スタッフからの想い

スタッフ藤田はダックスの老犬を昨年末に亡くし、その後、亡きこの仔への想いが何か形にできないかとアスルに入ってきたスタッフです。

私が初めてアスルに行ったとき、みんな元気よく迎えてくれて自然と笑顔になりました。

攻撃的な仔はおらず、大きい仔も小さい仔も同じ空間で仲良く楽しそうに過ごしている姿に驚きもしました。

心無い人間からの虐待、飼育放棄などでセンターに収容され殺処分寸前だった仔とは思えないほどでした。

そうなるまでには大変なこともたくさんあったと思います。その仔にあった飼育方法や接し方を見つけ、たとえ時間がかかったとしてもできるだけその仔のペースに合わせ、お世話したから今があるのだと思います。

疾患がある仔や寝たきりの仔には必要な医療をかけ、その仔に合わせたご飯をあげ、様々なケアをし、24時間365日愛情を注いでます。

そんな素晴らしい活動に感銘を受け、私も看取りボランティアに携わりたいと強く思いました。
 
一匹でも多くの命を救い幸せへとつなぎたいという気持ちです。ただそう思う一方でその活動には限界があり、どうしようもないこともたくさんあります。

それでも今、自分ができることを精一杯やり、第二の犬生をアスルで穏やかに過ごし、最期まで幸せに暮らしてほしいと心から願っています。