プラハ世界大会にメンバー全員で出場したい！

皆様、こんにちは！

また月曜日がやってまいりました^_^

 

昨日、応援をいただきました皆様方に御礼のメールと7/5以降に情報をお伝えしてまいります特設サイトのご案内、ならびに事後報告書のお送り時期のご案内をお送りいたしました。

皆様にリターンのご案内ができる、という嬉しい気持ちでメールを送信しておりました。

 

この週明けは、チームメンバー達、部員達にとって特別な月曜日です。

 

いよいよ明後日が出発、今日はチームメンバー達に向けて旅行会社様からの最終説明会。

彼らにとっては、「いよいよこの週が始まった！」とワクワクとドキドキが入り混じる週明けとなっているかと思っています。

 

選手達のワクワクとドキドキと言えば、ディベートでは3つあります。

 

論題発表の時。

肯定側・否定側含め対戦相手発表の時。

ジャッジの採決の時。

 

今日は2番目の、「肯定側、否定側の決まり方とその後のスタンスの取り方」についてお話ししてまいります^_^

 

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【プラハ出発まで2日！Vol.36 出発前徒然ミニコラム③ ディベートの肯定側・否定側の決め方】

 

肯定側、否定側の決め方は大きく二つあります。

 

① 偏らないようにしながら対戦相手とともに大会本部が決める（予選など）

② ジャンケン、くじなどで決める（決勝戦など）

 

後者はテニスでのコイントスと同じですが、前者は全国大会などでは参加校だけで60校以上にもなりますので、予選4試合で満遍なく肯定、否定が各校に割り振られます。

これがなかなか大変で、大会本部の皆様がいつも頭を悩ませるところでもあります。

特に、全国大会の場合は第3試合、第4試合は「パワーペアリング」と言って、それまでの勝ち数や戦績の高いものを当てるようになります。

 

こうして肯定側、否定側が決まりますが、全国大会は準備型ですので、選手達はついさっきまで同じ論題で「絶対賛成！うん！」とやっていたのを「いやいや、この方策は絶対反対！」と切り替えていかなければなりません。

 

、、、両極すぎますよね(^◇^;)

 

しかしながらそのアタマの切り替えを上手にしていくのですよねー、選手のみんなは^_^

 

これも毎年1年生から上がる質問なのですが、

 

「論題について、自分では肯定側の意見なのに試合で否定側が当たったらどんなふうに気持ちを切り替えていけばいいですか？」

 

というもの。

 

 

そりゃーそうですよね。

例えば、「制服を廃止すべき」なんて論題で、「いや、あっていいし」と思っているのにそれと真逆の話を信憑性高く進めなければいけない。

こりゃー困りますよね。

 

筆者はそんな時には次のように答えます。

 

「制服あっていいのに、って思うのに廃止すべき、で語らないといけないなら、制服オッケーの人にどんな反論がされるだろうか、と想像してみよう」

 

素の自論と逆サイドを当てられた場合、反論を想定しやすいという利点があります。

それを逆手に取って、立論はみんなで考える、という具合にそこはチームワークを発揮します。

 

それでもやっぱりなかなかうまくいかない、という時には、、、

 

「メアリー・ポピンズ発想法」を勧めます^_^

 

メアリー・ポピンズが子守を担当しているはちゃめちゃな子ども達に寝る前のヒマシ油（お腹の薬）を飲ませる時、スプーン一杯のお砂糖で、苦い薬も飲めるのよ～と、「A Spoonful Sugar（お砂糖ひとさじ） 」の歌で飲む人によってライム味やイチゴアイスの味になるように。

 

すべては「自分の考え方の根っこを自由にしてあげること」。

 

いつもの自分は、「制服あっていいし」ですが、今だけは「制服廃止！」と、一旦ふわりと自分の意識を浮かび上がらせ、これまで考えてみたことのないスタンスに立つことでとても強い論が生まれてきたりします^_^

 

発想はいつも自由。

 

肯定側、否定側をこうして瞬時に切り替えていく練習の中で部員達は発想の幅をどんどん広げ、視野も広げ、論も幅広く豊かなものを作り上げていくチカラを得ていくのです。

 

 

【次回予告　Vol.37 出発前日！ここまでとこれからについて】