誰もが希望を持てる未来へ挑戦する新人NGOスタッフを応援したい

西川裕也と申します。3年前に亡くなったアーユスの初代理事長、茂田の弟子僧です。茂田は浄土宗の僧侶でした。

此度のアーユスのクラウドファンディングは新人NGOスタッフを応援する趣旨のものですが、私からも皆さまへご支援ご協力のお願いを申し上げます。

茂田は社会の問題に向き合う全ての人たちのことを純粋に尊敬していました。その中で、とりわけNGO・衆生救済の世界に飛び込んだばかりの若者を応援し、背中を押すことを大切なテーマの一つとしておりました。

「俺は学歴は無ぇけど、知恵とか経験だったら人よりかは多少あるから・・・。自分に嘘つかないで今までやってきて、それで世の為人の為になってんなら、若ぇ人たちにもそういう環境を整えてやりたい。ただそれだけだ。」

って、一緒に散歩をしている時によく言っていました。

共に働いて約10年、亡くなる迄の数年間はほぼ毎日一緒にいた私からいたしますと、これは本心です。

祈りには行動が伴うことを信条とし、その言動はあらゆる意味において独創的でしたが、茂田は他人（ひと）に生き方を強要するような人ではありませんでした。その人だからこそ得ることが出来た「気付き」をいつまでも大切にしてほしいと願っておりました。

それだけに、今回のクラウドファンディングの必要性を十分に認識しております。

このプログラムによって、新しくこの業界に飛び込んできた若者たちは励まされます。社会の問題の最前線で苦慮している若者たちは自信をもって活動に取り組むことが出来ます。

誰しも、背中を押してほしい時があるかと思います。

皆さまのご支援とご協力が、アーユスを通じて若者たちの「気付き」に繋がり、地道な活動の成果が世界のどこかで困っている人のもとへ届くことを願っております。