患者さんにより快適な入院生活を|全床電動ベッド導入へ、更なる一歩!

患者さんにより快適な入院生活を|全床電動ベッド導入へ、更なる一歩!

寄付総額

26,553,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
131人
募集終了日
2024年3月31日

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プロジェクト本文

クラウドファンディング目標達成の御礼

 

クラウドファンディングによる電動ベッドの導入計画は、寄付金額の第一目標を500万円(電動ベッド10台分)として2024年2月1日から3月31日までの2か月間実施されました。

 

開始直後より皆様方のご支援の輪が広がり、最終的には総勢282名の方々から、総額2655万3千円のご支援を賜り、無事大成功裏に終了いたしました。


添えられましたあたたかいメッセージに職員一同大変感激するとともに感謝申し上げる次第です。今後はこの皆様方のご厚情を患者さんの安全と快適な入院療養に役立てて「やさしく暖かい医療」を提供して参ります。

 

青森労災病院長 玉澤直樹(2024年4月16日追記)

 

辛いことが多い入院生活だからこそ、ベッドでは安心してリラックスしてお過ごしいただけるように。

当院は昭和30年代に八戸市が新産業都市として急速に発展していく時代の中で、地元の強い後押しも受けて昭和37年から診療が開始され、以後60年以上が経ちました。この間、八戸地域二次医療圏にとどまらず岩手県北までの広域な医療圏の診療をカバーして参りました。

患者さんの診療にあたって、高額な診断装置、医療機器そして医療情報システムが必要で、その新規導入・維持・更新のために毎年多額の予算が費やされています。そのような中で、当院における医療機器で後回しになっているのが患者さんの使用する電動式ベッドの導入です。

当院の許可病床数は252床ですが、電動式ベッドは172台しか導入されていません。残り80台は手動式ベッドで、手作業での昇降が必要なため、電動式に比べて、介護・処置にかかわる看護師の大きな作業負担となり、患者さんにとっても多大なストレスとなります。

しかし、現在の急激な燃料・資源価格の高騰や電子カルテシステムの新規更新などに病院経費が優先される状況で、当院だけの力では電動ベッドの導入は難しい状況にあります。

具体的には、3段階に分けて、第一段として今年度500万円の目標額で電動式ベッド10台を導入する予定です。その後は、年間20台ずつの購入を計画しています。

これからも地域の患者さんに質の良い医療を提供して、快適に入院加療ができますように努めて参ります。是非今回のクラウドファンディングの趣旨にご賛同いただき、あたたかい寄付をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

青森労災病院長 玉澤直樹

 

 

 

やさしくあたたかい病院を目指して、医療を提供してまいりました。

 

青森労災病院は、急性期から回復期までの病床機能を持つケアミックス型の病院です。当院は昭和37年に開設し、「やさしくあたたかい病院」という理念のもとに、地域の中核病院として地域住民、連携医療機関、地元企業のみなさまとともに歩んで参りました。

 

診療の4つの柱として「がん診療」「生活習慣病対策」「整形外科診療」「泌尿器科診療」を掲げ、地域の方々の健康と生活を支えています。そして、今後の人口動態も念頭に、急性期から回復期まで切れ目のない医療を提供することを目指しています。

 

 

 

“患者さんにやさしい”入院生活のために、電動ベッドの導入を進めたい。

 

-天井を眺めるだけの入院生活にはしたくない-
患者さんの日常的なストレス軽減

 

患者さんが一日の大半を過ごされるベッドは、患者さんのQOLに直結します。

手動ベッドは患者さんご自身で操作することができないため、頭を起こしたい(戻したい)時、足を高くしたい(下げたい)時、ベッドの高さを変えたい時、その度に看護師を呼ばなければならず、タイムリーに対応できないことが患者さんにとって大きなストレスとなります。

 

患者さんの中には姿勢を変えたいけれども、姿勢を変えるためだけに看護師を呼ぶことを躊躇してしまい、ストレスを抱えたまま過ごしてしまう患者さんもいらっしゃいます。

 

 

また、ご高齢の方など自分自身で自由に起き上がることができない方がベッドの上げ下げを躊躇して、入院生活がずっと天井を見上げて過ごすものとなって欲しくないと思っています。好きな時に状態をお越し、時には窓の外を眺め四季を感じたり、お見舞いに来た方をお出迎えしたり、姿勢を変えられることが心の健やかさにつながると考えています。

 

外的な刺激が多いことは「また元気に外へ出たい」という気持ちに繋がり、回復への第一歩になります。辛いことが多い入院生活だからこそ、ベッドで休む時間はその方らしく、安心して、リラックスしてお過ごしいただけるよう電動ベッドの導入を急ぎたいと考えています。

 

 

入院患者さんからも、ご自身の好きなタイミングで好きな角度に姿勢を変えられるよう電動ベッドを使用したいといった要望が寄せられております。また、近年は高齢の入院患者さんが増加する中で、ベッド上で安楽な姿勢を保持するための調整や、安全にベッドからの立ち上がりや車いすへの移動などを行うための調整を行う機会も増えています。

 

 

-看護業務の効率化の大きな一歩-
患者さんへ提供できるケアの、更なる充実につながる

 

手動ベッドの頭側・足側の角度や高さを調整するには、ベッドの足元にあるハンドルを回します。ハンドルが低い位置にあるため、しゃがんだ姿勢で行わなければならず、操作時間も1回につき1~3分程度要します。一方、電動ベッドではボタン一つで容易に調整でき、操作にかかる時間も30秒程度に短縮することができます。

 

例えば1日3回、お食事の前と後にベッド頭側と足側の高さ調整を行った場合、手動ベッドでは【 2分×食前食後6回×手動ベッド80台 】で1日あたり960分(16時間)かかることになります。電動ベッドではその1/4である4時間で調整ができることから、看護師は残りの12時間を他のケアに充てることができます。

 

 

ベッド上でお体を拭いたり、採血や点滴を行う際は、看護師の体に負担がかからないようにベッドの高さを上げて実施することが望ましいと言われています。

 

しかし、ベッドが低床の場合は高さの調整に時間がかかるため、短時間でのケア・処置を優先し調節しないままで行うことも少なくありません。電動ベッドはこうした高さ調整が簡易のため、作業の効率化だけでなく看護師の体への負担も軽減できると考えています。

 

 

 

なぜクラウドファンディングに挑戦するのか?

 

当院の手動ベッドの多くは1990年代に購入されたものですが、これまで大きな故障もなく30年以上使用し続けられてきました。しかし、今後故障した場合には部品が製造中止になっているため修理は難しく、修理できたとしても多額の費用がかかってしまいます

 

これまでも少しずつ電動ベッドへの更新を進めてまいりましたが、電動ベッドは高額であり、全てのベッドを手動から電動に更新するための予算を捻出することは非常に困難です。その背景には、新型コロナウィルス感染症対策に伴う想定外の出費や急激な物価上昇、緊急度の高い医療機器の更新を優先せざるを得ない事情などがあります。

 

そこで今回、電動ベッドを1台でも多く配置し、入院される患者さんの安心・安楽・快適さを向上するために、クラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。  

 

寄付金の使途(内訳概算)

●第一目標金額:500万円

・電動ベッド10台の導入

 

●第二目標金額:750万円

・電動ベッド15台の導入

 

 

今後も地域を支える病院として、歴代院長が提唱してまいりました「患者さんに優しく、来てよかったと思える病院」を目指して職員一丸となって専門的で質の高い医療を提供できますよう頑張ってまいります。みなさま、あたたかいご寄付をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

応援メッセージ

 

熊谷俊一 様

八戸市医師会 会長

 

 

 

 

 

 

 

 

青森労災病院は、地域医療支援病院として青森県県南地域や岩手県県北地域など広域で多くの住民の健康を守っています。我々八戸市医師会会員は、青森労災病院の支援の下診療を行い大変感謝しております。今回患者さんの利便性向上ならびに医療者の働きやすい環境整備のため電動ベットを導入されますことを心から応援したいと思います。


 

山本和輝 様

プロアイスホッケー選手 東北フリーブレイズ キャプテン No.21

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東北フリーブレイズキャプテンの山本和輝です。日頃チームドクターとしてお世話になっている前田周吾先生の所属される青森労災病院様で、手動ベッドから電動ベッドに移行するためのクラウドファンディングをされるということで、みなさまへご寄付のお願いです。電動ベッドに移行できれば、入院患者さんにとっても快適で、病院で働かれる皆様にとっても負担が軽減されることと思います。たくさんのみなさま方のご寄付をよろしくお願いいたします。


 

島守宣彦 様

南ヶ丘町内会 会長

 

 

 

 

 

 

 

 

大企業が地域に存在する影響は大きく、地域住民とのバランスある運営が求められております。そのバランスの元となるのが、地域住民との地域自治会の町内会となりますがこれには双方の理解と協力心が求められます。青森労災病院様はご理解のもと、積極的に病院職員を町内会会員入会へと勧める等町内会活動に取り組んで頂いております。お陰様で明るくきれいな町、住みやすい町が形成されました。


 

実行メンバーからのメッセージ

虻川美香子
看護部/ 看護部長

当院は急性期病棟と地域包括ケア病棟を持つミックス型の病院で、太平洋と工業地帯が見える八戸市の高台にあります。患者さんが一日の大半を過ごされるベッドは、安心・安楽・快適さが求められます。手動ベッドは患者さんご自身で操作することができないため、ベッドの高さを変えたい時にはその度に看護師を呼ばなければならず、タイムリーに対応してもらえないことが患者さんにとって大きなストレスとなります。 

入院患者さんからも、ご自身の好きなタイミングで好きな角度に姿勢を変えられるよう電動ベッドを使用したいといった要望が寄せられております。当院の手動ベッドの多くは1990年代に購入されたものですが、これまで大きな故障もなく30年以上使用し続けてきました。しかし、今後故障した場合には部品が製造中止になっているため修理は難しく、修理できたとしても多額の費用がかかってしまいます。

そこで今回、電動ベッドを1台でも多く配置し、入院される患者さんの安心・安楽・快適さを向上するために、クラウドファンディングに挑戦することを決断いたしました。あたたかいご寄付をお願いします。

 

田口 暢秀
中央リハビリテーション部/部長

リハビリテーションスタッフとして、病棟にて患者さんと関わる時に感じる事。それは「視線」の高さが、心身機能に大きく関与しているとの印象です。普段、患者さんの「視線」はベッドに寝ているため上を向いています。その先には無機質な天井しかありません。 

しかし、自力で簡単にベッドが起こせれば、そこには他の患者さんや、その患者さんのケアのために動き回るナースや医療者の姿があります。窓に目をやれば四季の移ろいを感じることが出来ます。この精神的刺激の多さは、「また外に出たい」「自由に動き回りたい」といったリハビリテーションへの意欲につながります。一日も早い生活への復帰には自分で簡単に体が起こせる電動ベッドが必要不可欠と考えます。

 

税制優遇について

本プロジェクトへのご寄付は、独立行政法人労働者健康安全機構青森労災病院へのご寄付となり、税制上の優遇措置が受けられます。※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。

 

<個人の皆様>

■所得税(所得控除)寄付金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。

 

<法人様>

寄付金の全額を損金算入することができます。

 

<寄付金領収書の発行について>

寄付をされた方には、後日「寄付金領収書」を送付いたします。

 

※寄付金領収書のお名前はリターン送付先にご登録いただいたお名前となります。確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での領収書が必要となりますので、ご注意ください。

 

※寄付金領収書の日付は、READYFORから青森労災病院に入金のある2024年5月の日付となります。このため、2023年(1~12月)の所得に対する確定申告にはお使いいただけず、2024年の所得に対する確定申告(2025年2月受付開始)を行っていただくことになりますので、ご注意ください。

 

※寄付金領収書は、2024年5月以降、同年7月までに順次発送いたします。(ご寄付の件数によっては、発送までにお時間を要する場合がありますのでご了承ください。)

 

免責事項等

▽ご寄付の前に、利用規約を必ずご一読ください。
▽クラウドファンディング達成後(ご寄付確定後)の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
▽クラウドファンディング達成後(ご寄付確定後)は、ご寄付時にご回答いただく寄付方法・住所・宛名・電話番号・質問項目等への回答内容はご寄付確定後、変更できませんのでご注意ください。お間違いのないようご注意ください。(クラウドファンディング達成前の変更方法はこちらをご覧ください。)
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

▽ページに使用しているお写真は全て掲載許諾取得済みです。

▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。

▽本プロジェクトの資金は独立行政法人労働者健康安全機構青森労災病院現金出納役田中友章が代表して受け取ります。

 

 

ギフトについてのご留意事項

※本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
玉澤直樹(独立行政法人労働者健康安全機構 青森労災病院)
プロジェクト実施完了日:
2024年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

電動ベッドの購入

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