人生をかけた挑戦!消えかける『無形民俗文化財』継承のために。
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- 募集終了日
- 2019年4月26日
アーカイブリレー21 ~山鹿灯籠踊り~
ページをご覧いただいた方ありがとうございます。
NPO法人無形民俗文化財アーカイブズ理事長 池松卓成です。
21つ目の紹介は、山鹿灯籠踊りです。
2012年8月16日、熊本県山鹿市で開催された「山鹿灯篭祭り」をビデオ撮影した。
その昔、菊池川一帯に立ち込めた深い霧に、進路を阻まれた景行天皇(日本武尊は景行天皇の第二皇子)のご巡幸を山鹿の里人がたいまつを揚げてお迎えした。以来、里人たちは天皇を祀り、毎年たいまつを献上したのが始まりという。
室町時代になり、和紙で作られた灯籠を奉納するようになったと言われている。山鹿灯籠は、金灯籠に始まり、神殿造り、座敷造り、城造りなど様々な様式のものが作られてきたが、その作り方には次のような一貫した鉄則がある。
1. 木や金具は一切使わず、和紙と少量の糊だけで作る。
2. 柱や障子の桟にいたるまで中が空洞。
3. 灯籠としての美しさを追求するために、建物などを一律に縮小したミニチュアとしてだけではなく、縦横のスケール等を独自に工夫して作る。
山鹿では灯籠製作者のことを「灯籠師」と呼ぶ。この灯籠師は高等な技術と熟練を要し、一人前になるには、 十数年の期間が必要である。現在、灯籠まつりに奉納される灯籠は約30基(平成24年度は26基)。
灯籠師たちは4月の大宮神社の製作開始祭でおはらいを受けて身を清め、灯籠まつりに向け製作を開始する。かつて灯籠師は、町内のダンナ筋といわれる富商に製作を依頼されて、その家で手間を惜しまず精黄巧さを競った。
門外不出、師弟継承の秘技として代々受け継がれてきた。これによって、灯籠は現在のような、見事な紙の芸術を完成させることができた。
現在は、7名の灯籠師が伝統を守っており女性灯籠師も登場し、繊細な感覚を生かした灯籠づくりにはげんでいる。 美しい灯籠は山鹿灯籠民芸館、 大宮神社の燈籠殿で見ることができる。
8月16日、午後10時より「上がり灯籠」の行事がある。「ハーイ とうろう」「ハーイ とうろう」の掛け声で大宮神社の鳥居をくぐり、社殿前まで数十人の男衆に担がれた灯籠は、お祓いをうけお札を貼られて、神社裏手の広場に約30基が円形に並べられ、参観者の評価を受ける。
深夜0時より「下がり灯籠」の行事が行われ灯籠祭りは終了する。
どうぞ引き続きよろしくお願いします。
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