傷んだり修理代がかかるという頭の痛い問題も抱えています。 しょっちゅう動物を載せると匂いがかなりついてしまうので、基本的に車は傷んできて修理代がかさむことが分かった時点で廃車にするしかありません(匂いや毛、汚れがつくので、状態よく乗って中古車として売るのはまず不可能です)。 今回、メンバーの車が「廃車か?」という状態になってしまい、また車両の購入となりました。 犬や猫をしょっちゅう載せる場合は定期的な消毒等も必要になるため、活動用に別にトヨタのタウンエースや日産のバネット(一般には工事業者等が乗る車)等一台の購入を考えています。
今年は個人の家の改装費に80万円ほどかかりました(これも個人負担です)、このような負担を個人の集まりによる持ち出しの力だけで続けることには限度があることはお分かりいただけるかと思います。
正直なところ、いろいろな意味で限度を感じており、事業を行う等して何かしら収入をもつことも考えないとダメだと思っています。 将来的には病院の開設も考えております。
こうした理由から、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
どの程度お金が集まるかはやってみないと分からないと思っており、見当がつきません。
【第一目標】車の購入費
【第二目標】猫にかかる医療費(最近は犬はほとんど扱っていませんので猫の医療費)および不動産の取得
不動産の取得まで実現できれば一番ですが、そこまでお金が集まるかは分かりません(ただ、安い土地などですと50万位で購入できる場合があります)。
これまでにも不動産の取得は何度も考えたのですが、とにかく目先の犬猫の保護(引き取り)や里親探しで手一杯で、具体的に何も計画が進められないまま時間だけが過ぎてしまいました。
しかし、やらないまま「困った困った」と言っていても仕方ないので、思い切って開始してみて、数十万でも集まらないよりは良いに決まっていますから、前に進むしかないと思っています。
なお、今回のクラウドファンディングはAll or Nothing形式のため目標額を低めに設定しております。
最終的には病院の開設を目指していますが、今回はそこまでは無理と思っています。
- プロジェクト実行責任者:
- 茨ニャンの会
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
第一目標は、活動に必要な中古車両(車)の購入です。 工事の業者さんがよく乗っている、トヨタのタウンエースやライトエース等を購入したいと思っています。 もし必要金額より集まった場合、猫の医療費および不動産の取得に充てます。 シェルターを設けるために中古の不動産の購入を考えています。 不動産は、最も安い土地で50万円程度のものに目をつけており(茨城は比較的土地が安く、特に中心地から離れると急激に値段が下がります)、お金の集まり具合によってはもっと高い土地の取得を予定しています。一番欲しい場所(土地)が350万ていど必要で、そこを買えたらいいのですが、お金の集まり状況次第です。 もしそこが無理でも茨城県では100万であるとか150万円程度で多くの土地が売り出されているので不動産の取得が難しいという結果にはならない可能性が高いかと思っています。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 将来的には病院の開設を目指しています。 もし病院を開設する場合は、茨城県の管轄保健所に届け出の必要がございます。 ただし、一定の条件を満たせば許可は得られるものです。県内の他の団体も場所を借りたり安い不動産を取得して動物病院を開設しています。このため、許可が取得できないということにはならないです。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自己資金で補填予定です
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
500円+システム利用料

リターンなし(支援コース)
リターンなしになりますが、よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
1,000円+システム利用料

リターンなし(支援のみ)
よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 46人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
3,000円+システム利用料

お礼メールの送付
ご寄付への謝意を表明するお礼メールをお送りさせていただきます。よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 27人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
5,000円+システム利用料

会のロゴ入りグッズ(缶バッチを予定)の送付
会のロゴ入りグッズ(缶バッチなどを予定)をお送りさせて頂きます。よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 22人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
7,000円+システム利用料

会のロゴ入りグッズ1点の送付
ロゴ入りグッズ(2023年カレンダーを予定)を1点お送りさせて頂きます。よろしくお願い致します。
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
15,000円+システム利用料

お礼メールと会のロゴ入りグッズ1点の送付
お礼メールと、後日会のロゴ入りグッズ1点(2023年カレンダーを予定)をお送りさせて頂きます。よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
30,000円+システム利用料

会のロゴ入りグッズ2点の送付
会のロゴ入りグッズ(詳細未定)2点をお送りさせて頂きます。よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
50,000円+システム利用料

ご希望に応じ、ホームページ、ブログ等へのお名前と謝意の表明掲載
ご希望にならない場合を除き、ホームページ、ブログ等にお名前を掲載させて頂きます。不動産取得や病院開設にあたっても、施設や病院にお名前を掲載させて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
100,000円+システム利用料

ホームページへのお名前の掲載(永年)および会のロゴ入りグッズの送付
ホームページに謝意表明のページを作り、そちらに(ご希望に応じて)永年お名前を掲載させていただきます。よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
200,000円+システム利用料

ホームページへのお名前の掲載(永年)および会のロゴ入りグッズ2点の送付
ご希望に応じホームページに永年お名前を掲載させていただくとともに、会のロゴ入りグッズを2点送付させていただきます。よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月