支援総額
目標金額 1,400,000円
- 支援者
- 113人
- 募集終了日
- 2013年10月22日
息を「ふー」っと吹ける喜び
こんばんは。
いよいよ残り1週間を切りました。
今日は、3姉妹のことを紹介します。
リラ・スベディさん、シータ・カルキちゃん、シャルミラ・カルキちゃんは6人姉妹の長女、次女、三女です。3人とも口蓋裂で生まれました。
長女リラさんは結婚して姓も変わっていますが、姉妹は父親に連れられて3回バスを乗り継ぎ、8時間かけて病院にやってきました。
一番下のシャルミラちゃんの口蓋裂
裂がきれいに塞がったシャルミラちゃん
3姉妹は手術を受け、順調に回復していきました。お父さんは、そんな3人の娘のそばで看病をしつつ、時には他の入院患者さんの面倒を見たり、子どもたちと一緒に遊んだりと、いつもにこやかに過ごしていました。
しかし、3人の入院生活が続き
「今の時期に稲を刈らないと、家族が来年食べていく米が無くなってしまうんだ…」
と言い、不安そうに長女のリラさんに下の2人の妹を託し、家に戻っていきました。
農業で生活する人にとって、手術で2週間も3週間も家を空けることは大変です。それでも娘の口蓋裂を治してやりたいという想いを感じた出来事でした。
全員の術後の状態が落ち着き、揃って家に帰れる許可が下りた日、リラさんは、ADRAスタッフとの会話の中でこんなことを話してくれました。
「息をふーっと吹けるようになった喜びを分かってもらえますか?」
「私は結婚しているので、食事の支度をしています。私の家では、食事の煮炊きの時には薪で火を起こします。そんな時、鼻から空気が漏れてしまうと、薪についた火に息を吹きかけて大きくすることができないんです。この手術を受けて、これまで私のことを馬鹿にしていた友達の前ではっきりとしゃべれることも嬉しいですが、息をしっかり吹くことができるようになったことも、同じくらい嬉しいんです」
口蓋裂を治療することの大きなメリットとして、食事が鼻から漏れない、言葉の発音がきれいになる、などが一般的に言われていますが、今回のリラさんが教えてくれた「息が吹けるようになること」、は生活上の大きな改善点でした。
入院中、3女のシャルミラちゃんは、日本人の看護師さんとシャボン玉で遊んでいました。「息をふーっと吹く」ことが必要になる遊びです。将来、シャルミラちゃんがリラさんと同じように幸せな結婚をするころ、お姉さんが悩まされた大変さを感じることは、きっと無いはずです。
目標達成まで、残すところあと19%です。
応援をよろしくお願いします!
リターン
3,000円+システム利用料
・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)
- 支援者
- 59人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
・ネパールから届く、患者さんかご家族からのメッセージ入りポストカード(1枚)
・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)
- 支援者
- 38人
- 在庫数
- 制限なし
20,000円+システム利用料
・医療チームの想いや患者さん一人ひとりのストーリーが満載の本(1冊)
・ネパールから届く、患者さんかご家族からのメッセージ入りポストカード(1枚)
・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 49
30,000円+システム利用料
・患者さんに鏡をプレゼント! あなたのお名前・お写真もつけられます(1個)
・医療チームの想いや患者さん一人ひとりのストーリーが満載の本(1冊)
・ネパールから届く、患者さんかご家族からのメッセージ入りポストカード(1枚)
・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 7
100,000円+システム利用料
・プレゼントの鏡を受け取った患者さんの写真をネパールのオシャレな額縁に入れてお届け(1個)
・患者さんに鏡をプレゼント! あなたのお名前・お写真もつけられます(1個)
・医療チームの想いや患者さん一人ひとりのストーリーが満載の本(1冊)
・ネパールから届く、患者さんかご家族からのメッセージ入りポストカード(1枚)
・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 1