みなさん、こんにちは!前回の新着情報はもうお読みいただけましたか?12/1(金)、ACEは20歳を迎えました。この大きな節目に合わせて、新しいパーパス(存在意義)を発表しました!!ACEのこれからについて書いてあります。ぜひお読みいただけると嬉しいです!

 

さて、今日からは数回にわけて、ACEで働くスタッフの”Changeストーリー”を紹介したいと思います。Changeしてきたのは、インドやガーナの子ども達、おとな達だけではありません。ACEスタッフもそれぞれChangeのストーリーがあって、いまACEにいます。

 

”誰にでも、社会を変える力、どんな大きな困難をも乗り越える潜在的な力がある。あらゆる変化は人の内側から起こる。意識が変わることで行動が変わり、大きなシステムを動かす。” と、ACEは信じています。

 

様々なChangeストーリーを伝えることで、「人生は自分の力で変えられる、世界は変えられるんだ!」ということを少しでも感じてもらい、”人生や社会に変化を起こす一歩を踏み出す人を増やしていきたい”。そんな想いを持っています。まずは、ACE代表岩附のChangeストーリーから、紹介します。

 

「いちばんやりたいことを仕事にする」

ACE代表 岩附 由香(いわつき ゆか)

私がACEからお給料をいただき収入を得るようになったのは2007年のことです。それまでの10年間は、ボランティアでACEの活動を続けていました。NGOはライフワーク、生活の糧は自分で稼ぐ。それがそれまでの私のスタンスでした。

 

そんな私が給料をもらって自分もACEで働いた方がいい、と思ったのは「お給料をいただくことで、一番やりたいことに、一番時間を割けるようになる」ということに気づいたからです。

 

2007年に9か月間アメリカのNGOにフェローとして在籍し、プロフェッショナルとして児童労働の分野でNGOとして働いている人たちの姿を見たことにも影響を受けました。

 

それまで週3日働いて週3日ACEの活動というようにとぎれとぎれでしか活動できなかったのが、設備の整った事務所で毎日集中して取り組める環境に身を置いて改めて、進みが早いな、と自分でも実感したというのもあります。

 

そしてそれより少し前に、いちばんやりたいことを仕事にしている将来の自分の姿を、まぶたの中で想像した瞬間がありました。実は最近、その瞬間が本当に実現したので、私のチェンジのストーリーのひとつとしてご紹介させてください。

 

ACEの事業をボランティアで担いながら、自分の生活の糧を別の仕事で稼ぐというキャリアを想定して、平日の時間を自由に使えるフリーランスの通訳になることを目指し、通訳の学校に通っていた時のことです。

 

通訳学校の先生がちょっとユニークな先生で、「どんな通訳になりたいのか、作文を書いてきて」と宿題が出ました。日英の通訳者といっても、様々な形があります。通訳学校の求人コーナーには、フルタイムの企業内通訳などもあり、当時通っていた同じクラスの人たちはすでにそのような形で通訳をしている人もいました。


通訳業界の中でのトップは、NHKで米国のABCニュースをライブで同時通訳したり、国際会議などでブースに入って同時通訳をすることが出来る会議通訳者のようでした。

 

私の場合は、そもそも通訳者になることを目指した理由が自分のNGO活動で平日も動ける形で両立させたいという目論みなので、週5拘束される企業通訳よりはフリーランスで一定の稼ぎを得ることをひとまずは目指していました。

 

どんな通訳になりたいか、宿題の作文を書こうとペンをとったとき、、、、何も浮かんでこない自分がいました。その時、もしかして、と、気づいてしまったのです。

 

私が本当になりたいのは、国際会議でブースに入って同時通訳をするほうではなくて、国際会議のスピーカーとして舞台で話をしている人の方なのではないか、と。自分が本当にやりたいのは、通訳ではないのだ、と。

 

そしてそんな中途半端な気持ちでなれるほど、会議通訳者になるのは甘くないということも、毎回膨大な資料を読み込み、キーワードを覚える努力をされているプロの方々の姿を見て、「自分には無理だな」と思いました。無理というのは、その努力をしようという気持ちが、湧いてこないだろうな、と思ったからです。

 

国際会議で話す側にいたいと思ったそのこと自体は、しばらくは誰にも言わなかった気がします。あまりにも大それて、現実味がなく、そんなことできるはずないじゃんって言われそう、と思ったからです。

 

それから多分15年近くたった今年2017年11月、その時浮かべた自分の姿が、実際に現実のものになりました。4年に一度開催される、児童労働の世界会議で、アルゼンチンの大臣などと肩を並べて分科会に登壇したのです。

国際会議でスピーチする岩附


私の英語のスピーチは、スペイン語、フランス語、ロシア語、アラビア語、中国語に同時通訳されました。同時通訳がつくような世界会議で話す日が、本当に来たのです。

 

児童労働解決に熱心な先進国でもなく、児童労働が大きな問題である途上国でもない、という児童労働という分野の中では極めて存在感の薄い日本という国で生まれた小さなNGOが、地球の裏側のアルゼンチンで行われた世界会議で発言の機会を得たのは、ACEのこれまでの活動が本質的なものであることが認められた故だと思っています。

 

国際会議で話すこと自体は、解決しようとしている課題の大きさにに比べたらほんの些細なことなのですが、こうしてふとイメージした自分の姿が現実になったということは、自分の直感を信じてみてよかったのではないかと思いました。

 

人によって仕事をどう捉えるかは違うと思いますので、これがいいというわけでもないと思うのですが、私の場合は、幸運にも、いま一番やりたいことを仕事としてやらせていただいています。


自分のキャリアとして、NGOを仕事にしようと決断したことが、ひとつのチェンジだったな、と今振り返って思うのでした。

 

(岩附由香 2017/12/2)

 

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