プラハ世界大会にメンバー全員で出場したい！

皆様、こんにちは。

梅雨入りする地域も多くなり、色とりどりの紫陽花が映えるようになってきました^_^

紫陽花は小さなお花が集まってひとつの大きなカタマリとなり、色も変わるお花ですが、先日道端の紫陽花を見ていて、インターアクト部のようだなぁと感じました。

一人ひとりが集まって大きなひとつのチームとして活動し、様々な表情を見せてくれるところは紫陽花に似た魅力と言えるでしょう。

本クラウドファンディングも同じく、皆様方からの応援が毎日寄せられながら、お一人おひとりからのコメントで様々な色が加えられ、ひとつの彩り豊かなプロジェクトとして皆様とともに作り上げられるのだなあと感じています！

皆様が日々咲かせてくださる応援が大きな紫陽花のブーケとなって、チームメンバー皆が胸に抱えてプラハに旅立つことができる日を、感謝と希望を持って迎えられるよう願っております。

開始から短期間で本プロジェクトの応援の紫陽花は驚くほど大きなお花となっておりますこと、あらためまして皆様方のお心に感謝申し上げます。

また、筆者にとりましても、毎日このような温かい気持ちと感謝の日々を送ることが出来る大きな幸せをいただくこととなり、ありがとうございます！

いよいよ八合目間近となり、皆様方からの応援の大きさを実感し、日々感激の毎日です。

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【Vol.11 2023年　チェコ世界大会への道⑥（全国大会の切符）】

さて、小ネタのご紹介を少しさせていただきましたので、また世界大会への道のりをお話ししていこうと思います^_^

世界大会出場権は、全国大会での優勝で得られます。

全国大会出場権は、各都道府県大会や地域ブロック大会で優勝、準優勝の学校、それに準ずる学校（その年の全国大会開催県にはプラスアルファの枠や条件付きで権利を得る枠もあります）に与えられます。

インターアクト部では、毎年9月から11月は全国大会への切符がかかった大会に向けて毎日大忙しです。

埼玉では11月初めに行われる県大会、「いなほカップ」があり、この大会が全国大会出場権を得られるラストチャンスとなります。

全国大会は12月中旬ですので、皆の精神衛生上、その前のブロック大会（関東甲信越の高校を中心に開催）で全国の切符を手にしておきたいと毎年願うのが恒例となっています。

ブロック大会はエリアが広い分、当然出場校も多いためそこで全国の切符を獲得するのは県大会よりも厳しいと言えます。

毎年、全国的に高校英語ディベートへの参加者数、スピーカーの質が上がってきており、その中で勝ち上がるには、こうしたブロック大会、県大会で上位入賞する力をつけていくことが不可欠となります。

この時期は、1年生はエビデンスのリサーチや想定反論を数多く揃えることに邁進し、2年生は試合練習と立論の吟味を進めます。

公式練習会にも多数参加し、そこで対戦してきた他校チームの立論やエビデンスとの比較研究を行います。

今年も全国大会の論題はすでに発表となり、今週末はその論題を使った今年度初めての大会が開催されます。

今年の論題も大変難しいのですが、すでにリサーチは始まっています^_^

全国大会への切符を得るには、論題発表となる3月、4月からの長い期間の積み重ねがベースとなるのです。

もうひとつ、選手達が越えていかなければならないものがあります。

それは、全国大会も含めて「強豪校」と呼ばれることへの大きなプレッシャーです。

先輩達が築いた歴史が大きくのしかかる中、それを撥ね退けなければなりません。

それだけに、みんな必死です。

夜遅くまでのリサーチや論研究にあたる皆に「早く寝てね、、、」と巨人の星の星飛雄馬のお姉さん（昭和ですね^^;）のように思いながらやり取りを見る日も少なくありません。

どんな論が飛んできても揺るがない「鋼の論」を目指して、ひとつひとつの大会を丁寧に、大切に闘い続け、ようやく全国大会への切符を手にすることができるのです。

強豪校だからといって、どの年も全国大会は当たり前ではありません。

その取り組みの日々を通して、1匹のネズミを獲るためにライオンが全エネルギーを向けるように、「大きなことを成し遂げるには向き合うものすべてに全力を傾ける」ことの大切さを皆で学んでいきます^_^

千里の道も一歩から。

強さは毎年、1から作り上げられていきます。

【次回予告　2023年　チェコ世界大会への道⑦（Make Friends!）】