その後のオオバナミズキンバイ除去大作戦
大変ご無沙汰しています。最終報告がキチンと出来ていませんでした。(申し訳ありません!)遅ればせながらご報告させていただきます。そして近況報告も少しさせていただきますね。
ご支援をいただいた皆さまのお陰で、2016年度のオオバナミズキンバイ除去プロジェクトは無事終えることができました。
すでに12月のオオバナミズキンバイ除去大作戦と後処理の様子は「新着情報」で報告させていただきました。
今回は3月に実施した「赤野井湾・小津袋クリーン大作戦」での除去活動の様子です。
この時期のオオバナミズキンバイは、気温が低いことと、除去作業の効果も出て、水面で姿を見かけなくなりました。しかし湖岸の石組みなどに入り込んだものは、しっかりと根を張り、春に向けて成長しようと準備をしています。これを除去する作業は、狭い石組みに手を突っ込み、指先の力だけで引き抜きます。しかもすぐ切れてしまうので、少しずつしか進めることができません。


それでも、大学生ボランティア団体さんや地元住民、企業、中学生の皆さんが力を合わせて作業を進めてくださったおかげでその姿もほとんど見えなくなりました。
また当日は、滋賀県が機械刈りの様子を参加者の皆さんが見学できるよう、日時を合わせて作業をしてくださいました。


このように、このプロジェクトは滋賀県の機械刈りと市民の皆さんの細かな除去作業との連携がうまく取れたモデルケースとして、メディアにも取り上げられました。
Ready forクラウドファンディングを通してご支援くださった皆さまのおかげで、このように活動を続けることができ、このような広報に結びつきました。
これは2017年8月の様子です。湖上を覆いつくしていたオオバナミズキンバイの姿は見かけませんでした。しかし、3月に中学生の生徒さんが懸命に刈り取り取ってくださった石組みでは茎や根から成長し、黄色い花を付けてしまいました。そのまま琵琶湖に向かって伸びようとしている姿も見かけられます。

しかし、これは早期に発見できたので、すぐに除去することができました

この後、地元の漁師さんも除去作業をしてくださいました。

このように、今の琵琶湖・赤野井湾のオオバナミズキンバイの状態は油断をすると元にもどってしまう可能性もありますが、地元の皆さんとの協力で小康状態を保っています。
今年(1207年)も12月17日に、湖岸清掃とオオバナミズキンバイ除去を兼ねた「クリーン大作戦」を計画しています。この活動に必要な用具や備品は、滋賀県が購入するという体制ができました。このような形になったのも、ご支援くださった皆さんの応援で、途切れることなく除去活動が続けられたことも後押しになったと思います。
最後になりましたが、皆さまからご支援頂いた資金は、2016年12月と2017年3月の除去活動の漁船チャーター代(10艘×2回)、備品購入やお茶代などで全額使用させて頂きました。
本当にありがとうございました。
これからも大好きな琵琶湖のために地道に活動を続けます。





















