ラオスの障がい児ケアを一歩前へ!心に寄り添う人材を育てたい
寄付総額
目標金額 2,500,000円
- 寄付者
- 166人
- 募集終了日
- 2019年8月31日
『応援メッセージ』2017キュレーター:徳永健人さん
『ラオスの山間部の中での限られたリソースの中で、エンパワーメントを行うフレンズさんの活動は、本当に尊く、報告会のたびにエピソードを聞いて目頭が熱くなります。』
2017年のクラウドファンディング挑戦の際、専属キュレーターとして伴走して下さった徳永健人さんから応援メッセージを頂きました!
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Readyforで過去に3回のクラウドファンディングを成功裏に終えてきたフレンズさん。今回4回目のクラウドファンディングとなりますが、毎回多くの支援者の方々から、賛同を集め、ラオスで支援を必要とする方々への支援活動を実施されてこられています。
私も、クラウドファンディングの会社に勤める傍らで、さまざまな国際協力団体さん/機関の挑戦をそばで見てきましたが、昨今特に感じることがあります。
それは、多くが「インパクト志向」になってきたということ。
途上国支援や開発援助の文脈で、その取り組みを客体化して、「活動が有益であるかどうか」は、常に意識して探っていく必要がありますし、寄付者の皆さんからいただいたお金で活動する以上は説明責任があるので、きちんと透明性高く「成果」を示すことが求められています。
その一方で、本質的に向き合わなければならないことは、「どれだけのインパクトを出せたか」ではなく、「支援が必要な人へしっかりと支援を届けることができたか」ということであることも忘れてはいけません。
各国のODA予算が縮小する中で、政府の公的財源が小さくなるとき、民間からの資金調達やコミットメントの重要性は自ずと高まります。
グローバルな指標でもあるSDGsの達成を目指すという文脈下では、社会的インパクト投資の機運の高まりなどが示しているように、支援の最適化(最適な分配)とその妥当性のようなものが常に求められているように感じます。
草の根で活動しているNPOやNGOなどのセクターにもその達成へ寄与することが求められ、課題解決のためのプロフェッショナルとしての役割が求められていますが、その一方で量的なインパクトが小さいものはその重要性が小さく見積もられているのではないか、という懸念も感じています。
「現場」では、本当に必要なものは何で、どんなことが起こっているのか?何が大事だとされているのか?そこで起きている課題と、グローバルに「課題」だとされていることはしっかりマッチするのか?
私は、目の前の患者さんは70億分の1人という数え方をすべきではないと思います。1人は1人で、それ以上でも以下でもなく、他の何にも代えられない1人です。患者・患児、一緒に暮らす家族の数は、「数字」で片付けられるものではありません。
フレンズさんの支援は、そうした意味合いで考えたときには、個々の患者さん、個々の症例、家族に対して、一人ひとりにあった「ケア」を行われています。ラオスの山間部の中での限られたリソースの中で、エンパワーメントを行うフレンズさんの活動は、本当に尊く、報告会のたびにエピソードを聞いて目頭が熱くなります。
私は、今日の「インパクト志向」な取り組みに対して、苦言を呈したいわけでもなんでもないのですが、「インパクト嗜好」になるのは、おかしいということと、トップダウン(トリクルダウン)的な援助のあり方ではなく、草の根でのボトムアップでの支援の輪がもっともっと広がればいいな、と切に願っています。(1000人を救う取り組みと1人を救う取り組みは、実務上の観点から泣く泣く優先順位がつくこともあるとは思いますが、天秤にかけられるものではないと思ってますし、支援者もそのことについてよくよく考えるべきだなと。もちろん、マクロなインパクトで、社会的に劣位な立場の方々の底上げにつながることもあると思います。)
フレンズさんの取り組むようなアウトリーチでの医療支援や、ラオ・フレンズ小児病院が地域で果たす役割、そして一人ひとりの患者さんに向き合う「ケア」のあり方は、インパクトもさることながら、患者さんたちにとってはかけがえのない存在で、個々のエンパワーメントにも寄与していると思います。
「現場」で何が起こっているのか、時に私のような資金調達の橋渡しをする人間は忘れてはなりません。それを教えてくれるのが、僕にとってはフレンズの赤尾さんであり、永野さんであり、メンバーの皆様です。
個人の「寄付」でこうした取り組みを応援できることを本気で嬉しく思います。
今年も応援しています。
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2回目のクラウドファンディング挑戦の際、日本ではあまり認知度のないサラセミアについてどのように皆さんにお伝えするか、試行錯誤しながら色々と考えて下さった徳永さん。私たちだけでは乗り越えられなかったであろう高い高い壁も、徳永さんが良きタイミングでアドバイスをパスして下さったおかげで、乗り越えることができました。専属キュレーターという関係が終わった後もこうして応援して下さること、とても嬉しいです。
徳永さん、熱い想いと共に応援メッセージを届けて下さりありがとうございます!
ギフト
3,000円
【3千円コース】ラオスの子供たちと家族を応援!
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- 在庫数
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10,000円
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30,000円
【3万円コース】ラオスの子供たちと家族を応援!
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50,000円
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- 4人
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300,000円
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- 2019年12月