難病【先天性門脈体循環シャント】のレイ君を助けてください！

▼自己紹介

はじめまして。千葉県在住の上原と申します。数あるクラウドファンディングの中からご覧下さり、誠にありがとうございます。

レイ君（マルチーズ男の子2021.6.17生まれ1才1ヶ月）の飼い主です。

〜レイ君との出会い〜

・2022年3月上旬頃

知人から生後7ヶ月のマルチーズの男の子の里親の話がきっかけです。

レイ君は以前に飼い主の身勝手な事情で愛情もなく、数ヶ月過ごしていたとのこと…。

 

___約1年前の先代犬の話をさせて下さい___

 

・2021年3月1日

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル9才の男の子（繁殖引退犬）を家族に迎え、数日後→健康診断を受けに病院に行きました。

結果…扁平上皮癌とリンパに転移が分かり

「手術は不可能」と大学病院から言われました。

今この子にしてあげられる事をやろう！と緩和治療をしていましたが…

2021年4月27日に静かに息を引き取りました

短い間でしたが我が家にとって、この子の存在はとても大きく！たくさんの幸せと癒しをくれました。

この子が亡くなり娘が、

「先代犬の夢を見た」と話してくれました。

 

「白い小さな仔犬を抱きながら先代犬と一緒にいた」…と

その話を思い出して、レイ君に会いに行きました。

 

↓※お迎え後の写真です

話は聞いていましたが、月齢のわりには体が小さく、痩せすぎで、ケージの角でまるくなって声も出すことも、動くこともなく、顔も上げることもなく、おもちゃを差し出しても興味を示さない…！！

数時間様子を見てましたが、全く仔犬らしさがありませんでした…

その後帰宅し、家族と相談をしました。

私は幼少期の頃から犬のいる生活をし、

老衰・病気などで数頭看取ってきました。

親からは、

「ペットはかわいいだけでは飼えない！最後まで責任と愛情持って育てる！人間は生きていけるが、ペットは生きていけない！」

と言われ育ちました。

なのですごく悩むと同時にレイ君に

ここに来てよかった！幸せ！

と思ってくれるようにしてあげたい！！とも強く思いました。

 

夢ではありますが、先代犬が私達家族に

___この子を、助けてあげて！___

と言っているような感じに思え、我が家にお迎えすることにきめました。

これまでがレイ君との出会いです。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

レイ君をお迎えし、初めてみた姿とは真逆で活発で声も出し！！おもちゃで遊び走り回って時には噛みつきながら戯れたりして！

と同時にものにぶつかる事が多い事に気づき、注意深く見ていたのですが…

・2022年4月27日

【先代犬の一周忌】【お迎え1ヶ月と数日】

の出来事です。

物にぶつかった衝撃で頭を強打し、左目が突出していましました。すぐ病院に行き…

全身麻酔での緊急手術が必要となりました。

麻酔をする為に血液検査をしました。

 

手術前の血液検査

※病院名は個人情報保護によりふせさせて頂きます。

⭕️のある項目が肝臓の数値です。

 

『肝臓の数値が悪い』ことが発覚しました。

 

その後眼球の手術は無事に終わり、3日間入院をしました。

その時の明細書になります。

※病院名や獣医師名は個人情報保護により伏せさせて頂きます。

 

肝臓に関しては、

「眼球の完治後に詳しい検査をしましょう」

と先生に言われました。

 

眼球が完治する頃、レイ君が数日に1回の嘔吐をするように…。

 

・2022年6月18日

再度詳しく血液検査をしたところ

※病気名は個人情報保護などにより伏せさせて頂きます。

 

アンモニアの数値が正常の場合は16〜75なのに対し、レイ君は『434』mg/dlという

異常に高い数値なのが分かりました。

 

他の肝臓の数値も基準値を大幅に超える数値で、、。

その他にエコー・レントゲン検査などをした結果↓↓

【先天性の門脈体循環シャントではないか】

という疑いが発覚しました。

 

・2022年6月19日

その翌日に門脈シャントの病気で有名な病院に行きました。

血液検査は…

ALT（GPT）通常17〜78→666

NH3(アンモニア)通常16〜75→422

※病院名や獣医師名は個人情報保護により伏せさせて頂きます。

 

前回の血液検査よりは数値が下がりましたが、まだまだ高い…(><)

 

こちらの先生にも診察をして頂いた結果

「門脈シャントでほぼ間違いなさそう」

との事でした。

レイ君の場合は

確実に1回の手術で終わらないタイプで、

シャント血管が短く！太い！ので　95%以上は肝臓には行かずで肝臓は機能できていない状態です。手術でシャント血管を1回で全部締めてしまうと… 今まで機能していない肝臓に負担がかなりかかり、術後の合併症で高血圧、腹水など　最悪は死に至る場合があり、レイ君の体の状態（検査しながら）手術を数回（2回、3回）に分けて行う必要があると言われました。

それと同時に血の止まりが悪く…手術前までには改善していかなければいけません。

なので手術は開腹、腹腔鏡どちらかは手術当日までの検査をし、結果次第になります。

 

こちらの動物病院では月1で肝臓専門日があり、地方の獣医師が来て診察、手術を行っています。

なので非常に予約が取れず数ヶ月先になる事もあるそうですが、運良く！来月の7月8日に空きがあり、予約を取る事ができました。手術に向けて確実にする為、手術前にやるべき事に時間が限られているのでCT検査を2022.6.24に予約しました。

全身麻酔をかけての撮影なので少なからずリスクはあるとの話を聞いて心配でたまりませんでした。以前に眼の手術を受けた際にレイ君は麻酔の覚めが悪かったので、今回の麻酔も目の覚めが悪くなって万が一のことがあったら…と考えたくもありませんでしたが、レイ君の検査をお願いしました。

※↑↑薬と食事療法についての詳細です。

 

・2022年6月24日

朝の9時にMRI・CT 検査を専門に行う検査センターへ、レイ君を預け午後検査センターの方から連絡があり、

「麻酔から覚めて今も元気です。CTも無事に撮れました」と！

無事に終わって良かった…。

 

※薬剤使用リストと明細書です。　

病院名・獣医師名は個人情報により伏せさせていただきます。

 

その後お迎えに行き、検査結果の書類を持ってその足で病院に向かいました。

そこで先生に検査結果を見ていただいたら…

 

【CT画像】

疑いが確定になりました。

※病院名・獣医師名は個人情報により伏せさせていただきます。

 

　【右胃静脈-後静脈シャント】　

 

門脈体循環シャントと診断されました。

 

検査結果を聞き、先日　説明を受けた通りの結果でした。分かってはいましたが複雑な気持ちと『なんでこの子なの…十分辛い思いをしてきただろうに… 痛い思いをして、また痛い思いをしちゃう…』これ以上苦しみ、痛み、辛さはさせたくない！それじゃレイ君がうちに来て『良かった』と思えない！私の頭の中はそれだけでした…。

 

○門脈体循環シャントとは？

正式には「門脈-体循環シャント」と呼ばれ、この他にも「門脈体循環短絡症」、「門脈シャント」などと呼ばれことがあります。正常な犬では、体の中でつくられたアンモニアなどの毒素が腸管から吸収され、門脈と呼ばれる血管を通って肝臓に運ばれ無毒化されます。しかし、この門脈と全身の静脈の間をつなぐ余分な血管（シャント）が存在することにより、肝臓で無毒化されるべき有害物質が処理されないまま直接全身を回ってしまい、さまざまな症状が引き起こされる病気です

https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/908

 

○主な症状は？

軽症では、食欲不振、下痢、嘔吐などの消化器症状がみられることもあり、重症になると、アンモニアなどの毒素により、中枢神経症状を特徴とした「肝性脳症」を起こし、ヨダレやふらつき、元気消失などの軽度の症状から徘徊行動、旋回行動、痙攣発作、昏睡といった重篤な症状を起こすこともあります。食後1～2時間ほどで消化された食事が血液中に吸収されて、アンモニアの濃度が上昇してくるので、このタイミングで症状が悪化する傾向にあります。また、肉を食べると、大量のタンパク質が分解されることにより、血液中のアンモニア濃度が上がり、症状が悪化することがあるため、肉よりも野菜を好んで食べる犬もいるようです。一般的に先天性の門脈シャントの犬は、門脈からの栄養を含んだ血液が肝臓に十分に行き届かないため栄養を取り込むことができず、発育が悪いことが多いようです。この病気を放置しておくと、肝臓の機能障害を起こし、死に至る場合もあります。また、アンモニアと尿酸が多量に腎臓から排泄されるため、尿路に尿酸アンモニウム結石が出来やすくなり、膀胱炎や血尿、頻尿、尿道閉塞などの泌尿器症状もみられることがあります。

https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/908

 

レイ君の場合は痙攣や発作などはなく、

1日の半分以上は眠りについたり、嘔吐、下痢、発育が未熟などの症状がありました。

 

○治療法は？

一般的には、内科的治療と外科的治療があります。基本的にはシャント血管が原因となるので、このシャントを閉鎖しない限り完治することがなく、根本的な治療には外科的治療が必要となります。●内科的治療投薬や食事療法により、症状を安定、緩和させます。症状が軽度の場合や外科的治療の前後や外科的治療が困難な場合に内科的治療が選択されます。アンモニアの産生をできるだけ抑制するために、低タンパク質の食事を与える食事療法やアンモニアの産生や吸収を防ぐ薬剤の投与、その他、さまざまな症状に応じて症状を抑える薬を投与します。

https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/908

 

・2022年7月1日

手術1週間前の検査に行きました。

毎日薬を飲んでいるおかげで数値は徐々に下がってきてはいますがまだ高い事が分かります。

※病院名、獣医師名は個人情報保護の為伏せさせて頂きます。

※↑手術の同意書と手術などの注意点の詳細になります。

病院名、獣医師名は個人情報保護の為伏せさせて頂きます。

※薬と手術・入院についての詳細になります。

手術3日前からは1日3回に血を止めやすくする薬を服用します。

 

▼手術

・2022年7月8日（金）

【手術当日】

病院の予約がPM12時だったのと天候が暑くもなかったのでレイ君の体に負担がないように祈願してから病院に向かいました。手術前に今日の体の状態検査をし、地方から来た獣医師の方の説明を受けました。

・PT （正常値）6.8~8.6→（結果）8.2

血の止まりの数値は正常になりましたが、 手術では出血が起こるのでその数値では足りないので100%輸血をしながら行い、シャント位置など全部をふまえた結果…

「開腹ではなく、

腹腔鏡で手術は行います。」と言われ、

私達は

「手術に関して、手術中に関しては全部先生方にお任せします。」

と伝え、レイ君を先生に預けました。

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手術開始から約2時間30分ほどで手術は無事に終了しました。

その後→担当の先生から手術中の映像を見せて頂きながら、結果報告を聞きました。

「シャント血管は半分締める事ができました。肝臓機能をしていなかったので肝臓の色が悪く…肝生検をする為に取る予定でしたが、出血量を最小限におさえる為　取るのは次回の手術の時」と言われました。

あとは術後の合併症が72時間の間におきなければ3日間の入院で退院になります。

肝生検（かんせいけん）……肝臓の組織の一部を肝臓の状態や病気の診断のために取り出す医療手技のことです。

 

【術後のレイ君と面会】

酸素ボックスに入って、まだ麻酔が完全に覚めていない状態で、鼻からチューブが通っており縫い傷姿…エリザベスカラーをしてありました。名前を呼ぶと痛み止めが効いてるのもあり、少しふらつきながらも立ち上がりましたがすぐに伏せていました。ですが痛々しい体ながらも私達をじっと見て…

「僕 頑張ったよ？」と言っているように感じ、私達も

「レイ君頑張ったね…(泣」と答えました。

 

【入院中の様子】

手術をした翌日にレイ君の面会に行きました。

昨日の辛そうな姿とは違って、私達の姿が見えた途端にクンクン泣きながら立ち上がり、扉のガラスをガリガリしていました。笑

レイ君は娘の抱っこが大好きなので抱っこをさせてもらったらギュッと力強く娘に抱きつきながらそのまま離れようとせずに眠ろうとしており、昨日とは全く違う様子に驚きといつものレイ君の姿で安心しました。

その日は術後の為レイ君に無理をさせてしまうのでレイ君を先生方にお願いし帰宅しました。

入院中は診察時間内でしたら面会が可能なので迷惑にならない為に家族交代で毎日会いに行きました。

術後の検査なども安定し数値も少しずつ良くなってました。

レイ君も元気でゴハンもいっぱい食べ！ケージから出して欲しいと… 先生方に訴えてたみたいで… 夜中まで元気に騒いでいたそうです。

↓入院中の検査結果の詳細になります。

※病院名・獣医師名は個人情報保護の為伏せさせて頂きます。

 

そんな中我が家ではレイ君が入院中はいつも居る姿… 鳴き声… シーンとしてる部屋… 

一言… とても寂しかったです

24時間何かあれば連絡がくることになっていたので夜も寝れず… 心配でした。

 

▼退院

・2022年7月11日

【退院当日】

術後72時間の合併症も無く、無事に退院をすることができました。

※退院後に服用する薬の詳細になります。

 

帰宅後→以前よりも元気で、1歳のレイ君が仔犬のように色々興味を示すようになり、寝ずに走り回って遊んでいます。

 

↓退院後のレイ君です。

 

・2022年7月18日

抜糸を行いました。

入院中に行った外注検査の結果を聞き、

○で囲ってある項目を今後次の手術向けて重要に重視していきます。

※病院名などは個人情報保護の為伏せさせて頂きます。

 

▼今後の予定

2022.7.8に1回目の手術後から2回目の手術（3.4ヶ月後）に向けての定期検査を1カ月ごとに検査をしていき、数値次第の2回目の手術になります。

肝臓がどこまでの機能にもより、3回目の手術が必要となります。なのであとはレイ君の体がどこまで良い数値になるかになります。

 

 

▼今までの費用

↓2022年6月18日〜2022年7月18日までの

支払い明細書です。

※病院名・獣医師名などは個人情報保護の為伏せさせて頂きます。

ご飯代・エリザベスウェアは差し引き…

　

合計　　　763,241円　

 

ペット保険

・PS保険　（70%補償）に加入していますが、保険会社の方にお電話した所、先天性の病気（先天性門脈体循環シャント）は保険対象になるかならないのかはっきりと言えませんとの事でした。

色々調べてみると先天性は適応外になる事がほとんどだとお聞きしました。保険が適応可能か不可能なのかハッキリと言えないと言われてしまったのでどうなるのか私自身も明確にお伝えすることができず、大変申し訳ありません…。

保険適応になり、クラウドファンディングでご支援して頂いた資金が余りましたら、今後の2回目の手術治療に充てさせて頂きたく思います。

※先天性の為保険が適応かわかりませんが病院へ行った治療明細は保険会社に郵送し、提出してあります。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

レイ君の治療費・手術費のご支援を皆様にお願い申し上げます…。

 

皆様お一人お一人からの温かいご支援は全てレイ君の為にあてさせて頂きます。

Readyfor手数料12%＋税金を加え目標金額は

50万円とさせて頂きます。

 

もし、希望額よりご支援が集まりましたら、今までの治療費、もしくはこれからの治療費にあてさせて頂きます。

決して私用には使用致しません。

【万が一…レイ君が亡くなってしまった場合の資金使途】

このような事は考えたくありませんが…レイ君が亡くなってしまった場合は返金はせず、これまでの治療費に充てさせていただきます。

 

この世の中・コロナ中で、たくさんの方々が生活、そして体にも影響があるかと思います。我が家も仕事に影響がありました。

そんな中… 大切な家族のレイ君が病気になり… 。

正直生活が苦しい状態です。1回目の手術費用は病気が発覚し、手術日までの日にちがなかったので無理な借入れをし、なんとか支払いができました。

こんなかたちで皆様に…

ご支援をお願いすることはたくさんの批判！

があるかと思っています。

 

ですがレイ君を『助けたい』ただそれだけです…。

 

飼い主として、

家族のレイ君を自分達の力不足！甘い考え！で亡くしたくないんです…。

お一人でも多くの方々に私達、家族の思いが伝われば幸いです。

また、

同じ病気で苦しんでいる飼い主様。

経験があった飼い主様。

そして、

ワンちゃん・ネコちゃんなど居る方々様。

これから家族に迎える方

などにもこの病気の事を知って欲しい気持ちでお役に立てればとも思います。

ほんとに辛いのは私達ではなく！病気になった子だと…。私はレイ君が病気になり、

学び、情けなく… 無力な私達で、

平凡な日常かもしれませんがレイ君が

『良かった』と思ってもらえる事…

そして、辛い体を治してあげたい！と思い…

 

皆様にご支援のお願いをさせて頂きました。

 

今思うと…先代犬がこの病気を教えてくれたのかもしれません… 。

レイ君が病気になり、初めて門脈シャントを知りました。

この子の性格⁉︎ 食べが悪いのは食が細いから⁉︎ だから痩せすぎなの…。それとも赤ちゃんのときの育った環境⁉︎

と思うだけだったかもしれません…。

私達家族は先代犬の命日だったので結びつけてしまいますが…

『ありがとう』と仏壇に手を合わせました。

最後までご覧頂きありがとございました。

お一人でも多くの方々に伝われば幸いです。

 

皆様からの温かいお力添え、ご支援を何卒よ

ろしくお願い申し上げます。

 

＿家族一同＿

 

 

 

本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。

連絡先：

https://www.Instagram.com/rei_mama6

 

 

 

 

 

 

 

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プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変化が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

READYFOR事務局：ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/
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