他に買い手がない馬を購入。学生が育成し、競走馬デビューへ

支援総額

8,115,200

目標金額 7,200,000円

支援者
530人
募集終了日
2019年10月4日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 


 

新型コロナウイルスの感染拡大により、

暗いニュースが飛び交うこのタイミングで

第三回クラウドファンディングに挑戦することを選びました。

 

その理由は、

殺処分を強いられる可能性のある馬が、

例年に比べ、大きく増えると予想されているからです。

そんな馬たちを1頭でも多く救います。

 

今回も皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

https://readyfor.jp/projects/bajigaku03

 


 

 

1歳馬は、年に6回程度のセリが行れ、
10月のオータムセールが最後のセリとなります。


もしもここで、買い手が見つからなかったら…

 

乗馬も競馬も、爆発的な人気を誇る裏側で抱える3つの課題について動画にしました。

 

ご支援方法についてはこちら

 


 

はじめに

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。東関東馬事専門学院(通称:バジガク)の運営に携わる「株式会社 馬事学院」代表取締役の野口佳槻と申します。

 

皆さまは、競馬業界が抱える課題をご存知でしょうか。

 

① セリで売れ残った馬の処遇

② 馬産業を支える若手人材の不足

③ 引退した競走馬たちの処遇

 

私たちはこの3つの課題を解決するための仕組みづくりや事業を実施しています。

◉競馬が抱える課題について、詳しくはこちら

 

その一環で、昨年9月に初の試みとして、北海道で行われた1歳馬最後のセリ「オータムセール2019」で、他に買い手がない馬たちを購入するためのクラウドファンディングを行い、本当に多くの方のご支援をいただきました。ありがとうございました。

 

. . . . .

 
前回のプロジェクトはこちら

. . . . .

 

昨年に続き今年も、1歳馬の最後のセリといわれる北海道の新ひだかで10月に開催される「オータムセール2019」に参加します。第二弾プロジェクトも、皆さまと一緒に成功させたいと思っています。どうか応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

微力だと感じながらも、活動を続ける理由

 

2008年以降10年間、セリでの1歳馬の取引頭数と売買総額は毎年最高値を更新し、2018年には1,897頭(総額190億8,300万円)にもなりました。一方で、売却率は71.3%ほどで、4頭に1頭は買い手が見つからない現実があります。(参照:馬市.com

 

私たちのこの取り組みは、市場全体の主取数から見ると、たった1%にも満たない微力なことかもしれません。しかし、私たちがこの活動を続けることで、他の買い手の方に、処遇問題へ取り組むきっかけを届けられる可能性があります。

 

そのため、この活動を広めることが、“速いだけが価値ではない”という馬の未来を作っていく一歩になると考えています。

 

 

また、昨年クラウドファンディングを通じて購入させていただいた買い手がない5頭の馬たちは、東関東馬事高等学院・東関東馬事専門学院の「馬を扱うための授業」で活躍しました。

 

そして、学生たちが一生懸命管理する中で、2019年6月までに大井競馬の能力試験に合格し、競走馬としてデビューを迎えたのも事実です。(※昨年の余剰金を活用して購入したバジガクチュラは除く)

 

◉前回購入した6頭の馬(バジガクハート・バジガクレオーネ・バジガクミラージュ・バジガクモミジ・バジガクサラベル・バジガクチュラ)の紹介はこちら

◉前回購入した馬の馴致調教に携わった学生の声はこちら

 
昨年購入した1歳馬が本校に到着した様子
本校にやってきた1歳馬たちを眺める学生たち
「新しい家族が増えた」
そんな気持ちで学生たちは馬たちを迎え入れました。

 

 

今回のプロジェクトについて


今回の挑戦では、皆さまからいただいた支援金で、2019年10月15日(火)〜16日(水)に北海道の新ひだか町で開催される1歳馬最後のセリに出向き、「他に買い手がない1歳馬」を7頭購入します。(※もし余剰が出た場合、昨年同様に購入頭数を増やします)

 

千葉県八街市にある東関東馬事高等学院・東関東馬事専門学院で学生がその馬たちの管理や、鞍付け・馴致調教などを行い、競走馬として、競馬場に送り出すまでの一連のプロセスを担います。さらに現役競走馬として活躍している間の休養や馬の管理・再調教なども継続して行い、競走馬の育成管理も手掛けます。

 

そして、基本的には「南関東競馬(大井競馬場・船橋競馬場・川崎競馬場)、名古屋競馬場・岩手競馬場(水沢競馬・盛岡競馬)、門別競馬場などの地方競馬」でのレース参加を目指します。

 

また、購入した馬たちは、万が一、競走馬としてデビューできない何らかの事情があっても、また早期に現役を引退したとしても、命が続く限り学生たちを通じて第二の馬生である乗用馬としての再出発に向けたリトレーニング(再調教)に励みます。

 

そして、たくさんの人に愛され、いつまでも必要とされる存在として、本校がしっかりサポートしていくことをお約束いたします。

 

競走馬が50万円?
市場では評価されない馬たちをこの後…本校が購入しました
はじめて人を乗せるバジガクハート号
手間と時間をかけながら、1頭1頭大切に育てました
学生たち皆で1歳馬を育て、
美時にデビューできるよう毎日トレーニングを…。

 

 

購入した馬の目指す道

 

将来、馬に関わる仕事を目指す当学院の学生たちに「生きた教材」の価値を学んでもらうと同時に、行き場の失った馬たちが競走馬としてのデビューを、飾ることができる可能性が出てきます。

 

「市場で評価されなかった馬」が「学生たちに必要とされる存在」となり、「支援者様から注目(応援)される馬」になることが本挑戦の大きな意義だと考えています。

 

また、今回ご支援してくださった皆さまには、一緒に「馬たちを競馬場で応援している」ような臨場感を味わっていただくために、新着情報やSNSなどで、随時、馬の近況もお知らせします。

 

是非このプロジェクトを1人でも多くの方々と一緒に成功させ、殺処分を強いられる馬や引退馬の支援を継続的に行っていきます。そのためには皆さまのご支援、応援が大きな後押しになります。何卒、よろしくお願いいたします。

 

国内最小の競走馬(313㎏)でデビューとなり、話題となったバジガクモモジ号
これまで手掛けてきた馬たちのデビューを、競馬場で見守る学生たち
無事に走り遂げた馬たちの頑張りを見て、
何とも言えない感動に包まれた瞬間でもありました。

 

Q&A − よくあるご質問

 

− セリについて

 

「馬体の形(身体の大きさ・バランス・形)の善し悪し…」「血統…」「将来性を感じる…」など、プラス要因を見込んで「入札」し、購入価格を競います。

 

今回は、そのセリで「他に買い手がない(市場では評価されなかった)馬」を購入対象としているため、「馬体の形(身体の大きさ・バランス・形)の善し悪し…」「血統…」「将来性を感じる…」など一般的にマイナスと思われる要因が含まれています。

 

そのため、他の馬に比べると体が発達しきれていない馬や、少食な馬たちも存在します。そうした馬たちには「適度な運動と飼料の好みなどを選別しながらも、できるだけ栄養を考え複数回に分けて与えたり、飼い葉をしっかりかみ砕けるよう、歯の矯正や口の治療を行ったりします。また、定期的に獣医さんや装蹄師さんと相談したりと、他の馬たちと比べ、購入してからも比較的「手間と時間」がかかるのは事実です。

 

しかし、その「手間と時間をかける」ということに大きな意味があると考えています。試行錯誤しながらも、セリで購入してから競走馬としてデビューするまでのすべてのプロセス(日頃の管理や運動など)を学生たちと共に担い、可能性を一つひとつ広げていきます。

 

. . . . .

 

− 他に買い手がない1歳馬の定義について


ここでいう他に買い手がない1歳馬とは、次の2パターンとします。

 

① セリに上場したものの購入希望者が存在せず「主取り」となった後に、当学院が売り主さんと再交渉し「再上場」でのファーストコール(最初の挙手)で手に入れた1歳馬

 

② セリに上場し、他にコールが見受けられず「主取り」となりそうと当学院が判断し、ファーストコール(最初の挙手)で手に入れた1歳馬

 

※いずれも一人目の挙手としてのみ入札し、それを上回る二人目以降の挙手が見受けられた場合は、「他に買い手がいる馬」と判断し、今回のプロジェクトでの購入対象外とさせていただきます。

※なお、今回のプロジェクトで購入させていただいた馬が、「競走馬としてデビューすることを保証」している訳ではありません。馬の状況や調教過程においてデビューできない馬が生じる場合もありますので予めご了承ください。

 

. . . . .

 

− 本プロジェクトで購入させていただく馬が稼いだ賞金4割の使い道について

 

今回のプロジェクトで購入させていただいた1歳馬たちを対象とした新馬戦が始まるのは、2020年4月以降となります。

 

2020年4月(2歳)から2023年3月(5歳)の間に、この馬たちが競走馬として活躍し、獲得した賞金(付加賞金や手当などは除く)の4割を、当学院を通じて「行き場のない引退馬たちの何らかの支援」に充てさせていただきます。支援用途については新着情報やSNSなどで更新させていただきます。

 

※4割の理由としては、調教師・騎手・厩務員さんの人件費、馬の管理費(預託費用)など必要経費を差し引いた全額となります。

 

. . . . .

 

− 命名権のリターンについて

 

本プロジェクトのリターンのうち、[【クラウドファンディング限定/特別プラン】購入馬の命名権]に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

 

【今回の資金使途】

・馬の購入費(7頭):7,000,000円

※もし余剰が出た場合、昨年同様に購入頭数を増やします。

北海道から千葉への馬輸送費:200,000円

・手数料(税込):1,088,640円

・オプション手数料(税込):32,400円

 

必要金額合計:8,321,040円

※この内の720万円のご支援をお願いいたします。

 

【支援者マニュアル】

ご支援方法については、以下リンク先のマニュアルをご覧ください。

 

■アカウント作成の手順

・メールアドレスでの登録はこちら

・Facebookアカウントでの登録はこちら

 

■ご支援の流れ

・プロジェクトを支援する流れはこちら

 

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プロフィール

小学時代から乗馬を始め中学時代・高校時代は、大阪にある杉谷乗馬クラブに所属し馬術スポーツに励み、全日本ジュニア選手権大会・国民体育大会にも出場し、日本大学法学部(政治経済学科)日本大学馬術部に所属。96年/全日本学生馬術選手権大会・全日本学生(総合馬術)の両方で優勝など、96年全日本学生ランキング2位の成績をあげました。大学卒業後は、競馬と乗馬の両分野での馬産業を支える『若手の人材発掘⇒育成⇒輩出』を手掛け、未経験からのJRA日本中央競馬会の騎手・厩務員の輩出、日本全国の牧場(生産牧場・育成牧場)や、乗馬クラブ・観光牧場などに数多くの人材を送り出し、少子高齢化や現場での未経験者育成の困難状態に対応すべく様々な取り組みを行うため「東関東馬事高等学院・東関東馬事専門学院(通称:バジガク)」を運営。

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リターン

5,000


【社会人限定】お気持ちプラン

【社会人限定】お気持ちプラン

■ 今回購入した馬の紹介を踏まえた「サンクスレター(お手紙)」

■ 今回購入した馬の紹介を踏まえた「パンフレット冊子」

■ 今回購入した馬の「クリアファイル」

申込数
202
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

9,800


【数量限定】アドマイヤジャパンのたてがみ

【数量限定】アドマイヤジャパンのたてがみ

繁用先のヴェルサイユファーム様よりご提供いただきました。

■ アドマイヤジャパンのたてがみ
※毎日の手入れの中で、抜け変わるたてがみを集めました。無理に抜いているわけではありませんので、ご理解のほどお願いします。

●お礼のメール

申込数
38
在庫数
62
発送完了予定月
2020年3月

5,000


【社会人限定】お気持ちプラン

【社会人限定】お気持ちプラン

■ 今回購入した馬の紹介を踏まえた「サンクスレター(お手紙)」

■ 今回購入した馬の紹介を踏まえた「パンフレット冊子」

■ 今回購入した馬の「クリアファイル」

申込数
202
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

9,800


【数量限定】アドマイヤジャパンのたてがみ

【数量限定】アドマイヤジャパンのたてがみ

繁用先のヴェルサイユファーム様よりご提供いただきました。

■ アドマイヤジャパンのたてがみ
※毎日の手入れの中で、抜け変わるたてがみを集めました。無理に抜いているわけではありませんので、ご理解のほどお願いします。

●お礼のメール

申込数
38
在庫数
62
発送完了予定月
2020年3月
1 ~ 1/ 29

プロフィール

小学時代から乗馬を始め中学時代・高校時代は、大阪にある杉谷乗馬クラブに所属し馬術スポーツに励み、全日本ジュニア選手権大会・国民体育大会にも出場し、日本大学法学部(政治経済学科)日本大学馬術部に所属。96年/全日本学生馬術選手権大会・全日本学生(総合馬術)の両方で優勝など、96年全日本学生ランキング2位の成績をあげました。大学卒業後は、競馬と乗馬の両分野での馬産業を支える『若手の人材発掘⇒育成⇒輩出』を手掛け、未経験からのJRA日本中央競馬会の騎手・厩務員の輩出、日本全国の牧場(生産牧場・育成牧場)や、乗馬クラブ・観光牧場などに数多くの人材を送り出し、少子高齢化や現場での未経験者育成の困難状態に対応すべく様々な取り組みを行うため「東関東馬事高等学院・東関東馬事専門学院(通称:バジガク)」を運営。

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