重い障害のある子どもたちへ手作りの絵本を届けたい!

支援総額

740,000

目標金額 190,000円

支援者
120人
募集終了日
2023年3月15日

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プロジェクト本文

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最終目標、達成しました!

 

みなさま、たくさんの応援とご支援をありがとうございます!

 

おかげさまで、最終目標だったネクストゴールも達成いたしました。

 

これも、応援してくださったみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。

 

今後の支援金については、未来の絵本配布のための資金にあてたいと思います。詳しくは、2月5日更新の新着情報の内容をご覧ください。

 

目標は達成となりましたが、クラファンは3月15日まで続きます。この期間は引き続きご支援が可能となっております。

 

今回のクラファンの裏には、

 

「重い障害のある子の存在を知ってもらいたい」

「すべての子どもたちが生きやすい社会をつくりたい」

 

そんな想いがありますので、引き続きこのクラファンの拡散にご協力いただけますと幸いです。この取り組みが多くの方の目にとまることを願っています。

 

本日2月8日に、クラファンの原点となった想いを、インスタおよび新着情報の欄に記載しましたので、そちらも見ていただけるとうれしいです。

 

クラファン終了まで、引き続き、応援よろしくお願いいたします!

 

(2023年2月8日追記)

 

---------------------

 

1段階目の目標額、達成しました!ネクストゴールとして、47万円(3冊配布)を目指します! 

 

みなさま、開始からたくさんの応援とご支援をありがとうございます!おかげで、2日目にして1冊配布の目標額を達成できました。 

 

次の目標として、絵本3冊配布のための47万円を設定したいと思います。 

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に必ず3冊配布を実施しようと考えておりますが、みなさまからもご支援いただけますと幸いです。 

 

引き続き応援よろしくお願いいたします! 

 

(2023年2月2日追記)

 

 

---------------------

はじめまして。絵本作家のしょうじあいかと申します。障害があってもなくても楽しめる絵本をテーマに、障害児向けの絵本を作っています。

 

今回のプロジェクトでは、わたしが障害児向けとして作ってきた絵本を、全国の重心児デイ200施設へ配布を目指します。

 

 

 

 

みなさん、重症心身障害児(重心児/重症児)と呼ばれる子どもたちのことをご存知ですか?

 

(画像提供:18トリソミーの瑠璃ちゃん@ruri___0804

 

重症心身障害児とは、重度の肢体不自由と重度の知的障害が重複した状態をいいます(児童福祉法による定義※1)。わたしの息子も、重症心身障害児です。

 

厚生労働省の資料によると、重症心身障害児は全国に約4万3千人いるとされています(※2)。さらに、最近では新生児医療の進歩もあり、重度障害を抱えた子どもの数は増加傾向にあるとされています。

 

以前は、ほとんどの重心児が在宅療養を強いられてきました。しかし、最近では国の取り組みもあり、重心児が通うことのできる児童デイサービス(児童発達支援・放課後等デイサービス)が、全国に増えてきています(※3)。

 

(画像提供:あいキッズ)

 

児童デイサービスとは、障害をもつ子どもを日中に預かる施設で、障害児の保育園や学童保育にあたるイメージです。

 

2歳〜未就学児を対象としたものを「児童発達支援」、小学生〜18歳を対象としたものを「放課後等デイサービス」と呼び分けます。これら2種や生活介護などの福祉事業が複合された施設は、「多機能型」と呼ばれています。

 

重心児の居場所が増えてきているのは、とてもありがたいことです。ただ、支援面での課題はまだまだあるのではないかと思っています。

 

実際に、わたしが以前勤めていた児童デイでは専門知識の研修なども特にないまま、支援員が重度障害児の支援を行なっている現状がありました。

 

また、実際に重心児の支援にあたる方からも、重度の障害をもつ子どもが楽しめる遊びや適した玩具などがわからず、支援の仕方に迷う声を耳にしたことがあります。

 

そんなときに、重心児でも楽しめる絵本があれば、支援員にとっても、子どもたちにとっても活動の幅が広がるのではないかと思っています。

 

(画像提供:てんかん・遺伝子疾患と戦うまおKさん @cool.mao

 

わたしの作る絵本は、言語理解のない子どもでも楽しめるように、耳や体感覚への心地よい刺激・触れ合いといった要素を大切にしています。保育士や重心児の母としての経験を、最大限に絵本へ詰め込みました。

 

わたしはこのプロジェクトで、全国の重心児、そしてそれを支える支援員さんたちを少しでもサポートできればと考えています。

 

書店流通までつなげる絵本出版は、個人の力では難しい現状があります。しかし、みなさまのお力を借りることができれば、わたしの絵本を、想いを、全国の子どもたちへ直接、届けることができると思っています。

 

どうかお力をお貸しください。わたしもプロジェクト完了まで、全力で突き進みたいと思います。

 

※1参考:厚生労働省 重症心身障害児施設に関連する説明資料および要望事項

※2参考:厚生労働省 障害児入所施設の課題に対する意見

※3参考:厚生労働省 障害保健福祉施策の動向

 

 

 

 

わたし、しょうじあいかは北海道在住の三児の母です。そのうち11歳になる長男が、難病をもって生まれた重症心身障害児です。

 

 

絵本作りは、言語理解が難しい長男にも読んであげられる絵本を作りたいという思いではじめました。

 

息子は周囲への拒否や過敏が強く、これまで絵本への興味がほとんどありませんでした。しかし、そのなかでも「リズムのある絵本」など、少しだけ興味を示してくれるものもありました。

 

そんな少しの興味と、息子の好きな体感覚あそびを組み合わせた絵本を作ってみると、想像以上によい反応を示してくれました。

 

息子への読み聞かせの様子(動画)>>

 

うちの子はコミュニケーションに問題があり、幼いころから外の世界に反応を示さない子でした。目が合わず、わけもわからずいつも泣き続けているような子。

 

最近まで、他人からの働きかけで笑うということが、ほとんどなかったのです。

 

そのため、動画のような反応は、母として感動を覚えるものでした。

 

また、絵本を読み聞かせたあとは、不思議と感情が落ち着いていることにも気がつきました。パニックや不安定になることもなく、とても静かに過ごせているのです。楽しさを感じられる触れ合いが、息子の心を安定させてくれたのだと思います。

 

こうした自身の体験もあり、絵本は重心児にも効果があるものだと確信しています。

 

息子のように重い障害を抱えた子どもたちの支援の手がかりに、ぜひ絵本を試してみほしいと、強く思っています。

 

 

 

 

 

わたしは現在、9冊の絵本をAmazon KDPにて出版しています。このうち、今回のプロジェクトでは以下の3冊を、金額に応じて配布したいと思っています。

 

 

ぺったんこの読み聞かせ動画>>

 

 

がたがたどんどんの読み聞かせ動画>>

 

 

ゆーらんゆーらんの読み聞かせ動画>>

 

どの絵本も、言語理解があってもなくても楽しめるような内容となっています。

 

また、Amazon KDPでは紙質が選べないことが難点でしたが、今回のプロジェクトでは『クラファン特別版』として、印刷会社に頼んでしっかりした紙質の絵本を印刷してもらう予定です。

 

 

絵本サイズは、複数人での読み聞かせシーンも想定し、少し大きめのA4スクエアサイズを考えています。印刷冊数に応じて印刷コストが変わる都合もあり、今回は3冊と決めさせていただきました。

 

ご支援のリターンにも、こちらの3冊の絵本をと考えています。

 

 

 

 

プロジェクトは以下の流れで進行予定です。

 

 

※オリジナル絵本作成のリターンを選択された場合、絵本完成は2023年9月ごろを予定しています。

 

 

 

 

今回のプロジェクトの目標額は、①19万円、②32万円、③47万円の3段階に設定させていただきます。

 

目標金額は以下のように計算し、算出しています。

 

 

みなさまからの支援金は、印刷代や輸送費として大切に使わせていただきます。金額によって、配布絵本数の増冊も検討いたします。

 

 

【プロジェクトの応募形式】

本プロジェクトはAll-or-nothing方式で実行されます。All-or-nothing方式では、支援金額が目標額に満たない場合にはプロジェクトは解散となり、支援金は返金されます。達成のため、ぜひご協力をお願いいたします!

 

 

 

 

絵本は以下の施設に配布予定です。

 

※上記に掲載のすべての施設から、寄贈を行うことおよび名称掲載の許諾を取得しております。

※一部施設さまは名称の掲載はせず、寄贈のみさせていただきます。

 

 

その他、息子がこれまでお世話になってきたデイや病院、療育施設、特別支援学校、訪問リハビリ事業所、小児ヘルパー事業所等にも絵本を配布させていただきます。

 

 

 

今回のプロジェクトにあたり、これまで絵本づくりで関わらせていただいた方々から応援メッセージをいただきましたので、以下に紹介いたします。

 

(インスタ@miraihyougenkyouikurabo

 

未来表現教育ラボの大野さんは、全国の児童デイなどをまわりながら、表現活動を通して子どもたちの可能性を広げる活動をされています。

 

大野さんの活動の原点となった実話をもとに、現在、「あおくんのそら」という自閉症の男の子の絵本を製作中です。

 

あたたかいメッセージありがとうございます。

 

 

 

北海道吃音・失語症ネットワークの代表である三谷さんはSTの先生でもあり、少し前まで息子の摂食などを見ていただいていました。

 

絵本の活動をはじめて打ち明けたのも三谷さんであり、先生からの後押しがあったからからこそ今があります。

 

応援メッセージをありがとうございます。

 

 

 

現在、佐々木さんの運営する「MOOVED BOOK」と「ストリア」というオリジナル絵本作成サービスにて、脚本を担当させていただいています。

 

心のこもった応援メッセージ、ありがとうございます。

 

 

 

今回のプロジェクトでは、息子のクラスメイトのママたち数名にお手伝いいただいています。

 

それぞれが、お子さんに重い障害があるママたちです。病気や状況は違えど、これまで5年間、共に子どもたちの成長を見守りながら歩んできました。

 

プロジェクト達成後には、郵送などをお手伝いいただき、全国の子どもたちへしっかり絵本を届けたいと思います!

 

メッセージもいただいていますので、以下に紹介いたします。

 

 

 

 

最後に、わたしの活動の目指す先、未来への展望をご紹介します。 

 

 

活動の先にわたしが目指すのは、障害児もその家族もみんなが笑顔で生きられる世界です。 

 

 

きょうだい児も含む家族や子どもたちが笑顔で生きていくためには、まずは多くの方に、わたしたちのような存在に目を向けてもらう必要があると思っています。 

 

そして、この活動自体が、重い障害を抱えた子どもたちのことを知ってもらうきっかけにもなると思うのです。

 

 絵本を通した活動を知っていただき、その先の未来へつなげる第一歩として、今回のクラウドファンディングを計画しました。  

 

このクラウドファンディングは、絵本づくりを障害児支援につなげるための挑戦だと考えています。

 

 

障害児支援への具体的な取り組み

 

具体的な障害児支援につなげる取り組みとして、このクラウドファンディングとあわせて準備してきたことがあります。

 

 

それは、障害児向け絵本・インクルーシブをテーマにした絵本屋さん『絵本屋だっこ』のサイト作成です。

 

■インクルーシブな絵本屋さん『絵本屋だっこ』

 

絵本屋だっこでは、障害児向け絵本の紹介だけでなく、障害理解につながる絵本の作成や、障害者アーティストさまの支援なども行なっていきたいと考えています。

 

また、絵本屋だっこを通じて発生したわたしの絵本の売上は、障害児支援を行なっている団体に全額寄付する予定です。

 

この先の活動として、絵本作りを、少しでも障害児支援につなげていければと思っています。

 

 

今回、サイトオープン記念として、何名かの障害者アーティストさま・作家さまに絵本を作成いただきました。

 

今回配布する絵本にも、サイトのQRコードを記載いたしますので、ぜひ作家さんたちの素敵な作品をみていただければと思います。

 

 

 

今後、個人でこのようなクラウドファンディングを行うことはないと思っています。最初で最後の勇気をふり絞り、一歩を踏み出しました。

 

活動に共感いただける方は、ぜひ子どもたちの未来のため、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

※HPにお名前掲載のリターンを選択された施設や団体さまには、絵本屋だっこのサイトに専用ページを設けてお名前を掲載予定です。必要に応じてリンクや紹介文等も掲載させていただきます。

 

 

 

 

絵本は、保育者と子どもをあたたかくつなぐことのできるツールです。

 

ひざの上で読み聞かせてあげることで、子どもは体全体で愛とぬくもりを感じます。あたたかなかかわりは子どもを安心させ、心を健全に成長させます。

 

「重い障害で意思疎通ができず、どう接していいかわからない……」

 

そんなときに、わたしの絵本が、保育者と子どもをつないでくれるツールになればいいなと思っています。

 

全国の子どもたちへ愛を届けられるよう、どうか応援のほど、よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

※プロジェクト開始後は、週に一度、進捗やわたしの想いなど、追加情報を掲載予定です。ご支援いただいた方は、ぜひ最後まであたたかく見守っていただけるとうれしいです。

また、しょうじあいかの公式インスタグラムでも進捗を報告してまいります。

 

 

プロジェクト実行責任者:
庄司あいか
プロジェクト実施完了日:
2023年4月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

完了予定日までに各施設へ絵本を発送させていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額とは、3冊配布の場合の最終金額です。集まった資金に応じて配布冊数を決定し、不足があれば自己資金にて補填いたします。

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プロフィール

絵本作家のしょうじあいかです。主に障害児向けの絵本を作っています。障害児支援につなげる取り組みとして、クラウドファンディングを計画しました。 Instagram→@aika.shoji

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リターン

1,000+システム利用料


とにかく応援コース

とにかく応援コース

心を込めてお礼のメールをお送りします。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

3,000+システム利用料


絵本1冊を買って応援コース

絵本1冊を買って応援コース

好きな絵本1冊とクラファン限定ポストカードをお送りします。

支援者
52人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

5,000+システム利用料


絵本2冊を買って応援コース

絵本2冊を買って応援コース

好きな絵本2冊とクラファン限定ポストカードをお送りします。

支援者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


絵本3冊を買って応援コース

絵本3冊を買って応援コース

絵本3冊とクラファン限定ポストカードをお送りします。

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

30,000+システム利用料


絵本3冊を2セット買って応援コース

絵本3冊を2セット買って応援コース

絵本3冊2セットとクラファン限定ポストカードを2枚お送りします。
また、送付用絵本の裏表紙と絵本屋だっこHPにお名前を掲載させていただきます。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


絵本3冊を3セット買って応援コース

絵本3冊を3セット買って応援コース

絵本3冊を3セットと、クラファン限定ポストカードを3枚お送りします。
また、送付用絵本の裏表紙と絵本屋だっこHPにお名前を掲載させていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

100,000+システム利用料


オリジナル絵本を作成コース

オリジナル絵本を作成コース

絵本作家しょうじあいかが、0からオリジナル絵本を作成いたします。特定のお子さま用から企業宣伝用まで、内容はどんなものでもかまいません。

作成した絵本は、2023年9月ごろまでにお届け予定ですが、作成本数により納期をご相談させていただきます。

絵本作成権は無期限であり、半年〜1年以内の制作を考えております。
ただし、将来的に何らかの理由で絵本の作成が難しくなった場合でも、支援者様への返金は致しかねますのでご了承ください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

プロフィール

絵本作家のしょうじあいかです。主に障害児向けの絵本を作っています。障害児支援につなげる取り組みとして、クラウドファンディングを計画しました。 Instagram→@aika.shoji

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