プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました
支援者のみなさまへ
みなさま、多大なるご支援、どうもありがとうございます。この度、大変恐縮ながら仕事の都合により、出発を11月1日に変更させていただきました。それに伴い、集中的にタンザニアを回るスケジュールに変更させていただきました。
以下ご確認ください。

11/1 成田出発
11/2 ダルエスサラーム到着、現地責任者打ち合わせ、アルビノフットボールチーム代表インタビュー、生活者聞き取り調査
11/3~11/8 北部レイクゾーンへ移動、ムワンザアルビノ協会訪問、周辺村落の調査
11/9~11/14 南部サウスゾーンへ移動、アルビノコミュニティ訪問、学校及び生活者への聞き取り調査
11/15~11/16 タンガアルビノ学級訪問
11/17 予備日

最後まで、ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

 

アフリカの国タンザニアで、アルビノの人々がどんな生活を送っているかご存知ですか?黒人の社会では肌や髪の毛、瞳に色素が無く白い彼らはその外見の違いが際立ちます。教育の行き届かないタンザニアでは社会的な偏見から差別されることが多いため、アルビノをとりまく状況は非常に厳しく残酷な方法で殺されることもあります。そんな彼らをなんとかして支援したい!
そのためには現地でどのような支援が求められているのか知らねばならない、と思い今回のクラウドファンディングを立ち上げました。皆様どうかご支援よろしくお願いいたします!

 

 

タンザニア取材時に触れたアルビノ問題の深さ。

 

はじめまして、カメラマンの相田年一です。私はこれまで南米、アジア、アフリカなど、20ヶ国以上を取材してきました。

 

アルビノ殺人事件が頻発していた2013年に、旅行ガイドの取材でタンザニアを訪ねたときから、私はアルビノの問題と関わるようになりました。土着宗教の影響が強い東アフリカでは、もともとアルビノに対する偏見が根強く、白い肉体に呪術的な力が宿るとされて肉を食べられる、といった恐ろしい事件もありました。しかし現代では肉体的に被害を受けるような事例はごく稀であり、地域も限定されていました。

 

 

ひどい差別に晒され、殺されるアフリカのアルビノの人々

 

ところが2,000年代に入り、タンザニア北部のビクトリア湖周辺、ムワンザ地方を中心に全国でアルビノ殺人事件が多発するようになりました。大金を稼ぐために一部の呪術師(ウイッチドクター)達が、幸運をもたらし大金が手に入る、選挙に勝つ、といった様々な目的を達成するための、より強力とされるお守り(呪具)を売り出したからです。そして、その高額な呪具のマテリアルに指定されたのがアルビノのボディパーツでした。

 

隣国からアルビノの子供をさらって来てタンザニアで売ろうとしたウガンダ人もいたそうです。生きたままの子供を連れて来て「どこを切ったら良いか判らないからまるごと持って来た、高く買ってくれ」とウイッチドクター(呪術師)に持ちかけたそうです。幸いにもそのウイッチドクターはまともな人だったので、すぐに警察に通報し逮捕されたそうですが…。

 

私は連続するアルビノ殺人事件が、教育が無く土着の呪術信仰に縛られるアフリカ特有の土着的な問題だとして単純に片付けられないことに気がつきました。80年代半ばまで軍事政権の社会主義国家だったタンザニアが資本主義化し、グローバリズムの波にさらされて、幸せになるには大金が必要なのだと呪術師や影にいるマフィア的な人間が考え始めた時からそれがはじまったのです。この話を聞いた時には、その狡猾で悪魔的なアイディアに、私は体が震えるような怒りを覚えました。

 

首都のダルエスサラーム滞在時にアルビノ達の支援をしているジャーナリストのモーゼスと知り合い、ムワンザ近郊の村を訪ねました。その時に面会したアルビノ母子は、「同じベッドに寝ていた姉は、突然夜中に押し入って来た男達に斧で手足を切りとられました」と話してくれました。凄惨な姉の死に恐怖を覚えた彼女は、故郷を捨てて比較的安全なその村に逃げて来たのです。

 

避難先の村で母と暮らす生後8ヶ月のジョシュア、母は彼の出産と同時に離婚された

 

アフリカからのSOS。迷信深いアフリカ土着の偏見とグローバリズムとの融合に脅かされる黒人社会のアルビノ達。

 

命の危機は遠ざかったものの、その後の暮らしは決して楽ではありません。村に畑を持つ夫が一緒に来ることはなく、アルビノの母親が日差しの弱まる夕方にバス停で落花生を売ってお金を作り子供3人を育てていました。電気、ガス、水道のないトタン屋根に土床の部屋でも家賃は10,000タンザニアシリングかかりますが、彼女が細々と売る落花生は一袋500シリング(20円)です。

 

また、運良く政府の援助により寄宿学校に学ぶ子供達もいますが、平均年収3,000ドルのタンザニアでは、ほぼ全員が弱視のアルビノの学生にとって勉強に必需であるメガネやルーペ、日焼け止め予防関連の物資などは高価で手に入りません。

 

近年、新政府の誕生によりアルビノ殺人事件は沈静化したというニュースが伝わりました。日本から見守っていた僕はこの流れに安心し、アルビノ問題から目を離していました。 ところが、最近になってモーゼスからのメールを受け取りました。

連続殺人事件は落ち着く一方、アルビノを支える海外団体等の動きは鈍くなってしまい、彼等の生活状況は少しも楽になっていません、なんとか少しでも日本からの援助を得られませんか

という相談でした。

 

テレザ・ニコルズ32才。6人の子供(アルビノ1人)との生活を1人で支えている。

 

彼らを助けたい!現地に出向き実地調査を行うと共に、支援の基盤をタンザニアに構築します!

 

当時から彼等に何もしてあげられない事を心苦しく感じていた私は、モーゼスからの手紙を受け取ると、いてもたってもいられなくなり、このクラウドファンディングという仕組みを通じ共感してくださる方々の力をお借りして、少しでも彼等に人間らしい生活を与える為の力になれないかと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

 

日本からタンザニアのアルビノを支援すると決めたものの、メディアに流れるニュースと現状が違うように私が知っている情報がはたして正しいのか確信が持てません。現地から必要という物のリストは送られて来ましたが、はたしてそれを送るという一時的な援助で終わってよいのかという疑問も有り、もう一度直接問題を肌で感じ、必要なものを見極めて、本当の支援をしたいと思っています。

 

今回ご支援いただくプロジェクトでは現地調査に時間を費やすとともに残る資金で出来る限りの援助物資を届けます。現地調査の結果はホームページで随時報告し、結果は調査報告書としてお届け致します。

 

調査行程(予定)

10/26〜28:首都ダルエスサラームにて現地責任者との打ち合わせ、都市型アルビノ生活者聞き取り調査、アルビノサッカーチーム責任者インタビュー
10/29〜11/2:タンガ・マニヤラ、アルビノ学級訪問等
11/3〜10:北部レイクゾーン(複数都市)、ムワンザアルビノ協会訪問、周辺村落の調査
11/11~16:サウスゾーン(複数都市)アルビノコミュニティ訪問、学校及び生活者への聞き取り調査
11/17:ダルエスサラーム、予備日

現地交通手段はバス中心になるため、エリア間の移動は1日もしくは2日かかります。

 

現地から必要な物資の要望が来ているならば、集まった資金をそのままアルビノ達のために使うほうが良いのではないか?一度現地に行っているにもかかわらず、なぜまた調査に行かなくてはならないのか?そう思われる方も多いと思います。私もはじめは物資を送れば良いと考えていました。しかし、タンザニアの事情を聞いてみると、まずは実際に現地に行かなくては始まらないと考えを変えました。
 

部族社会が根底にあり90もの言語が使われているタンザニアにはアルビノの全国的な統一組織がありません。地方ごとの小さな組織がそれぞれに支援を求めています。現地協力者のモーゼスもタンザニア人として調整が難しいらしく、一緒に話をして欲しいといいます。そして被害者家族、児童、都市のアルビノなど、それぞれに事情が違うアルビノ達に、限りのある資金を有効に使う為の内容と比率を見つけなくてはなりません。

 

ムワンザ近郊の村で聞き取り調査するモーゼス

 

黒人社会に生きるアルビノの人たちを助けるもっとも効果的な方法を見いだし、持続的かつ自活的な支援体制を構築したい

 

ジャーナリストのモーゼスは、ダルエスサラームにあるアルビノに対する偏見を無くする為に「アルビノユナイテッド」というサッカーチームを作って活動しているグループを長年支援してきました。国立のがんセンターの待合室で出会った一般の人々がメンバーです。彼等を支援すると共にスタッフとして活動してもらえる環境を作り、そこからムワンザやタンガなどに支援が届くような体制を作りたいと言っています。

 

私もこの調査で、彼等が自律的に行動し、長期的に活動出来るような方法を探りたいとも思っています。

 

4年前に北部の村落で出会ったアルビノの赤ちゃんを抱えた若い母親の話ですが、彼女はリサーチに来たアメリカの大学生と親しくなり、足踏みミシンをもらい、一生懸命に練習をしていました。それを使って縫い物が出来るようになれば仕事がもらえるはず、と希望に満ちた目で僕に話してくれました。

 

しかし、何のトレーニングも受けずに自己流で練習して仕事ができるようになるのか?バスで町から一時間以上かかる村で仕事ができるのか?一家の生活がどう変化しているかも今回調べに行き、今後に生かそうと思っています。

 

タンザニアで貧困や差別に苦しんでいるアルビノの方のため、どうか皆様ご支援よろしくお願いいたします!

 

アルビノの人権を訴える為に結成されたサッカーチーム、背景にはロープを渡したゴールポストが見える

 

リターンについて:支援を受けたアルビノからの心のこもったサンクスレターもしくはビデオメール

 

リターンについて 調査報告書は、取材結果を現地ジャーナリストのモーゼスがまとめ、分析を加えたものを私が日本語訳し、解説を加えた上でpdf(1万円以上の支援は紙媒体)としてお届けいたします。ショートムービーはタンザニアに暮らすアルビノの生活環境をとらえた映像に任意のアルビノへのインタビューを加えたものになります。

 

■3,000円コース

心を込めた感謝のメールと調査報告書(pdf)をお送りいたします。

 

■10,000円コース

心を込めた感謝のメールとタンザニアのアルビノからのビデオメッセージ、調査報告書(紙媒体)をお送りいたします。

 

■20,000円コース

心を込めた感謝のメールとアルビノからのビデオメッセージ、調査報告書(紙媒体)、タンザニア・アルビノの暮らしを伝えるデジタル写真集 (pdf)をお送りいたします。

 

■30,000円コース

心を込めた感謝のメールとアルビノからのビデオメッセージ、調査報告書(紙媒体)、タンザニア・アルビノの暮らしを伝えるデジタル写真集 (pdf)、ショートムービーをお送りいたします。

 

■50,000円コース

心を込めた感謝のメールとアルビノからのビデオメッセージ、調査報告書(紙媒体)、タンザニア・アルビノの暮らしを伝えるデジタル写真集 (pdf)、ショートムービー、アルビノの子供達が描く絵、もしくは写真 をポストカードセットにしてお送りいたします。

 

アルビノ学級に通うグレイシー、大好きな物を絵に描いて

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