11月はカンボジアの新学期。制服や文具の支給式の様子です

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このプロジェクトを始めた大沼陽子です。

娘たちが大学生になり子育てがひと段落したとき、これからの人生どう生きていくかと考えました。その頃訪問したカンボジアで、悲しい場面を何度目の当たりにし、

豊かな日本に生まれ生活してきた自分はなんと幸せだったのだろうか、これからは、受けてきたたくさんの恩を、社会にお返ししたいという気持が押し寄せてきました。幼稚園の先生（モンテッソーリ教育の先生です）をしながらカンボジア支援に邁進しています。

11月1日はカンボジアの新学期です。（今年からそうなりました）ＡＳＡＰでは支援校の新一年生たちには、新しい制服と文具、そして通学リュックを支給しています。

その様子が学校から届きました

カンボジア学校は無料でも、貧しい子供たちは来ていく服がありません。そのために制服があるのですが、数ドルの制服すら買えません。鉛筆やノートが買えません。

もちろん自分の通学かばんだって持っていなくて、通学はスーパーのあのビニール袋です！

そんな、学校に最低限必要なものが揃えられないために、入学をあきらめたり、中退していく子供が多いことを知り、ＡＳＡＰは新一年生にプレゼントして、

「心配ないから、学校においで！！」と子ども達に呼びかけます。

子ども達に支給する通学バック。これは、支援校の貧しい家庭のお母さんたちに作ってもらったものです。

作ったお母さん達には、縫製代金が、子ども達にはリュック、というMother to Mother活動の一部です。

リュックの買い取り費用は、ＡＳＡＰに寄せられる支援金を充てています。

私たちは現地を年二回訪問して、何か今必要なのかをしっかり調査し、支援者の皆さんから寄せられる支援金を一番必要なところに届けている…これだけは自信があります！