このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

リハビリ用部品の認定に向け、医療機関でテストを実施します!

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支援総額

130,000

目標金額 2,000,000円

支援者
15人
募集終了日
2022年5月8日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

はじめまして。本ページにお越しくださり、ありがとうございます。

 

私たちロバの耳は、仙台市で高齢者と障害を持った子供たちを受け入れる施設を運営する、とっても小さな会社です。

 

施設では、入浴の介助や温水プールで歩行訓練を行ったり、手作りの食事や喫茶、レクレーションを楽しんでいただいています。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

アイディア(足底支持具)は、そんな小さな介護施設から生まれました。

 

私たちの施設を利用するAさんは、脳卒中後に半身麻痺を発症し10年以上が経過していました。

発症した後しばらく経ってから、自分の意思とは関係なく足の指が曲がる状態となり、装具を装着して歩くたびに激しい痛みを感じるようになりました。

 

入浴も、足の指の痛みから浴槽を跨ぐことができず、シャワー浴のみの生活を余儀なくされていました。もちろん、さまざまな治療やリハビリも行ってきましたが、残念ながらAさんの足の指の状態は改善されませんでした。

 

何か良い方法はないかと考えていたある日、「足底支持具」の原理を思いついたのです。

 

 足の指が曲がる障害(屈指症といいます)は、ハンマートゥ・クロートゥ・マレットトゥに大別されます。脳卒中や脳性麻痺、脊椎損傷による半身麻痺に起因するもののほかに、糖尿病の末梢神経障害に起因するもの、足に合わない靴を長く履いたことや、外反母趾と合併して発症することもあり、原因はさまざまなようです。(出典:わたなべ整形外科クリニック)https://www.nabecli.com/symptom/leg/46(2022年2月24日参照)  

 

それでは、日本にはどれくらいの患者さんがいるのでしょうか?

調べてみましたが、正確な患者数がわかるような統計資料はありませんでした。

 

これは、

  • 麻痺障害の方が全て屈趾症になるわけではないこと。
  • 麻痺障害発症後に時間を経て屈趾症が発生するケースが多いこと。
  • 常に足の指が曲がっている状態ではなく、歩き出すときや緊張したときに足の指が曲がることが多い。

等々、が、理由であると考えています。

 

つまり、2次的な障害は追跡調査を行わなければ正確な患者数は解らないのです。

 

しかし、介護現場や義肢装具士の方からは、屈趾症に苦しむ患者さんは多数確認されています。

 Aさんも麻痺の治療を続ける中、屈趾症の痛みを訴えてきたそうですが、実際に足の指の診察は※ボトックス治療を受けたときぐらいしか記憶にないと言っていました。

 

※ボトックス治療:足の指の筋肉を注射により弛緩させる治療方法。(数ヶ月で、もとの状態に戻ってしまいます。) 

 

「Aさんのように屈指症による痛みで困っている人を元気にしたい!」という思いから、私たちは、アイディアをもとにした製品の開発を決意しました。

 

 

▼プロジェクトの内容

足底支持具は、足の指が曲がった状態を補正することを目的に開発している器具です。

スマートフォンのアプリで撮影した足の画像をソフトで解析し、CADソフトで設計した後、3Dプリンターで製作します。

 

 

私たちの取り組みは、経済産業省の「ものづくり補助金」に採択されました。製造するために必要なスマートフォンのアプリと画像解析ソフトの開発費、3Dプリンターの費用は、補助金を活用しました。

 

現在、足底支持具は開発の最終段階にあり、医療機器としての承認を目指しています。 

また、広くリハビリの現場で活用していただくため、リハビリ用部品の申請の準備を進めています。

 

ただ、申請の際には医療機関における様々なテストが必要です。テストをするためには費用がかかります。確認しましたが、小さな介護施設が用意できる金額ではありませんでした。 

 

いまも、小さなお子さんから高齢者の方まで、多くの方が屈趾症により日々の生活が制限されています。

 

リハビリ用の部品として認められれば、たくさんの方を元気にできるかもしれない。

 

小さな介護施設から生まれたアイディアを、多くの皆さんに安心して使ってほしい。

 

私たちは、医療機関でテストをするため、クラウドファンディングにチャレンジします。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

私たちの思いを世界中の屈趾症患者に届けたい。

 

足底支持具の特許は、2021年3月に国内で成立し、同6月にアメリカ特許庁、欧州特許庁に対して、特許権の移行手続きを行っています。

 

小さな介護施設から生まれた製品を世界中の屈趾症患者の皆さんに届けたい。

 

その思いが、現実に動き始めています。

 

プロジェクト実行責任者:
菅原亮(株式会社ロバの耳)
プロジェクト実施完了日:
2022年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

株式会社ロバの耳が足底支持具のリハビリ用器具認定に向け、医療機関にテストを依頼します。集まった資金は、医療機関に支払うテスト費用・ウェブ告知費用・テスト用器具の製造費用に使います。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
本クラウドファンディングで実施するプロジェクトでは、履行のために医療機器製造販売業・医療機器製造業の許可が必要となります。今後、許可申請の手続きは医療機器クラス1の条件が整ってから開始し、本プロジェクト実施である2022年5月1日までには、許可申請の予定です。(2022年3月9日現在)
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
差額は自己資金で対応します。

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リターン

5,000+システム利用料


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●お礼のメールをお送りします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

10,000+システム利用料


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●お礼のメールをお送りします。
●活動報告をお送りします。(メールでお送りします。)

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

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