ビルの5階にある「朝市センター保育園」は、屋上が園庭がわりです。

 

「仙台駅」から仙山線に乗って30分の「愛子駅」からさらに徒歩で30分の距離のところに保育園の畑があり、「そらのこ組(4・5歳児)」が毎年さつまいもや大根を植えて収穫の苦労や喜びを味わってはいますが、小さい子どもたちは、頻繁に電車を使って移動をするのは困難です。

そこで、屋上のプランターでも野菜を育て、日常の中でも栽培や収穫の楽しみを体験しています。

 

何の種を蒔くか、何の苗を植えるかは、子どもたちと話し合いをして決めます。
これまで屋上菜園に登場したものは、「トマト」「きゅうり」「なす」「オクラ」「とうもろこし」「しそ」「にんじん」「さつまいも」「お米」「ブロッコリー」などなど数え切れません。

 

いつも春に植え、夏から秋にかけて収穫をします。

「トマト」や「きゅうり」の夏野菜に関しては、屋上でプール遊びをしている合間に、子どもたちが収穫をしてその場で口にするというのが「あさいちっこ」流です。

また、収穫した野菜は、各クラスのクッキング活動にも登場します。

「きゅうり」と「トマト」の「サラダ」であったり、「きゅうり」と「しそ」を揉んで「漬け物」にしたりと使い方は様々です。

 

自分たちの手で種をまき苗を植え、日々水やりに勤しみ、育っていく様子を観察し、そして収穫する屋上菜園の野菜たちは、格別においしい味なのでしょう。

野菜の苦手な子も、この時ばかりは晴れ晴れとした表情で全部食べきるのです。

 

昨今は、季節に関係なく、スーパーに一年中野菜が並んでいる時代ではありますが、このように季節を潜り抜けて、野菜が大きく育っていく姿を目の当たりにすることの意味は計り知れません。

 

屋上の小さな菜園は「大きな食育の場」となっています。

 

今、屋上は、やまのこ組(3歳児)の「土嚢袋さつまいも」を残すのみとなりましたが、土の中から少し実が見えるだけでも大興奮して、収穫の時を今か今かと、楽しみに待っている子どもたちなのでした。

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