人生を賭けて挑む！ベナン人が国内問題をヨーグルトで解決したい

現投稿時点で、ご支援者様115名、いいね！944件、総金額1,023,000円（165％）となっております。

 

何度伝えても伝えきれませんが、改めて、感謝の気持ちを述べさせてください。

本当にありがとうございます！

 

今回は、ベナン産のヨーグルトを作る！と現地パートナーをはじめ、私たちが決意をした一つの理由を少し細かくお話ししたいと思います。

 

実は、ベナンでは既にMade in Beninのヨーグルトは存在しています。

 

２枚目の写真の下をご覧いただくと、「Produced by SOTIBE sarl Rép du Bénin」と書かれています。これはベナンの有限会社SOTIBEが生産してますよ。という意味です。

 

ちなみにこの会社は、ベナンでは最大手のヨーグルト会社です。味もとっても美味しいです。

 

ここだけ聞くと「じゃあなんで今回ベナン産のヨーグルトをわざわざやるのか？」というお声をいただくかもしれません。

 

実はこちらの会社。確かにベナンの会社なのですが、経営者はベナン人ではないのです。確かレバノン人だったかと思われます。

 

ベナンのヨーグルト業界についても調べてみますと、国内に会社がある中小規模を含めた会社は１０社ほどです。そのうち半分が同じように経営者がベナン人以外なんです。そしてその半分が、ベナンのヨーグルト業界を牽引しているという状況です。

 

このように、外国人経営者が参入してくること自体は、私は決して悪いことだとは思っていません。というよりも、これからもどんどん外国からのヒトモノカネが流れてくる勢いというのは、誰も止めることができない現状です。良い悪いの話をしていても、意味がありません。

 

問題は、現地人がその中で競争に負けてしまっているということです。

 

今回のベナン人によるベナン産ヨーグルトプロジェクトは、こうした外国人経営者に負けっぱなしなベナン経済の実情を打開しようというものなのです。

 

ベナンには、多くの若者がいるにも関わらず、まだまだ若いベナン人起業家の成功事例が圧倒的に少ないのです。

現地パートナーのジコは２８歳と若い（見えない！と突っ込まれそうですが…）ので、彼が成功することで、ベナンの若者にも希望を与えることができると考えています。

 

とはいえこの会社は、いい意味で我々のライバル企業として存在しています。国内では最大手ですが、ベナンの大型スーパーでは海外の輸入品がまだまだ人気です。

 

潰し合いをするのではなく、切磋琢磨しながら、ベナンヨーグルト業界の質やサービスの向上をできる存在になれればと思います！